2020年長月便り

皆様
残暑お見舞い申し上げます。いい加減にしろと言いたいぐらいの猛暑が続いていましたがここにきてやわらいできました。
突然の総理大臣辞任は想定の範囲ではありましたがいざことが起きるとやはり驚きです。次期総理が最大の関心事でしょうが概ね予想できそうです。
まだまだ酷暑が続く予報なので体調管理は万全を期した方がよろしいようです。
ネタ切れですが今月の便り添付します。

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2020年長月便り
 こんにちは。残暑お見舞い申し上げます。長梅雨の後は猛暑となかなか期待通りの天候にはなりませんが、皆さま如何お過ごしでしょうか。3月以降月に数回近所のコンビニかスーパーにしか出かけない巣籠生活がなんと6か月も続いていますが何とか生きていると言った感じです。この間後輩ですが弔電を打った友人が二人、元職場の同期生が1人亡くなっています。こういう生活をしているといよいよ話題が欠乏して何も考えつかないから困ってしまいます。なんだかんだと言いながらそれでもこの18年間月末になるとそれなりの話題で書き繋いできましたがいよいよ今月はダメか、休刊かこれも新型コロナのなせるものかと勝手に理由付けしたくもなります。身の回りで起きた事件ですがいわゆるフィッシング詐欺に遭遇したことでしょうか。近所のコンビニの店長さんの奥さんがおかしいと判断し警察に通報してくれて助かりました。この事件名前は伏せられていましたがタウンニュースにしっかり載っていました。どういうことかというと突然パソコンが動かなくなってしまい解消するために画面に表示された電話番号に電話しろと言う事から連絡を取ると直しの費用としてアマゾンの電子マネーカード¥30000を購入せよとの要求でした。コンビニからの通報で警察官が来てくれて自宅のパソコンを前に相手と会話してくれてごちゃごちゃ言い合っているうちに何とか収まりました。相手は海外からの電話でマイクロソフトのIDや氏名、写真などを示していました。当然詐欺を疑ってはいましたが3万円で済めばいいかといった対応が間違いのもととちょっとだけ反省した事件でした。
問題提起という点では今月はこれかなというテーマがあります。それは日本のメディアの問題点です。①日本記者クラブの問題、②クロスオーナーシップ問題、③電波放送利用料④新聞再販制度と視聴率といった点が指摘されていますが、我々のように流れてくるニュースなり映像をただ眺めている読者なり視聴者では余程注意深くないと何が問題かわからないのが実情かと思います。新聞を何紙も並べて読み比べるわけでもなく、テレビのニュース番組を録画して各社の主張の違いを読み取るようなことは全くしないのでそれなりにまた同じようなことを繰り返して取り上げているなというぐらいの認識しかありません。クロスオーナーシップ問題ですが、新聞社、テレビ局、ラジオ局などのメディアが、まとめて一つの資本系列になっていることということですが、これによって、新聞社がテレビ、ラジオ局を批判すること、またはその逆は全くできないようになっていて、互いの腐敗や不祥事(悪いこと)は一種の情報操作でありきたりの報道しかしません。またメディア全体として護送船団方式をとっているため、メディアの新規参入が困難になっています。海外では、言論の自由と多様性を保障するため、より多くの者がメディア事業に参画できる機会を与えることが必要だと考えられており、そのため資本が集中しないような規制がかけられているようです。テレビ局が出す内容は、もちろん記者クラブからの情報であり、読売新聞ー日本テレビ朝日新聞テレビ朝日日経新聞テレビ東京産経新聞ーフジテレビ、毎日新聞ーTBSとなっていて、記者クラブは役人からの情報をそのまま出すため、その情報を受け取る5つのキー局は1色の報道しかしません。当方の場合、誰がコメンテーターかによってチャネル選択していることが多いかもしれません。ただ、昔と明らかな環境差はインターネットとSNSの普及でしょうか。良きにつけ悪しきにつけ個人が全く自由に発信し、それがそれなりに機能していることです。いずれにせよ情報の吟味が益々重要だと言う事でしょうか。ところで何よりの関心事は日本の総理大臣はどなたがなるのか、どなたが選ばれるのかでしょうか。各派閥のうごきから菅義偉が確実だとは思っていますが、あくまでつなぎ役としてはもってこいの人材ですが、全く面白くない候補者でもあります。つなぎ役に繋いでもらっている間に来年の総裁選にはかの人はしっかり党内地盤固めが必要でしょう。
2020年9月1日