「逗子吹き矢同好会」というクラブ紹介

 逗子吹き矢同好会は、2009年10月に創設された、ブローアーチェリーを愛する社会人の任意の親睦団体です。クラブ員約15名の小さなクラブですが、これまでの着実な実績が評価されています。逗子アリーナ第一会議室をホームレンジとして活動しています。吹き矢は英語でブローガンと言いますが、同好会では敢えて造語のブローアーチェリーと称しています。世に言う「スポーツ吹き矢」の愛好会ですが、我が同好会では競技規則は原則として全て全日本アーチェリー連盟の競技規則に出来る限り準拠した競技ルールを独自に作って活動しています。スポーツ吹矢は商標登録されており勝手に使用できませんがわがブローアーチェリーはどちらかというと何でもありで用具類は基本的にすべて手作りです。他の団体とは異なり、同好会の創設者グループがアーチェリー出身者のため、最大の相違点は全日本アーチェリー連盟の競技規則に準拠したルールを採用した事でしょうか。例えば距離はアーチェリーの1/5の採用でインドア競技の18mは、1/5で3.6m、30m→6m、以下8m、10m、12m、14m、18mの距離を採用しています。ショートハーフやFITA900・9mダブル・フィールド形式等アーチェリー競技に出来るだけ準拠させた競技法で試合を行っています。現在のところ広い会場の確保が難しいため12mまでの距離での競技しかできていませんが月2回平均10人/回、同好の士が集まり競技会形式の練習を続けていました。飛沫感染という新型コロナウイルス感染症の影響をもろに受け、2月で早々と活動中止を宣言しましたが、現在はテレワークに習ったテレコンペ方式で活動を続けています。参加メンバーが限られてしまっていますが、新たな競技法を生み出し、すでに7回の競技会を実施しました。因みにテレコンペとは、2回(日)/週自己申告で結果報告します。競技法は①2回(日)の平均点での順位付け②2回のうちどちらか多い得点での順位付け(一発勝負)③オネストジョン方式での順位付けの3種でランキングしています。あくまでも競技会なのでハンデ戦とし、ハンデは基準点を設け、個々の実績の過去最高点との差をハンデキャップとし、競技会での実績でHCは更新されます。36射/R(ラウンド)で満射は360点、的中率90%で324点を基準点として個々人の実績との差から算出、現在のメンバーでHC-32という方がおります。満射してもハンデを加味すると328点なので高ハンデの方程優勝が難しいのが現実です。全員マイナスハンデの実力者ぞろいですが7月13日の週から賞金付き大会にしようかと考えていますがさてどれだけこの人参に効果があるか興味津々といったところです。前任者の後を継いで会長職をしていますがそれなりに自粛生活とボケ防止の役には立っているような感じです。

2020年文月便り

皆様

新型コロナウイルス感染症に気が抜けない毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。
首都圏での感染者が増加傾向で何やら嫌な感じは否めません。
今年の梅雨はやや気温高めですが、例年並みの梅雨ではないかと感じています。
個人的で感覚的ものなので異議ありという方も多いかと思いますがそれはそれとして
梅雨が明けるまではもうしばらくうっとうしい日が続きますので御身体ご留意ください。

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ヘメロカリスは初夏から夏にかけて次々と花を咲かせる多年草で、日本にはニッコウキスゲノカンゾウヤブカンゾウが自生し、古くから親しまれています。暑さ寒さに強いうえ  土壌もあまり選ばず、植えっぱなしでよく育ちます。

