2026年水無月だより

皆様

 6月に入ったばかりなのにもう台風予報です。以下気象庁の現段階での予報です。

台風第6号は、1日5時には宮古島の東南東にあって、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径185キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。台風は、今後発達しながら沖縄の南を北上し、2日からは東よりに進路を変えて、3日は暴風域を伴ったまま関東甲信地方に接近するおそれがあります。神奈川県では、前線や台風本体の発達した雨雲により、3日は警報級の大雨となる所がある見込みです。

----------------------------------------------

2026年水無月だより
  こんにちは。梅雨入りの季節ですが如何お過ごしですか。もう覚えていないと思いますが、昨年(2025年)の梅雨は本州のほぼ全域で『記録的に早い梅雨入り、梅雨明けで梅雨期間は非常に短く雨量は全国的に少なく、その後の夏は観測史上最も暑かった』という『異例の梅雨』でした。今年の梅雨入り予想ですが、沖縄・奄美はすでに梅雨入り(平年より早い)し、九州〜東北は平年より遅く(6月上旬〜下旬)、関東は6月中旬が最有力だそうです。今年の特徴ですが梅雨入りは遅く、雨量は平年並みか多く、6月後半〜7月前半に大雨リスクが高いとのことです。さてこの時期になるとラッキョウが頭に浮かびます。既にネットで発注済みですがまだ品物は届いていません。ちなみに2kgで送料込み2222円の鳥取産の商品です。我が家のラッキョウの食し方ですが以前にも記載しましたがまだ生臭さが残る塩ラッキョウです。購入したラッキョウを泥が無くなるまでよく洗い、あら塩一掴みを振りかけ、ビニール袋でよくまぶしプラ桶で3~4日適当な重しを載せ漬け込みます。これをまたよく水洗いし根の部分を一つ一つ包丁で切り落とします。保存容器に入れ、冷蔵庫で保存し食べる量だけ出し醤油を少量たらし食します。甘酢に漬けるのが普通ですがラッキョウの生臭さが残るこの塩漬けが絶妙な大人の味なのです。さらにこの時期は庭の琵琶が収穫期を迎えますが、我が家の琵琶は結構コクがありとてもうまいのですが採るのが大変です。この時期だけと言うと庭のマルベリー、桑の実ですが蚕の餌の桑も実はなりますが、トルコ桑という品種だと実が大きく食用としてはもってこいの品種です。10年以上になると思いますが苗木を購入して植えた木が毎年実をつけてくれます。梅もこの時期に採れます。毎年10kg以上収穫していますがここ2~3年処置するのが大変で昨年は大半を廃棄してしまいました。処置とはご存じ梅干しと梅酒でさらに言うと梅ジャムなどです。ヤマモモもしかりです。ヤマモモ酒はピンクできれいな食前酒になりますがここ数年面倒なので作るのをやめてしまいました。歩行困難化が顕著に出だして半年以上になりますが、庭の放置もできず、昨年秋は庭の雑草化を防ぐ意味で従来のチューリップの代わりにソラマメがよかろうと植えたのでした。これが大当たりで雑草はそれなりでしたが、5月半ばソラマメの収穫をしたところ大ざるいっぱい採れたのです。近所のかみさんの仲間に30粒おすそ分けしたら大喜びでした。その跡地に今年もトマトの植え付けをやっとのこと終えたのが5月20日頃ですが現在順調に育っています。狭い場所の家庭菜園のトマト栽培は連作障害をどうやってなくすかが頭の使いどころで結構難しいのです。4月になってから20粒の種をまいたのですが通常発芽率80%ですが12株ほどの苗ができました。家庭菜園に向くトマトは中玉トマトがよろしいでしょう。ミニトマトではなく中玉がいいと思います。作りやすいし食べ応えがあります。連作障害対策ですが色々試しています。例えば土壌改良材や土のリサイクル材を使います。今年使用したものですが「大宮グリーンサービス土の再生材 25L」、「ソワレ土ふっくら堆肥 30L」、「花ごころ花ちゃん培養土 25L」ですがヨドバシドットコムで3点¥3960でした。経済的に見ればトマトはスーパーで購入した方が圧倒的に安いのですが花壇を草茫々にしておくわけにもいかずこの程度は庭維持のための必要経費なのでしょう。トマトの苗を定植するとき先ず上記の再生材とたい肥をばら撒きよく耕します。支柱を12本等間隔にしっかり立てます。支柱を中心に苗を植える少し大きめの穴を掘ります。ハイポネックスを入れた水をたっぷりまき、苗をおき、新しい『未』使用の培養土で苗を覆い再度水をたっぷり撒きます。最近便利な支柱誘引クリップなるものが売っており簡単に支柱止めし完了です。ところでこのブログですが今月も何とか掲載出来ましたが、これが最後かという予感がし出していますがでは次回また。                                    2026年6月1日

2026年皐月便り

皆様
 春の名残をわずかに残しつつ、季節はゆっくりと初夏へと歩みを進めています。
新緑の色が濃さを増し、風が心地よく感じられる5月となりました。いかがお過ごしでしょうか。
体調は日々年寄りであるが故の現象に悩まされているのが実態ですが今月も何とか掲載にこぎつけました。

