2012年卯月便り

         2012年卯月便り
こんにちは。
新年度入りで、いよいよ春だともう一つ実感できないのが今年です。
約2週間遅れというのが神奈川県逗子市の地の実感ですが皆さんのお住まいの地は如何がでしょうか。
3月中旬に蒔いたトマトの種80粒の内、中玉の「ルイ60」という品種が一番早くそれでも数株がやっと昨日発芽したといった状況です。
ホビー農業ではありますが百姓を自認して今年は10年になります。定年直後のあの元気さはさすが古稀を迎えてややくたびれ色あせてきました。
半農半弓生活も佳境に入ったとは言い難い状況ですが後期高齢者入りするまではこのペースをなんとか続けて行きたいものです。
半農の農ですが、この時期ネギが良く出来重宝に使っています。友人知人にもお裾分けし結構喜ばれています。
葉ネギというネギですが小指程度の太さで白い部分より名前の如く青い部分が多いネギです。元は3年前に蒔いた100均の種ですがそこから夏場に種を取り、昨年秋に播種、さらに植え替えて冬を越させましたが今がまさに旬といった状況です。
もう一つは分葱(ワケギ)ですがこれは数年前に農家支援の仲間からもらった球根を毎年リサイクルして育てていますが秋口に植え付け、年内一度収穫、冬越し後、2度目の収穫期に入っております。
ネギついでに玉ねぎの生育状態ですが、昨年9月初旬に100均の種を6袋(¥300)蒔き、400本を育苗、11月に定植、冬越しをさせ現在順調に葉を伸ばしています。玉になるのはまだ先ですが今年も立派な玉ねぎが収穫出来そうです。
上述のネギの育成はほぼマスター出来たのではないかと思っていますが、その他のネギ品種については応用形でなんとかこれから数を増やして行けたらと考えています。買うと結構高く、重宝でもらってうれしいのがネギなので周りを幸せにできること間違いないです。
過去のこの時期の便りを読み返すと概ね花見の話が定番ですが今年は開花宣言も出せない状況なので代わりと言ってはなんですがどうやらネギ談義になってしまいました。
一方半弓のアーチェリーですが先月はスタビライザーの新調でしたが今月は新しい矢を購入しました。
アーチェリーは逗子の地ではランニングコストは極めて安上がりですが道具としての矢は結構高価な消耗品です。一応競技用の最高級品(X10#830)を使用していますがシャフト・ポイント(矢じり)・ノック(矢筈)・ノックピン・スピンべイン(矢羽)の5部品で1ダース4万円弱かかります。完成矢になりますと5万円強になってしまいます。部品をネットで購入し、夜なべ仕事で加工しますがこれも面倒ではありますが楽しみの一つなのです。
冬場の練習は150射(6+4R)/日をノルマとしてきましたがこれから暖かくもなるので、もう1R(36射)増やして186射/日を目標に日課として行きたいと考えています。成績は現状維持が精一杯ですが、やる以上少しでも向上できないかと信じ難いでしょうがもがきにもがいています。
大学のリーグ戦もいよいよシーズン入りですが、母校が今年こそ1部復活を果たしてくれるだろうと期待して見守っています。春合宿などを通じてそんな期待が現実になるだろうとの思いを強くしています。
明日から3連泊で阿蘇の温泉に湯治に行きます。観光ではなく最近はもっぱら湯治と言った方が適切です。
数年前からの安宿温泉旅行シリーズですがアーチェリーで酷使した筋肉の養生と、カミさんのガス抜きが主たる目的で温泉地通いを続けています。
1回/月が目標ですがなかなか忙しく、今回は予定していた米沢行が催行中止になったため急遽探したフリープランです。フリープランというのは基本的にガイドなし、往復の交通機関と泊まる宿(食事付き)のみ確保され、観光などの中身自由(フリー)というものです。
羽田発の航空運賃込、朝3食・夕3食付三連泊で¥29980という超格安ツアーが見つかり、九州は何度も行っておりますがこれが最後かなといった感じで申し込みました。因みに「熊本阿蘇温泉郷 湯ったり過ごす4日間」というネーミングのツアーです。
「カミさんのガス抜き」ですがもう少し恰好をつけると「家事からの解放」が何よりなのだそうです。主婦は何故定年が無いのかというのが口癖ですがそれにしても毎月の温泉旅行と2回/年程度の通告ベースの海外旅行とうちの奥さんはいい旦那を持ったものです。
ところで消費税増税が政局含みになってきました。難しい舵取りが続きそうで、リーダーシップが問われますが、この国まだ沈没させる訳にはゆきません。
新しい国の仕組みが必要な雰囲気も醸成されつつあるようですが、まだ維新前夜までにはそれこそ一揺れも二揺れも必要でしょう。
いずれにしてもどの程度の震度になるかわかりませんが「日本社会の仕組み再構築」という大テーマに外野席ではなく選手の一員として目を光らせてゆく必要がありそうです。
偉そうなことを言えるような額ではありませんが、かろうじてまだ税金を払っている立場ではあります。働き過ぎ、払い過ぎたので元を取ろうとの思いは若干ありますが、そればかりではないことをあえて宣言しておきます。
2012年4月1日