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2020年文月便り

 こんにちは。新型コロナ感染症に気が抜けない毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。内閣府のホームページにコラムと称してつぎの記載があります。『高齢者の用語は文脈や制度ごとに対象が異なり、一律の定義がない。高齢社会対策大綱(平成30年2月閣議決定)では、便宜上、一般通念上の「高齢者」を広く指す語として用いている。本白書においても、各種の統計や制度の定義に従う場合のほかは、一般通念上の「高齢者」を広く指す語として用いることとする。なお、高齢者の定義と区分に関しては、日本老年学会・日本老年医学会「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ 報告書」(平成29年3月)において、近年の高齢者の心身の老化現象に関する種々のデータの経年的変化を検討した結果、特に65~74歳では心身の健康が保たれており、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めていることや、各種の意識調査で従来の65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっていることから、75歳以上を高齢者の新たな定義とすることが提案されている。また、高齢社会対策大綱においても、「65歳以上を一律に「高齢者」と見る一般的な傾向は、現状に照らせばもはや現実的なものではなくなりつつある。」とされている。』と言う事のようですが今月は高齢者について考えてみようかと思います。実感からいえば人それぞれで、その感じ方にはそれぞれの思いがこもっていて一律にこうだと定義するのは難しいと思っています。あくまでも一般的傾向ですが、75歳以上を高齢者と定義するのにはあまり抵抗がありません。自らの体験から言えば、60歳定年最後の世代ですが、65歳ごろは身体的にも精神的にも絶好調で高齢者などと傍から言われてもまるでピンときませんでした。結果論ですが、絶好調の時期にもう働かなくていいよ、年金をあげるよと言う事ですから全くいい時代に現役リタイアーさせていただいたと思います。当方の場合は70歳を超えてから何かと歳(年齢)を理由にすると簡単に説明が出来てしまうことが多くなり、簡単に歳だからと口に出すことが多かったように思えます。喜寿を過ぎ、もう半月もすると78歳になりますが、巣籠生活が苦にならないのは、やはり歳のせいかなとつくづく思ってしまいます。世の中全体が健康志向になり、食生活、運動、更に医療環境の向上などから80歳以上を高齢者と定義する時代もそんなに遠くない気がします。一方、高齢者で何かいいことがあるかといえば全くなさそうです。姿かたちから如何にも高齢者と見られる人の場合はシルバーシートに座っていても平然としていられますが、元気そうな90歳とヨレヨレの65歳のどちらがシルバーシートに座るべきかは歴然で、ヨレヨレが座った方が世の中平和かと思います。シルバーシートが日本で本格化したのは、1973年9月15日(敬老の日)より旧国鉄により「シルバーシート」(和製英語: silver seat)の名称で、中央線快速を始めとして東京・大阪の国電区間に順次導入され、私鉄でも同日に伊豆箱根鉄道駿豆線大雄山線両線で、シンボルマークのデザイン等を流用して同名のシルバーシートとして使用開始されたそうです。そもそも論から言えば優先席とは、鉄道車両やバスなどに設置されている、高齢者・障害者・体調不良者・妊婦・乳幼児連れ(ベビーカー含む)などを、椅子への着席を優先・もしくは促す座席であるはずなので、ヨレヨレが優先されて当然なのですが、何故かトップに「高齢者」が入っています。「高齢者」以外は疑問の余地はないのですが高齢者=障害者のような扱いに引っ掛かるのでしょう。なにも良いことが無い高齢者に本人が望むと望まざるとにかかわらず毎日突き進んでいると思うか、いやいや人生まだまだやり切れていないこれからだと思うかこれは考え方の問題です。さてYOUはどこに向かっているのでしょうか? 向暑の折御身体ご留意ください。御機嫌様さようなら
2020年7月1日 

6月初旬の庭

植物名:    ダチュラ(朝鮮朝顔)
学名:    Datura
英名:    Datura
和名:    朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ
別名・流通名:    ダツラ
科名:    ナス科
属名:    チョウセンアサガオダチュラ)属
原産地:    インド、中国、中東など

 

今が盛りの我が家のチョウセンアサガオです。5~6年前小さな苗木をいただいたのですが育つわ育つわ今や大木です。

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次は今年の百合の初咲きです。今年は幾分早いかも。

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最後は4月に蒔いたポンポンダリアを鉢に定植した姿です。横に芽が出だした夕顔のポットがみえます。