-----------------------

2026年皐月便り。
 こんにちは。新緑(若葉)が鮮やかで、ツツジやフジ、ハナミズキが見頃を迎えます。ゴールデンウィークの大型連休に入りました。食べ物では、タケノコ、山菜(セリ、タラの芽)、イチゴ(露地栽培)などが旬を迎えます。このブログ毎月テーマ設定に悩む日が続いていますが今月は投資活動について持論をまとめてみようかと思っています。個人投資家版インテリジェンス機能(4ステップ)ですが、まず方針定義として簡単に言えば『ポートフォリオを考えた分散投資』で①インカム最大化②BtoB/BtoCバランス③資産三分割法(REIT=土地、銀行株=金)④長期安定性、を挙げられると思います。考え方は人さまざまで、絶対的なものではありません。定年直前から始めた投資活動ですが当初は明確な目的意識・定義などなく、リタイアーは収入が全く閉ざされるので何とか稼がねばという単純な動機だったと思います。悠々自適は早くから決めていましたが経済的保証は全くなく年金だけが唯一の収入源ではと寂しい限りでした。2002年に60歳定年を迎えたのですがその時の経済環境はと言えば2001年のITバブル崩壊と米同時多発テロで世界経済は急減速したが、2002年は米国の財政・金融緩和により生産が回復し、アジアもIT輸出を中心に持ち直してきたところです。一方日本は、輸出増加で生産が改善したものの、デフレと不良債権問題が深刻で、民間需要は弱く、金融緩和を継続して景気下支えを図ったというような状況でした。持ち株会で所有していた自社株も額面(50円)割れの38円程度だったので、社長に退職挨拶に行ったときぬけぬけと株価を何とかしてほしいといったことを覚えています。当時の社長下妻さんは6歳先輩ですが彼が薄板部長時代業務上それなりの付き合いがあったのでそんなことも言えたのでしょう。思い出話より本題ですがわずかな退職金を元手にどうやって稼ぐかの実践です。投資はあくまで長期で3か月~1年というレンジで考え短期売買はしないと考えていました。これは結構基本的なことで大事なことだと思います。株価は変動が激しく一喜一憂しては疲れるだけです。一攫千金など決してありませんが低金利の中、預金では資産は目減りを続けているというリスクを抱えていることを知るべきです。証券会社との付き合いですが担当の男性社員はうるさく売買を言ってくるので事務処理を確実にやってくれる女子社員にしてくれとはっきり言いました。投資対象企業は新聞・テレビ・ネットなどの情報をもとに徹底研究が必要です。そういったような初期の投資行動でしたが、四半世紀しこしこ続けて今に至るといったようなことです。現在ほぼ確立した方針の①インカム最大化ですが短期売買は原則しないのでこうなると高利回り企業を探し、こういった企業を少しずつ増やしてゆくしかありません。②BtoB/BtoCバランスですがどういうことかというと投資先企業がどういった企業か持ち株企業構成のバランスを考えるということです。鉄鋼のような企業とデパートのような企業は企業行動原理がまったく異なります。投資先が多岐にわたる場合偏ったものにならないようバランス考えることが必要かと思います。③資産三分割法ですが資産を 現金・株式・不動産の3種類に均等配分することで、景気変動やインフレなどのリスクを相互に補完し、長期的に安定した資産形成を目指す方法。現金は流動性が高く安全性がある一方、インフレに弱い。株式は成長性と収益性が高いが価格変動が大きい。不動産はインフレに強く安定収入が期待できるが換金性が低い。これらを組み合わせることで、一部が下落しても他が補う“安定性の高いポートフォリオ” を構築できる。この考え方の応用を持ち株に当てはめるというものです。④長期安定性ですが先行きあまり長くないと考えると同時に、高齢になると用心深くなるものであまりけちけちした暮らしはしたくないのも事実です。こういった投資哲学は25年の歴史の積み重ねでできあがったものですが山あり谷ありの投資活動ではあります。         2026年5月1日 

                                               ------------------------------- 
 
<追伸>
長々の文章で読むのが面倒な人(せっかちな人・高齢者)のために要約すると以下の通りです
【投資哲学:25年で育てた「分散投資という暮らし方」】

基本方針(4つの柱)
1)インカム最大化
   ─ 高配当株を中心に長期保有
   ─ 配当を生活の安定と再投資の源泉に
2)BtoB / BtoC バランス
   ─ 企業の性質を理解し、偏りを避ける
   ─ 景気敏感(BtoB)× 生活安定(BtoC)の調和
3)資産三分割法の応用
   ─ 現金:流動性と安全性
   ─ 株式:成長と収益性
   ─ 不動産(REIT):インフレ耐性と安定収入
   → REIT=土地、銀行株=金 と見立てて分散
4)長期安定性
   ─ 短期売買はしない
   ─ 無理をせず、生活と投資の調和を重視
   ─ 「ケチケチしないが慎重に」続けられる形をつくる

 

【投資の姿勢】
・3か月〜1年のレンジで考える  
・企業情報は新聞・テレビ・ネットで徹底調査  
・証券会社とは適度な距離感  
・年金で生活、投資インカムは生活の潤いと将来の安心へ  
・山あり谷ありでも、25年続けてきた積み重ねを大切に

