2009年皐月便り

   2009年皐月便り
こんにちは
 
 最悪ともいえる景況の中のゴールデンウィークですが、リタイアーしてからは1年中がGWなようなものでこれといった計画もなく普段と変わりなく過ごしています。この時期農作業の繁忙期ですが先ずはトマト用の畑の準備です。苗は順調に育っており連休明け頃を定植と考えていたものがどうも其れよりかなり早くなりそうな気配のため急遽植えてあったレタスやらほうれん草を取り除き、堆肥入れの作業をしました。息子が車で無料配布の堆肥をとりに行ってくれたので大助かりですが数年前と違い堆肥運びや、畑の耕しは結構腰に来るので一度にやらずに何回にも分けて少しづつやることにしています。しかし苗の生長が早いのでそうのんびりもしていられなくなり半農半弓状態では午前中農の場合が特にきつく感じますが、半弓の1日150射のノルマはいまのところクリアーしています。トマトは3月9日に種を播いたのですが、中玉(ちゅうだま)とミニの品種の成長が早くこれだけ先行して畑に定植することにしました。大玉(おおだま)の桃太郎はまだ定植には早すぎるためもう暫く縁側での水遣りを続けます。昨年余った種のイタリアントマトもダメ元で播いておいたら発芽したので其れを合せると今年は4品種70本を植え付けることになります。7月には旨いトマトが採れるはずですが連作障害が一番の心配です。なにせ狭い畑をやりくりしながら回し植えをしているためどうしても間隔が短くなってしまいます。現在イチゴが収穫期に入っていますがどうも連作障害がでたようで味はそれほど悪くはないものの形が悪く売り物には程遠い出来です。今年はミツバチが異常に少ないとのことですがその影響もあるかも判りません。秋に播いたツタンカーメンの豆(エジプトエンドウ)が収穫真っ盛りですが今年も大豊作で、もう何回も豆の炊き込みご飯を食しました。ジャガイモは既に2回土寄せを行うほど元気良く育っておりここ数日の間に花が咲くほどになりました。ソラマメも下のほうの鞘がどんどん大きくなっています。タマネギは4月の声を聞いた辺りからぐんぐん伸びだしこのまま順調に行けば今月末には新タマネギが収穫できそうです。この後、先ずはキュウリを畑に定植しますが18粒まいて歩留まりを考えたものの100%の発芽なので今度は植える場所に困ってしまいました。ナスは16/18の発芽でまだまだ双葉の赤ん坊といったところで当分縁側を占領していることでしょう。これからニガウリ、ナタマメの種蒔きと、ハヤトウリを畑に植えようかと考えています。カボチャは買った種の栗カボチャと株主優待でもらった北海道産のカボチャの自家採取の種ならびに「宿儺(すくな)かぼちゃ」と言う珍しいカボチャの種が手にはいったので、この3種を今年は植えて見ました。『宿儺かぼちゃはヘチマのような形をしており、長さは50~80cm。重さ1個2.5kg前後で大きな物は重さ5kg程度にもなる。表皮は淡い緑色に濃い緑色のまだら模様が入り、表面は滑らかである。果肉は鮮やな黄色である。糖度が高く、クリのような甘味とほこほこ感がある』と物の本には書いてありますがうまく実をつけるかお楽しみです。岐阜県高山市丹生川町で自家用野菜として栽培されていたカボチャで2001年(平成13年)、宿儺かぼちゃと命名されるが名前は、飛騨国に伝わる伝説上の「両面宿儺(りょうめんすくな)」からだそうです。
 
 アーチェリーも相変わらず熱心に取り組んでいますが大学のリーグ戦のゆくえが気がかりです。女子は優勝決定戦に進めるようですが男子は二部との入れ替え戦に臨まねばならず先行き心配です。一方、後輩が主催しているOBの「強化練習会」(打倒K大又は各種代表強化候補選手のためと何れもお好きなように解釈可)が通算で400回を超えましたが昼間は富岡射場での練習会、夜はこれを祝って中華街で食事会をやろうと言うことになっています。概ね1回/週の頻度の練習会なので塵も積もればということでやはり継続は大きな力ですが、まだ残念ながら全日本級が出てきませんのでこれは時間の問題と言えるかは微妙です。特に寄る年波との戦いでもあるためは言うに及ばずですが、残念ながら其れが現実です。

  最後に触れておかねばならぬのは最近の特筆すべきニュースで豚インフルエンザの大流行です。WHOで定める警戒水準フェーズ5の段階に突入しました。日本ではまだ感染者が出ていないようですがカナダからの帰国者の高校生に疑いが出ているようでこれは時間の問題でしょう。不景気の中、追い討ちをかけるような疾病の流行でそれでなくとも暗い世の中がますます暗くなるのではと心配されます。少しでも明るくと言う訳でもないでしょうが今年はホタルイカが豊漁で安いそうです。
               
                  2009年5月1日