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2020年水無月便り

皆様
お元気でお過ごしのこと何よりです。コロナ禍のもと、なかなか気分が晴れませんが皆様は如何でしょうか。
水無月の便りお届けします。

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2020年水無月便り
 こんにちは。今月のテーマはコロナ後の世界について考えていたのですがなかなか考えがまとまりません。少なくとも今までの何気ない日常がまるで異なってしまうと言う局面と何も変わらない局面がどの程度の割合かが想像できません。現役をリタイアーしてここ数年はほぼ毎日が引きこもり状態とはいえ社会とのかかわりの中で生活しているのですから社会の有り様とは無関係では生きられません。一時的な混乱で済むとも思えません。まったく新たな生活様式の始まりというべきなのでしょうが、しかし以下のようなことを想定するとぞっとします。個人的にはある部分は全く縁がない世界になってしまいましたがそれでも社会を構成する仕組みです。レストラン、カフェ、バー、ナイトクラブ、ジム、ホテル、劇場、映画館、アートギャラリー、ショッピングモール、クラフトフェア、博物館、ミュージシャンや他のパフォーマー、スポーツ施設(およびスポーツチーム)、会議会場(および会議主催者)、クルーズ会社、航空会社、公共交通機関、私立学校、デイケアセンターなど、多くの人が集まることを前提としているビジネスに大きなダメージが及ぶことがすでに始まっています。さらに、子どものホームスクールを強いられる親、新型コロナウイルスの感染を心配しながら高齢の家族の世話をする人、虐待されている人、収入の変動に対応できる経済的余裕がない人にストレスがかかることは言うまでもありません。しかし、たとえば、飛行機に搭乗するにはスマホを利用した移動追跡サービスに登録する必要が出てくるような世界が考えられます。航空会社は乗客がどこを訪れたかを確認することはできないが、乗客が既知の感染者や感染のホットスポット近辺にいたことがある場合は警告を受け取れます。大きな会場、政府の建物、または公共交通機関の中心となる施設の利用でも、同様の情報提供が求められるでしょう。あらゆる場所に体温スキャナーが設置され、職場では体温や血圧、心拍数などのバイタルサインを追跡するモニターの装着が求められるかもしれません。ナイトクラブの入り口の年齢証明の提示を求められる場所では、将来、免疫証明の提示を求められるかもしれない。最新のウイルスにすでに感染して回復したか、予防接種を受けたことを証明するため、身分証明書またはスマホを利用した何らかのデジタル検証などを提示する。ざっと考えてもこういう世界が現実になるかと思うと悲観的にならざるを得ません。これまで世界は何度も変化してきました。そして今また、変化しています。私たちは皆、新しい生き方、働き方、人間関係構築方法に適応する必要があるようです。しかし、他のすべての変化と同様に、すでに多くを失いすぎているのに、さらに多くを失うことになる人たちが存在しています。望まれる結果は、今回の危機の深刻さが引き金になり、最終的に国家が、多数の国民を極めて脆弱な状態に陥れる大きな社会的不平等の修正に向かうような方向性がうまれればと思う次第です。作家・劉慈欣さんはこう述べています。「中世欧州のペストや100年前のスペイン風邪ほど壊滅的ではないと思いますが、現代社会の脆弱(ぜいじゃく)性を浮き彫りにしたという意味で重要です。社会は高度な情報技術で結ばれ、望むと望まざるとに関わらず人類は一体化し、『牽一髪而動全身(髪の毛1本引っ張っただけで全身が震える)』という状態です。昔なら、今回のような感染症であれば人々の生活がこれほどまで耐えがたい衝撃を受けることはなかったでしょう。我々の生活は高度な技術で快適になりましたが、災難にはもろくなってしまいました」。
さて、現実としては政府が25日緊急事態宣言を全面解除したことを受け、企業活動も再開に向け本格的に動き出すでしょう。経済は段階的に正常化に向かうが、自由に移動や経済活動ができない「制限経済」の中では、当面の消費や人出などが平時の7割程度にとどまる見通しのようです。新型コロナウイルスとの共存を迫られるなか、感染防止策にも手を抜けません。さまざまな分野で「7割経済」を強いられる企業は、経済のニューノーマル(新常態)への適応力が問われることになりそうです。腹八分と言いますが、一度飽食に慣れた身体はそう簡単には脳内細胞が黙ってはいないでしょう。では御機嫌様さようなら。
2020年6月1日 