 

【投資の目的】
「生活を支えるもう一本の柱をつくること」
「資産が生活を支え、生活が資産を減らさない循環」

月探査「アルテミス計画」宇宙船 地球に帰還 太平洋に着水

歴史的な出来事なので記録として掲載させていただきます。例によってNHKニュースよりの転載です。

---------------------------------------------------

 

月探査「アルテミス計画」宇宙船 地球に帰還 太平洋に着水
             2026年4月11日午前4時58分(2026年4月11日午前9時35分更新)

アメリカが主導する国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」で打ち上げられた宇宙飛行士を乗せた宇宙船は、日本時間11日午前9時すぎ、太平洋に着水して地球に帰還しました。

宇宙船は10日間の日程で月の裏側を回り込むように飛行し、半世紀ぶりに人類が地球から最も離れた距離の記録を更新しました。

NASA=アメリカ航空宇宙局は、「アルテミス計画」で2028年を目標にアポロ計画以来となる宇宙飛行士による月面着陸を目指していて、宇宙船は日本時間の今月2日から10日間の日程で、この計画では初めて宇宙飛行士を乗せて飛行しました。

宇宙船はアメリカとカナダの宇宙飛行士4人を乗せて月の裏側を回り込むように飛行し、6日目には人類が地球から最も離れた距離に達しました。

地球からの距離は40万6700キロ余りで、1970年に打ち上げられたアポロ13号の記録を6600キロほど更新しました。

またこの記録を達成する直前に宇宙船は月に最も接近し、宇宙飛行士は地球からは見ることができない月の裏側のクレーターなどを、写真や動画に収めました。

このほか宇宙飛行士たちは、地球との通信環境や宇宙船の生命維持装置の作動状況も確認しました。

土井隆雄さん「人類が月に住む第一歩になった」

宇宙飛行士としてスペースシャトルで2回にわたって宇宙に滞在した土井隆雄さんは、帰還時の経験を振り返りながら、「地球の大気圏に入るとヘルメットがすごく重くて、頭がどんどん下を向いてしまうことがあった。彼らは無重力に慣れているので、体の重さをすごく感じると思う」と話していました。

また、今回の飛行を振り返り、「すばらしいミッションで、人類が将来的に月に住む第一歩になったと思う。人が月に行けるということは恒久的に住む基地をつくることができるということで、月社会ができ、次は火星に行くというように、人類の宇宙への発展が今後も続いてほしいと思う」と話していました。

一方、アポロ計画では何度も月面着陸に成功していたにもかかわらず、その後、宇宙飛行士が50年以上月に近づけなかったことについて、「アポロ計画はアメリカと旧ソビエト連邦という国と国との対抗意識のもと、国の威信をかけて巨額のお金を費やしたミッションだったのに対して、今回のアルテミス計画は経済的なものが考慮されたミッションだ」と指摘し、「人類が宇宙に展開する際、それがペイできるのかが非常に重要で、国の威信をかけたミッションから経済的な活動として成り立つまでに、50年の歳月が必要だったのではないか」と分析していました。

そして、次の世代に向けて、「今の10代の皆さんが20代や30代になる頃には多くの人が月に行けるようになるはずなので、自分が何をしたいのかを考えながら今後の月や火星の宇宙開発に参加できるよう頑張ってほしい」とメッセージを送りました。

2026年卯月便り

皆様
 本格的な春です。ことしの桜の開花は 全国的な傾向として平年より早い開花が中心で、特に 東日本・西日本は“開花ラッシュで3月中旬の高温がつぼみの成長を一気に加速させました。3月16日〜17日開花スタート高知・岐阜・甲府(3/16)、岐阜過去最速タイ、甲府1953年観測開始以来最速名古屋(3/17)過去最速タイ、3月19日に東京が開花平年より約6日早いといったような感じでした。
2026年の桜前線を今日現在で総括すると東京・名古屋・京都・大阪など主要都市はすでに満開を迎え、関東・東海・近畿では3月末から4月初旬にかけて見頃のピークに入りました。東北では仙台が3月31日に開花し、4月上旬〜中旬にかけて満開が広がる見込みです。北陸も金沢・富山が3月末〜4月初旬に開花し、満開は4月4〜8日頃と予想されています。北海道は札幌が4月24日開花、4月28日満開の見通しで、道南から道北へと5月上旬にかけて前線が進む予測です。

