2012年弥生便り

     2012年弥生便り
こんにちは。
梅の開花が遅れています。それでもやっと春らしい日の光を感じる今日この頃です。昨日まで安宿温泉シリーズの一環で伊香保温泉に連泊していました。
雪のため本来乗るべき特急の遅延で別電車にしたため2時間ほど帰宅が遅くなってしまいましたが、水澤観音をお参りし、絵馬を求め、さらに必勝祈願のお守りを買い、名物の水澤うどんを食べるという人並みの温泉旅行が出来ました。
とは言うものの、何故か伊香保温泉は初めてなのです。また我が町逗子市とは姉妹都市なのです。お湯の色とも関係深い温泉まんじゅう発祥の地でもあります。
ということで見聞きし、ちょっと調べてみたことを記録しておくことにしました。
天正4年(1576年)以来、400年以上の歴史をもつ伊香保温泉。石段街に代表される独特の情緒ある街並みが、多くの文人墨客に愛されてきました。
2010年に石段を新設して365段になりました。広場や温泉水が流れる「湯滝」なども設けられ、今までよりもいっそう親しみやすい伊香保の名物となったそうです。この石段には「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という繁栄の願いが込められています。
伊香保の温泉は昔から名湯として知られていますが、その起源は、第11代垂仁天皇の時代に発見されたという説と、草津温泉と同じように行基によって見つけられたという説があるそうです。
どちらにしても、南北朝時代の書物にすでに温泉が湧き出ていると書かれているのですから、本当に古くからある温泉です。
伊香保には「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」がありますが、もともと伊香保の温泉は、その色が特徴である「黄金の湯」だけでした。
黄金の湯は湯の中に含まれる鉄分が酸化し、独特の茶褐色になるため、黄金の湯と呼ばれたのです。この湯は刺激の少ないやわらかい湯で、身体を芯から温めて血行を促すので、特に女性には"子宝の湯"として喜ばれてきました。
白銀の湯は近年湧出が確認され、その温泉は1分間に110リットルという豊富な湧出量で、色が無色透明だったので「白銀の湯」と名づけられたのです。
こうして伊香保では「黄金の湯」と「白銀の湯」の二種類の湯が楽しめるようになりました。
結局、今月もごちゃごちゃ書きすぎましたが、一言で「冬場は温泉に限る」と書いたのでは実も蓋もないということからでしょうか、是も言い訳ですが。
この温泉めぐりの次の予定ですが、安宿温泉シリーズとして今月末に「3泊・交通費込・毎日違う旅館」という仕様の¥29990也で米沢行きを予定しています。
「山形のんびり秘湯めぐり 4日間」と銘打っての次の三つの温泉です。
五色温泉>約1300年前、役行者が五色の湯煙を見て発見したと伝えられており、炭酸水素塩泉で婦人病に効能のあることから、子宝の湯と呼ばれるようになった。
<白布温泉>古くから蔵王・高湯と並び「奥羽三高湯」として知られており、硫黄泉で無色透明の源泉で、湯量に恵まれている。
小野川温泉>万葉の歌人小野小町によって開湯したとされており、米沢の奥座敷とも呼ばれおり、含硫黄ナトリウムカルシウム塩化物泉でラジウム含有量が多いのが特徴。美肌成分「メタケイ酸」が多く含まれることから「美人の湯」としても知られる。

話変わってアーチェリーですが、やや衝動買いに近い買い物でしたがスタビライザー一式(EASTON X10)を新調しました。
アーチェリーでは技量は当然ですが、使用する用具の良し悪しとその“調整能力”が微妙に結果に影響を与えるスポーツです。仲間内では技術屋でないとダメとの烙印まで押されています。大雑把なお前には向いていないとも言われています。
何とも癪ですが「得点は金で買え」ともいわれ残念ながら一面の真実でもあります。もう少し品よく言えば、『用具の進歩とともに、いかに使いこなすかで記録が作られて行くスポーツの一つ』だと言うことでしょう。
学生時代の50年前の用具と比較してもそれこそ知る人ぞ知るですが、ほとんど比較しようが無いぐらいに変わってしまっています。
何が大きく変わったかというと素材の材質の変化でしょう。典型的な例は炭素繊維が大活躍していることでしょうか。
ハンドル・リム・スタビライザー・Vバー・サイト・アローと数え上げたらほとんどすべての用具が炭素繊維に席巻されています。
今回新調したスタビライザーは弓の振動吸収とバランス調整に使われる用具ですが投資効果はそれなりに現れました。¥30000強の出費でしたが変えた直後に目標とする点すなわち50m302点が出たことです。元に戻るのも時間の問題ではありますが・・・・・・・案の定期待していた月例会は残念ながら不調に終わりました。
明日から茨城県波崎で行われる大学生の春合宿に2泊ほど参加させてもらいますが、新兵器持参で年寄り健在なりと、日頃の練習成果をそれなりに見せられればハッピーです。年寄りの冷や水とならぬよう精々頑張ります。
今回は農閑期のため農作業便りはお休みとしますが、いよいよこれからジャガイモの植え付けやら、夏野菜の種蒔き・育苗のシーズン入りです。それではまた次回お会いしましょう。
                             2012年3月1日