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2020年皐月便り

皆様
こんにちは。毎日が大型連休となって早18年たちましたが、今年の連休は様相がまるきり違っています。GW=我慢ウイーク、と言ったりステイホーム週間と新たに命名されたりしていますが、持久戦に入るにあたって改めて腹を決めねばと思ったりしています。
皐月便りお届けします。

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2020年皐月便り
 こんにちは。緊急事態宣言が発出されて1か月になり今後の動向が気になるところですがこれまでの数字では可なりヤバイと予想しています。接触8割減らすのがいかに難しいか、専門家会議のメンバーの中に10日前の段階で「5月6日までとなっている緊急事態宣言の期限を伸ばすべき」との発言が出ていました。人の接触は期待ほど減らず、ここにきて宣言の期限となる5月6日の期限延長の方針を固めたようですが、今後全面解除できるかどうかを見通せないまま、こういう状態でダラダラ延期の繰り返しが予想され、ダラダラ疲弊して行くといったかなり悲観的な状況と考えざるを得ません。ただ、治療薬に関しては先月に比べやや明るい情報が出てきていると思います。今年の大型連休(GW)は「我慢ウイーク」とも言われています。ステイホームで「ヒトヒト感染」の可能性を下げる狙いが政府や自治体にあり「この2週間が死活的に重要」(小池百合子東京都知事)という発言も出ています。結果ステイホーム週間と命名されました。感染防止と経済両立これは至難の命題です。この不況はすでに先のリーマンショックを超えるのではないかというのが常識になりつつありますが、90年前の大恐慌になるのではないかという評論家もいます。90年前の大恐慌はどんなものだったのか振り返ってみました。世界恐慌大恐慌( Great Depression)とは、1930年代にアメリカを皮切りに世界的に起こった深刻な経済恐慌のことである。大恐慌の時期は国によって異なり、ほとんどの国では1929年に始まり、1930年代後半まで続いた。それは20世紀の中で最も長く、最も深く、最も広範な不況であった。世界恐慌は、世界経済がいかに激しく衰退するかの例として一般的に使われている。世界大恐慌は、1929年9月4日頃から始まったアメリカの株価の大暴落から始まり、1929年10月29日の株式市場の暴落(通称ブラックチューズデー)で世界的にニュースになった。1929年から1932年の間に、世界の国内総生産GDP)は推定15%減少した。それに比べて、2008年から2009年にかけての大不況期では世界のGDPは1%未満の減少であった。一部の経済は1930年代半ばまでに回復し始めた。しかし、多くの国では、世界恐慌の悪影響は第二次世界大戦が始まるまで続いた。世界恐慌は、豊かな国と貧しい国の両方に壊滅的な影響を与えた。個人所得、税収、利益、物価は下落し、国際貿易は50%以上減少した。米国の失業率は23%に上昇し、一部の国では33%にまで上昇した。世界中の都市、特に重工業に依存している都市は大きな打撃を受けた。多くの国で建設が事実上停止された。農村地域や農村地域は、農作物の価格が約65%下落したために苦しんだ。鉱業や伐採などの第一次産業に依存している地域が最も被害を受けたのであった。90年前とは社会構造そのものが大きく変わっていますが、人間の営み、食べて、寝て、学んで、仕事して、遊んで、子育てしてといった基本的営みは孜々営々と継続しています。法律の建て付けの議論が始まっています。基本的人権の制限はある程度構わないかとのアンケートにそう思うという人が75%にも及んだとのニュースがありますが、一時的措置が恒久的に利用されるという悪弊の歴史があると言う事も忘れてはいけません。目先は「予算、財政を気にするような状況じゃない。民族が滅びるかもしれない中で、最悪の事態を想定するのが政治家の仕事です」と言う老元政治家がいますが、「自粛でなく、禁止と保証は一体」の政治決断の期到来か。日本独自の自発的努力でどこまで乗り切れるのかまさに岐路に立たされ,試されていると言っても過言ではないと思っています。歴史が証明するとは思いますがそれまで生存しているかどうかは全くわかりません。ご機嫌様さようなら。
2020年5月1日