-----------------------

2026年卯月便り
 こんにちは。今月は何を書くか色々考えたのですが日に日に老いを感じる今日この頃、記憶が確かなうちにと思ったのがこのテーマです。生まれてこの方住んでいた場所ですがなんと10回も引っ越しを繰り返してきたのです。出生地から始めると神奈川県逗子町です。1954年(昭和29年)市制施行、逗子町が逗子市となる前の1942年生まれなのでそういうことになります。場所は逗子小学校の裏側で現在の住所でいえば逗子4丁目になります。現住所は5丁目ですが貸家として戦前に建てられたもので大学在学中なのか何故か引っ越し作業を全く覚えていません。就職直後から関西にいたのでその時かもという気もします。浪人中は空き家だったので留守番がてら友人と二人でこの空き家に寝泊まりして受験勉強をしたのは確かです。1966年就職、会社の独身寮に入ったのが2回目の引っ越しです。阪急箕面線の桜井というのが最寄り駅で大阪府箕面市桜井というのが正式な住所です。3回目の引っ越しは結婚でした。借り上げ住宅で社員が転勤等で不在になった住居を会社が借り上げまた貸しする制度です。甲子園に集合住宅もあったのですが集合住宅が嫌で当時同じ部にいた先輩が鹿島に転勤になるというので頼み込んだらお前ならよかろうということで住まわせてもらいました。最寄り駅は阪急神戸線夙川から分岐する阪急甲陽線の苦楽園口という駅で住所は西宮市豊楽町という閑静な住宅街で新婚生活はこの一軒家からのスタートでした。当時社宅は5年間のみというルールだったのでしょうがなく自前で家を持とうと色々物色したのですが、阪急西宮北口駅近くに新築マンションが売り出されたので会社のローンで購入して4回目の引っ越しをしました。正式の住所は西宮市高木東町です。自分の家を持つと転勤するとまことしやかに言われていたのですが全くその通りになりました。購入したマンションは会社に借り上げてもらい、同期の友人に一時貸しましたがその後あまりに賃料が安かったので、自分で不動産屋を見つけ一般に貸し出しました。結局のところ42年間所有のうち自分で住んだのは3年間でした。無事借金も返し、42年後の売却時も購入価格の倍程度で売れたので阪神淡路大震災の修繕費を含めても損得チャラというような感じでした。5回目の引っ越しは入社後11年目での東京への転勤です。転勤希望通りでしたが、住む場所が肝心で職住接近とばかりにJR山手線目黒駅から徒歩10分の住所は東京都目黒区上目黒です。山手通りと目黒通りが交差する場所で目黒駅から目黒通り沿い権之助坂を下った先の 上目黒エリアにあるバスケ部員用に1棟借り上げたアパートの1室でした。都心のど真ん中で便利は便利でしたが空気はもう一つで自動車の排ガスの煤が窓枠などにこびりつくような感じでしたが便利さは抜群でした。6回目は会社の社宅整理の事情で引っ越しを余儀なくされ、世田谷区桜にある管理職用アパートで前が東京農大で横は馬事公苑という環境は良かったのですが交通はもう一つでバスを使っての最寄り駅は東急田園都市線の用賀駅でした。7回目はいよいよ関係会社への出向で場所は富士山のふもとの愛鷹山のふもとの静岡県沼津市高砂町というところで通勤手段がなく運転免許をここで取りました。ここも予想外に3年で東京本社に戻ることになり8回目が東京都杉並区和泉というところで最寄り駅は丸の内線方南町という駅です。借り上げ住宅の一軒家でしたが持ち主が売却するということで早々に追い出され、9回目は東京都練馬区上石神井にある管理職用アパートでした。最寄り駅は西武新宿線上井草という駅ですが、ここは武蔵野三大湧水池のひとつ「三宝寺池」を含む自然豊かな石神井公園が近くにある場所です。定年後は再就職をせず悠々自適生活で逗子に戻ろうということから現在の家を建て直したのが1999年12月で60歳定年が2002年でしたので定年3年前のことで最後の10回目の引っ越しでした。親父が亡くなってから母親が一人で住んでいたのですが、その後施設にお世話になり空き家状態での建て替えでした。何とか無借金で建てたのは良かったのですが老後資金はゼロとなってしまいました。こうやって振り返ると引っ越し先それぞれいろいろな思い出があり、家財道具はかなり傷みましたが、住めば都でよかったことの方が多いような感じでした。では次回までお達者で。

2026年4月1日

2026年弥生便り

皆様

 いよいよ春です。三寒四温ですが、日本では意味が少し変化し、冬の終わり〜春先の寒暖差の大きい時期を表す表現として定着しています。まさにこれからしばらくこんな状態が続くと思いますが体調維持にご留意ください。

