2016年文月便り

皆様
本格的な暑さ到来です。
ここしばらくは30℃以上の夏日が続くと予報されていますが
熱中症などにはご注意ください。
今月はマンネリ打破を試みましたのでご笑読ください。


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2016年文月便り
こんにちは。
昨日で2016年も1/2過ぎたことになります。体調を含め日常は特に変化なく淡々とした毎日ですが皆様におかれましても、お元気でお過ごしの事とお察し致しております。第24回参院選(7月10日投開票)が先月22日公示され、与野党は18日間の選挙戦に突入。自民、公明両党は、来年4月の消費税率10%への引き上げを2年半延期する判断を含め、経済政策「アベノミクス」の路線継続を訴える。これに対し、民進や共産など野党4党は32ある改選数1の「1人区」すべてで候補者を一本化。「アベノミクスは失敗」と主張するとともに、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な3分の2(162議席)に達するのを阻止したい考えだ。愈々参議院選挙中盤ですが世の動きはどちらに風向きが向いているのでしょうか。これと言った争点があるようにはあまり思えない今回の選挙ですが、都知事の失墜から国政として何を学び今後何をなさねばならぬか大きな課題があるような気がします。現状を是認するのも結構ですが、地方分権の枠組みや地方自治と国政の基本的な仕組みの在り方等構造的な問題を一つの区切りとして、戦後100年または明治177年、即ち2045年を目標に憲法改正を視野に入れての論議は如何でしょうか。さらにもう一つ最も基本的なテーマですが、教育制度の再構築です。幼児教育重視の教育制度再構築の論議は如何でしょうか。教育の開始年齢・質・期間これは待ったなしの課題なのですが、意識改革と実現性を考えると、少し悠長に構え、じっくり考える必要がありそうです。
 世界に目を向けるとイギリスのEU離脱ですがEUが成立した当初からの問題が愈々火を噴いたように思います。即ち経済体制と政治体制の融合が中途半端にしか出来ていないこと。民族も言葉も文化もそれぞれ長い歴史の中で独自に生み出されてきた10人10色の国家を大きな枠組みで統治する話ですが、どこまで国家主権を認めるか簡単には割り切れないことが多すぎます。走り出したら簡単に止められない枠組みですがイギリス・ドイツ・フランスのリーダー格3本柱のどの国が欠けても全体枠が維持出来ないのではと今後の動向が注目されます。問題の根は深く人類の英知で乗り越えられるかどうかというぐらいに考えて解決に当たって欲しいと思ったりしています。笑い話ではなく、アメリカでトランプ大統領出現、日本で自民党圧勝、さらにロシア・中国の野望も含め、世界はあらぬ方向に進んでいるのではと。EU離脱ショックでの株価暴落から、とばっちりを諸にかぶり瀕死の重傷です。辛うじて息をしていますが、死んでも死に切れません。今まで政治についての言及は意識的に避けて来ましたが、身から出た錆とは言え、降り注ぐ火の粉は遠吠えですが払わねばなりません。所詮さわりだけになりそうですがそれはそれで偶にはマンネリ打破対策程度としてご理解願う事にします。ではでは、ご機嫌様さようなら。
                                                2016年7月1日