2008年卯月便り

こんにちは。

 もうお花見は済みましたか。今年はこの地区例年より4~5日早く開花して既に満開となりましたが、これぞ春真っ盛りといったところです。3月16、17、18日と二泊で交通費込み29800円也の温泉三昧をしてきました。場所は盛岡の雫石の鶯宿温泉というところです。盛岡市内もバスと徒歩で見て歩きましたがそれなりの名所旧跡満載でした。4月は松本で甥の結婚式が予定されていますので目的は違いますが温泉には巡り会えそうです。1回/月温泉旅行に行くという目標は4月までは何とか達成できそうですが、5月以降はどうなるか自信がありません。
 
 さて、春といえばスポーツです。スポーツテレビ観戦を実戦している人は多数いますがライブでの観戦になると極端に減るでしょう。観戦でなく実戦となるとごく一部になってしまいますが皆さんは如何でしょうか。実戦でのスポーツ暦ですがガキの頃はズックの手作りグローブでの三角ベース、中学時代は卓球、高校時代短い期間でしたがラグビーに熱中した期間がありました。対抗試合で相手校に遠征したときに銭湯で着替えをしたことが何故か記憶に残っています。大学でアーチェリーに出会いリーグ戦、インカレ等の本格的な試合経験をさせてもらい、それなりのレベルでの面白さを体験しました。
 
 社会人になってからは人並みにゴルフですがどうもスポーツと言えるかどうかはなはだ疑問です。どちらかといえば本格的な競技思考なので自己流での練習と長い年月には自分のコースを含め多額な投資をしてきましたが結局は所詮お遊びの域でやっていたようで、自分の中では本来のスポーツとは言い難く堂々とゴルフをやっていますというのにはかなりの躊躇が有ります。現在も完全に止めたわけではなく、何かでお誘いがあると、のこのこ出かけてゆきます。このスポーツ自分にとっては潤滑剤としてはもってこいのツールでなかなか捨てがたく恥をかきかき続けている有様です。複数人の男が一寸会おうやというときに酒を飲むかマージャンをするかぐらいしか会う手立てがないというのも癪ですが現実はそんなことが多いのも事実です。そんなときに便利なのがゴルフでそういう付き合いゴルフが現在の状態ですが、本能的にコースに出る前には少し練習場に通っています。この辺がわずかスポーツ性を残している所以です。

 アーチェリーは大学卒業後は御他聞にもれず完全にどこかに置き忘れた如くの存在でしたが、23年ぶりに再開を果たしました。しかし再開の動機がはなはだ不純ですが現在の状況から考えると感謝せねばならないのも事実です。そのときたまたま出会った後輩から再開を進められたのですが、なんとインカレで距離賞をとった得点をいとも簡単に目の前で出しているのです。はなはだ失礼ですがそいつはリーグ戦にも出られるレベルではなかった記憶があるやつにです。そんなことからやってやろうじゃないかと闘志が燃えたのです。元来アーチェリーを始めた動機のひとつに歳を取ってからも続けられると言うことを考えていたこともあり、渡りに船とばかりに当時の最高級の道具を購入し、この道にのめり込んでゆくことになりました。2回/週の練習を3回/週に増やしてから少しずつ技量も向上、あちこちの試合に積極的に挑戦しました。サラリーマンの働き盛り46歳から6年間がその時代で地方転勤を機に中断となり、その後10年間完全にブランク、62歳から再々開し現在に至っているといった具合です。なんと150射/日をノルマにするのが日課ですが、残念ながらやればやるほど戦績が落ちてゆきます。若干意地になっているのですが結構楽しくやっているのでこれはこれでいいのでしょう。当方にとってスポーツとは何ぞやが少しは御理解していただけたでしょうか。

 それはそうと、おとといやった横須賀との対抗戦もこのところの実態の通り、団体戦は大敗、個人戦もかすりもせずその他大勢組みで枯れ木の賑わいに深く沈んだところです。意欲は人一倍ありますが、残念ながら実績が伴わないのは何故でしょうか、いやいや未だ歳のせいにはしたくありません。帰りの車の中では雨と射場のせいにしておきました。
 
 農作業ですが、トマトは2週間程度でやっと発芽し外に出したり室内に取り込んだりの繰り返しで順調に育苗中、ジャガイモは3月初旬に4種各1kgで4kgを植えつけましたが未だ土の中、土の割れ目もありません。今月に入ってキュウリ、ナス、カボチャ、等の種を播き苗作りをする予定です。畑は自生した菜の花満開、冬越を終えたソラマメ、キヌサヤ、ツタンカーメンの豆が花を咲かせましたが、グリンピースは菜の花に負けどうも失敗のようです。初めて種から手がけたタマネギは100点ではないですが、まあ70点程度の出来で、このところの雨の恵みで急激に成長しています。イチゴも順調に冬を越しあちこちで白い花をつけていますので5月の連休明けごろにはビタミンC供給源として活躍するでしょう。ホーレンソウ、カブ、ワケギ、ブロッコリー、春菊等、葉物は次の作物の場所作りのこともあり毎日収穫、少々もてあまし気味といったところです。
               
                    2008年4月1日