--------------------------------------------

2026年弥生便り
 こんにちは。気候の極端化がもろに出たのが先月でした。日本海側の大雪と太平洋側の干ばつはどうもセットのようです。もとは地球温暖化の影響とのことです。2月に夏日が現れるなど、色々な自然現象のデパートのような月でした。「安定した気象」と変な言葉ですが当たり前でいて当たり前ではないのかも知れません。特に農業には必須です。日本ではまだ野菜工場は一般的とは言えませんが自然環境の変化から野菜工場が一般的になる時代が近い将来訪れるかもしれません。現在の日本はどうだろうかと一寸調べてみました。日本は完全人工光型の施設数は世界最多クラスのようです。少し古いデーターですが、人工光型191施設、太陽光併用型36施設(2016年時点)と世界最大規模の導入数。ただし、国内の6割が赤字で、事業としては厳しい状況。レタスなど葉物中心で、一般家庭の主流供給源にはなっていません。普及度は高いが“一般的”とは言えない(商業的課題が大きい)とのことのようです。一方、オランダは太陽光利用型(温室型)が国の農業基盤として一般化しています。オランダは世界最大級の温室園芸国家です。「植物工場」というより、高度環境制御型の巨大温室が国の農業の中心です。トマト・パプリカ・花卉などを大量輸出しています。普及度が非常に高く太陽光利用型が国の標準農業です。アメリカですが特定作物(イチゴ・葉物)で急成長しているようで、ニューヨーク近郊の巨大植物工場で日本品種イチゴを生産する企業が成功例として注目、また都市部のレタス工場も増加中ですが、国全体で一般化しているわけではなく、普及度は都市部の特定作物で成長しているようです。中国は政府主導で急速に拡大中ですが、北京・上海など都市部で人工光型工場が増加しているようです。国家戦略として「都市型農業」を推進中ですが、地域差が大きく、全国的に一般化しているとは言えません。普及度としては都市部で急成長、全国的にはまだ限定的だとのことです。結論的には完全人工光型の野菜工場が“国全体で一般的”になった国は存在していませんが、オランダは太陽光利用型(温室型)が国の標準農業として一般化しており、日本は人工光型の施設数が世界最大級、米国・中国は都市部で急成長というのが現時点での特徴かと思います。トランプのようなあまりに自己中心的な人物には理解できない地球温暖化ですがいやが応でも農業環境の変化から意外と早く社会変化が一挙に進むようなことが現実的になるかも知れません。自然に影響を受ける漁業はどうかというと世界の魚養殖の現状ですが、養殖は世界の水産物供給の主役に転換しています。生産の9割はアジアで特に中国が圧倒的ですが主流は淡水養殖です。天然漁獲は頭打ちで養殖が食料安全保障の鍵という時代に入っています。今後も養殖が世界の水産物供給を牽引するでしょう。ノルウェーのサーモン養殖は有名(世界シェア約50%)ですが、日本の養殖は高付加価値型で国際的に独自のポジションのようです。量ではなく品質・ブランド力・技術力で国際的に評価されています。主な高付加価値品目はクロマグロ(本マグロ)で完全養殖技術を世界で初めて確立しました。ブリ(ハマチ)は日本発の養殖技術で世界的ブランドを確立しています。真鯛は品質が高く輸出も増加、ホタテ・カキ等貝類養殖は世界的に高評価となっています。日本は「高級魚のブランド養殖国」として国際的に認知されています。こう見てくると農業・漁業とも自然とか気象に最も影響される分野ですが日本は着実に技術力が世界トップクラスで以下の分野で世界的リーダーとなっています。完全養殖技術としてクロマグロの完全養殖成功は世界的ブレイクスルー、稚魚生産技術(ブリ・マダイ・ヒラメなど)も先進的ですし、飼料技術は魚粉依存度を下げる代替飼料の研究が進んでおり、環境制御・スマート養殖としてAIによる給餌制御、IoTブイによる水質モニタリング、陸上養殖(RAS)も増加中で、「技術大国」だが「生産量大国」ではないというのが日本の特徴です。以上気候の極端化からのテーマでした。いよいよ春ですが桜の開花が気になります。今年のソメイヨシノの開花予想は、全国的に「平年並み〜やや早い」という傾向が明確だそうです。複数の気象機関の最新発表を総合すると、特に 東京・福岡が最も早く開花する見込みのようです。では次回また、お達者で。
2026年3月1日  

2026年2月20日・第221回国会「高市内閣総理大臣 施政方針演説」

本来全文を載せたいのですが長いのでAIによる要約を掲載させてもらいます
 ---------------------------------------

 

高市内閣総理大臣 施政方針演説(2026年2月20日)要約
                 出典:首相官邸公式演説全文、読売新聞ほか 

1. はじめに —「日本列島を、強く豊かに」
- 総選挙の結果を受け、再び総理に就任したことを報告  
- 国民から「重要な政策転換をやり抜け」と強い後押しを受けたと認識  
- 自民党の政権公約、日本維新の会との連立合意書を一つずつ実現する決意  
- 与野党問わず協力を求め、謙虚かつ大胆に政権運営を行う姿勢を表明  
- 演説全体の基調は 「日本列島を、強く豊かに」

2. 国力の強化(総論)
- 物価高対策を最優先に取り組んできたと説明  
- 暫定税率廃止や補正予算により、ガソリン・軽油価格が低下  
- 電気・ガス料金支援、地方交付金による支援も浸透しつつある  
- 今国会では **経済・外交・安全保障を総合的に強化する政策を本格始動**  
- 国力を構成する6分野を強化すると宣言  
  - 経済力  
  - 技術力  
  - 外交力  
  - 防衛力  
  - 情報力  
  - 人材力  

3. 経済力 —「責任ある積極財政」
(演説の中心テーマ)

国内投資の不足を最大の課題と認識  
- 日本の潜在成長率は低迷しているが、技術力・労働効率は他国と遜色ない  
- 問題は 「圧倒的に足りない国内投資」

「責任ある積極財政」を本丸に据える  
- 複数年度予算の活用  
- 官民連携による投資促進  
- 経済安全保障・エネルギー・食料・国土強靱化などへの危機管理投資  
- 中小企業支援、地域戦略、賃上げ促進  
- 手取り増加策(103万円の壁などの見直し)

消費税  
- 飲食料品の消費税ゼロに向けて夏前に中間取りまとめを行う方針(報道) 

4. 技術力 —「新技術立国」
- AI、量子、宇宙、フュージョン(核融合)などの重点投資  
- 技術覇権競争に対応する国家戦略を強化  
- 研究開発投資の拡大と人材育成

5. 外交力 —「責任ある日本外交」
- FOIP(自由で開かれたインド太平洋)の推進  
- 台湾・北朝鮮情勢への対応  
- 国際秩序の不安定化に対し、日本が主体的に役割を果たす姿勢  
- 同盟国・同志国との連携強化

6. 防衛力
- 防衛力整備計画の着実な実行  
- 反撃能力の整備、領域横断作戦能力の強化  
- 国民保護・防災体制の強化

7. 情報力
- スパイ防止や情報保全の強化  
- 国家情報会議の創設(報道)  
- サイバー防衛能力の向上

8. 人材力
- 教育無償化の拡大  
- 若者支援・子育て支援  
- 人材総活躍社会の実現  
- 外国人との秩序ある共生  
- 少子化対策を国家戦略として推進

9. 治安・安全の確保
- 犯罪対策・治安維持  
- 災害対策・国土強靱化  
- 国民生活の安全を守る政策を強化

10. むすび —「挑戦しない国に未来はない」
- 憲法改正について「国会での発議が早期に実現されることを期待」  
- 皇室典範の議論の深化を期待  
- 日本の未来を切り拓くため、政策を着実に実行する決意を表明

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

尚ご参考までに全文の結びだけですが以下のような調子です

(9)むすび
 政治への更なる信頼回復に向け、政治資金の在り方や衆議院の選挙制度、議員定数削減に関する各党各会派の議論が進展することを期待します。

 今年は、昭和元年(1926年)から起算して満100年を迎えます。

 日本は、古来、固有の文化を守り、和を尊び、家族や社会が互いに助け合いながら発展してきました。

 そうした我が国の伝統や歴史の重みをかみしめながら、国会において、皇室典範の改正に向け、安定的な皇位継承等の在り方に関する議論が深まることを期待しています。

 4月29日には、「昭和100年記念式典」を挙行いたします。激動の昭和を生き、先の大戦や幾多の災害を乗り越え、「希望」を紡ぎ出した先人に学び、我々も果敢に挑戦していこうではありませんか。

どのような国を創り上げたいのか、その理想の姿を物語るものが憲法です。憲法改正に関し、衆議院及び参議院に設置された憲法審査会において、党派を超えた建設的な議論が加速するとともに、最終的に判断を行う国民の皆様の間でもこれまで以上に積極的な議論が深まり、国会における発議が早期に実現されることを期待します。

 挑戦しない国に未来はありません。

 守るだけの政治に「希望」は生まれません。

 今年初めて投票してくださった18歳の若者も、生まれたばかりの赤ちゃんも、その多くが、22世紀を迎えることができるでしょう。

 その時に、日本が安全で豊かであるように。

 「インド太平洋の輝く灯台」として、自由と民主主義の国として、世界から頼りにされる日本であるように。

若者たちが、日本に生まれたことに誇りを感じ、「未来は明るい」と自信を持って言える。そうした国を創り上げていく。

 今の時代を生きる私たちには、その大きな責任があります。

 皆様、未来への挑戦を共に進めてまいりましょう。「希望」を生み出す政治を、共に進めていこうではありませんか。

 ご清聴ありがとうございました。

 

2026年ダボス会議での、カナダ・カーニー首相の演説

演説の翻訳が見つかったので非常に素晴らしいので転載させてもらいました

-------------------------------------------------

2026年ダボス会議での、カナダ・カーニー首相の演説

ありがとう、ラリー。
この、カナダにとって、そして世界にとっての転換点に、あなたと共にいられることは喜びであり、同時に責務でもあります。
本日私は、世界秩序の断絶について、心地よい物語の終焉について、そして大国間の地政学がもはやいかなる制約にも縛られない、過酷な現実の始まりについてお話しします。
しかし同時に、私はこう主張したい。カナダのような中堅国は決して無力ではありません。人権の尊重、持続可能な開発、連帯、主権、そして国家の領土的一体性といった私たちの価値を体現する、新たな秩序を築く力を持っています。
力を持たぬ者の力は、まず誠実さから始まる。
私たちは日々、大国間の競争の時代に生きていることを突きつけられています。
ルールに基づく国際秩序が薄れつつあること、強者はやりたいことを行い、弱者は耐えるしかないという現実を。
これは古代ギリシャの歴史家トゥキディデスの言葉ですが、あたかも避けられない運命、国際関係の自然法則が再び姿を現したかのように語られています。
そしてこの論理を前に、多くの国が「波風を立てない」「適応する」「従えば安全が買えるかもしれない」と考えてしまう。
しかし――それでは守れない。
では、私たちにどんな選択肢があるのでしょうか。
1978年、チェコスロバキアの反体制知識人ヴァーツラフ・ハヴェルは『無力者の力』という論考を書きました。
彼はこう問いかけます。「共産主義体制は、いかにして維持されていたのか?」
彼の答えは、ある八百屋の話から始まります。
毎朝、その店主は店先にこう掲げる――
「万国の労働者よ、団結せよ!」
彼自身、それを信じてはいない。誰も信じてはいない。
それでも掲げるのは、面倒を避けるため、従順さを示すため、波風を立てずに生きるためです。
そして、どの通りの、どの店も同じことをするからこそ、体制は存続する。
それは暴力だけで維持されているのではない。
人々が、内心では虚偽だと知りながら、その虚構を演じ続けることで支えられている。
ハヴェルはこれを「嘘の中で生きる」と呼びました。
体制の力は真実からではなく、人々が真実であるかのように振る舞うことから生まれる。
そしてその脆さもまた、同じところにある。
八百屋が一人でも看板を外した瞬間、その幻想には亀裂が入る。
今こそ、企業も国家も、その看板を下ろす時です。
長年、カナダのような国々は「ルールに基づく国際秩序」の下で繁栄してきました。
私たちはその制度に参加し、理念を称え、予測可能性の恩恵を受けてきた。
その庇護の下で、価値に基づく外交を展開できたのです。
しかし私たちは、この物語が部分的な虚構であることも知っていました。
最強国は都合が悪くなれば自らを例外とすること、
貿易ルールは非対称的に適用されること、
国際法の厳格さは、被告や被害者が誰かによって左右されることを。
それでもこの虚構は「役に立つ」ものでした。
とりわけアメリカの覇権は、公海の安全、金融システムの安定、集団安全保障、紛争解決の枠組みといった公共財を提供してきた。
だから私たちは、看板を掲げ続けた。
儀式に参加し、言葉と現実の乖離を大きく指摘することなく過ごしてきた。
しかし、この取引はもはや成り立たない。
率直に言います。
私たちは「移行期」ではなく、断絶のただ中にいます。
この20年、金融、保健、エネルギー、地政学の危機が、極端なグローバル統合の脆弱性を露呈させてきました。
そして近年、大国は経済的統合そのものを武器として使い始めた。
関税は圧力となり、金融インフラは強制手段となり、サプライチェーンは突くべき弱点となった。
統合が利益ではなく従属の源となるなら、「相互利益」という嘘の中では生きられません。
WTO、国連、COP――中堅国が頼ってきた多国間機関は、大きく力を失っています。
その結果、多くの国が同じ結論に至っています。
エネルギー、食料、重要鉱物、金融、サプライチェーンにおける戦略的自律性が必要だと。
これは理解できる反応です。
自国を養えず、燃料を確保できず、防衛できない国に選択肢はありません。
ルールが守ってくれないなら、自分で守るしかない。
しかし、冷静に見なければならない。
要塞化した世界は、より貧しく、脆く、持続不可能になる。
さらにもう一つの現実があります。
大国がルールや価値の「建前」すら捨て、利害の最大化に走れば、取引主義から得られる利益も限界を迎える。
覇権国は、永遠に関係性を収益化し続けることはできません。
同盟国は不確実性に備え、多様化し、保険をかけ、選択肢を増やす。
主権は、ルールではなく圧力に耐える能力に根ざしたものへと変わっていく。
こうしたリスク管理には確かにコストがかかる。
しかし、そのコストは共有できる。
レジリエンスへの共同投資は、各国が個別に要塞を築くよりも安い。
共通基準は分断を防ぎ、補完関係はプラスサムを生む。
中堅国――カナダの課題は、適応するか否かではありません。
どう適応するかです。
壁を高くするだけなのか、それとも、より野心的な道を選ぶのか。
カナダは、この警鐘を最も早く受け止めた国の一つであり、それが私たちの戦略姿勢を根本から転換させました。
カナダ国民は、地理的条件や同盟関係が自動的に繁栄と安全を保証してくれる、という従来の心地よい前提が、もはや通用しないことを理解しています。
私たちの新たなアプローチは、アレクサンダー・ストゥッブが「価値に基づくリアリズム」と呼ぶものに基づいています。
言い換えれば、原則を持ちつつ、現実的であるということです。
原則とは、
主権と領土的一体性、
国連憲章に合致しない武力行使の禁止、
人権の尊重といった、基本的価値への揺るぎないコミットメントです。
同時に、私たちは現実を直視します。
進展は多くの場合、段階的であること。
利害は常に一致しないこと。
すべてのパートナーが私たちの価値を共有しているわけではないこと。
私たちは、目を見開いたまま、戦略的に、幅広く世界と関わります。
「こうあってほしい世界」を待つのではなく、今ある世界に向き合うのです。
カナダは、関係の「深さ」を価値に応じて調整しています。
世界秩序の流動性とリスク、そして次に何が生まれるかという重大な局面を踏まえ、影響力を最大化するために、幅広い関与を優先しています。
私たちは、もはや「価値の正しさ」だけに頼ってはいません。
自らの強さの価値にも依拠しています。
その強さを、私たちは国内から築いています。
この政権が発足して以来、
所得・キャピタルゲイン・企業投資への減税を実施し、
州間貿易を妨げていた連邦レベルの障壁をすべて撤廃しました。
さらに、エネルギー、AI、重要鉱物、新たな貿易回廊などに、1兆ドル規模の投資を迅速に進めています。
2030年までに防衛費を倍増させ、
その過程で国内産業の育成も同時に進めています。
対外的にも、私たちは急速に多角化しています。
欧州連合とは包括的戦略パートナーシップに合意し、
欧州の防衛調達枠組み「SAFE」にも参加しました。
過去6か月で、4大陸にまたがる12の貿易・安全保障協定を締結しました。
そしてこの数日間で、中国およびカタールとも新たな戦略的パートナーシップを結びました。
現在、インド、ASEAN、タイ、フィリピン、メルコスールとの自由貿易協定を交渉中です。
地球規模の課題に対処するため、私たちは可変幾何学(バリアブル・ジオメトリー)を採用しています。
価値と利害に応じて、課題ごとに異なる連合を組むという考え方です。
ウクライナについては、私たちは「有志連合」の中核メンバーであり、
一人当たりで見れば、最大級の防衛・安全保障支援国です。
北極圏の主権に関しては、グリーンランドデンマークと共に断固として立ち、
グリーンランドが自らの将来を決定する固有の権利を全面的に支持します。
NATO第5条へのコミットメントも揺るぎません。
北欧・バルト8か国を含むNATO同盟国と連携し、
地平線越えレーダー、潜水艦、航空機、地上部隊への前例のない投資を通じて、
同盟の北部・西部防衛を強化しています。
カナダは、グリーンランドをめぐる関税措置に強く反対し、
北極圏の安全と繁栄という共通目標に向けた、集中的な協議を求めています。
多国間貿易では、
TPPとEUを結ぶ「橋」を構築し、15億人規模の新たな貿易圏を創出する取り組みを主導しています。
重要鉱物については、G7を軸とした「バイヤーズ・クラブ」を形成し、
供給の過度な集中から世界を解放しようとしています。
AI分野では、志を同じくする民主主義国と協力し、
将来的に「覇権国か巨大テック企業か」という二者択一を迫られない体制を構築しています。
これはナイーブな多国間主義ではありません。
弱体化した制度に依存するものでもありません。
機能する連合を、課題ごとに構築する。
十分な共通基盤を持つパートナーと共に、行動可能な枠組みをつくる。
場合によっては、それが世界の大多数になることもあるでしょう。
同時に、貿易、投資、文化を横断する緻密な関係網を築き、
将来の挑戦と機会に備えています。
中堅国は連携しなければなりません。
テーブルに着いていなければ、メニューに載せられるからです。
大国は単独行動が可能です。
市場規模、軍事力、交渉力を持ち、条件を押し付けられる。
しかし中堅国はそうではない。
覇権国と二国間でのみ交渉すれば、立場は弱くなる。
提示された条件を受け入れ、
互いに「より従順であること」を競い合う。
それは主権ではありません。
主権を演じながら、従属を受け入れているにすぎない。
大国間競争の世界で、中間に位置する国々には選択があります。
恩寵を巡って競うのか、
それとも結集して、影響力を持つ「第三の道」をつくるのか。
硬い力の台頭に目を奪われてはなりません。
正統性、誠実さ、ルールの力は、
共に行使するなら、なお強力であり続ける。
ここで、再びハヴェルに立ち返りましょう。
中堅国が「真実の中で生きる」とは、どういうことか。
それは現実を名指しすることです。
「ルールに基づく国際秩序」を、あたかも今も機能しているかのように唱えるのをやめる。
今の世界を、あるがままに呼ぶ。
すなわち、経済統合を強制の武器として用いる大国間競争の時代です。
一貫して行動すること。
同盟国にも、競争相手にも、同じ基準を適用すること。
一方の経済的威圧は批判し、別の方向からの威圧には沈黙する――
それは、まだ看板を下ろしていない証拠です。
信じると言っているものを、実際に築くこと。
旧秩序の復活を待つのではなく、
言葉どおりに機能する制度と合意を創り出す。
そして、強制を可能にするレバレッジを減らすこと。
強い国内経済の構築は、常に政府の最優先課題でなければならない。
国際的多角化は、単なる経済合理性ではなく、
誠実な外交を可能にする物質的基盤です。
カナダには、世界が求めるものがあります。
私たちはエネルギー大国であり、
膨大な重要鉱物資源を持ち、
世界で最も教育水準の高い国民を擁しています。
私たちの年金基金は、世界最大級かつ最も洗練された投資家です。
資本、人材、そして果断に行動できる財政力がある。
そして、多くの国が憧れる価値を持っています。
多様性を内包し、機能している社会。
騒がしく、自由で、開かれた公共空間。
持続可能性への揺るがぬコミットメント。
混乱の世界にあって、
カナダは安定し、信頼できる長期的パートナーです。
そして、もう一つ。
何が起きているのかを理解し、それに応じて行動する決意を持っていること。
この断絶は、単なる適応では足りない。
世界をあるがままに見つめる誠実さを求めています。
私たちは、看板を窓から外しました。
旧秩序は戻りません。
嘆く必要はありません。
ノスタルジーは戦略ではない。
しかし、この亀裂から、
より良く、より強く、より公正なものを築くことはできる。
それが、要塞化した世界から最も多くを失い、
真の協力の世界から最も多くを得る、
中堅国の使命です。
強者には強者の力がある。
しかし私たちにも力がある。
現実から目を背けるのをやめ、
国内の力を鍛え、
共に行動する力です。
それがカナダの道です。
私たちはこの道を、公然と、自信をもって選びます。
そしてこの道は、
共に歩む意思のあるすべての国に、開かれています。

出典:堀 潤 JUN HORIのサイト