2009年文月便り

            2009年文月便り
こんにちは。
 
  7月といえば今年ももう半年が過ぎてしまったということです。6月26日は全国に先駆けてわが街逗子海岸の海開きでした。少しでも話題性を持たせたいという涙ぐましい努力が一番早い海開きと相成ったのではないかと思っていますが、海岸には海の家が立ち並び、既に準備を終え営業を開始しています。昔はよしず張り一辺倒で端から端までビッシリ小屋が並んでいましたが、最近の海の家は本格的な木造であったり、工事現場の現場事務所風であったりところどころ空きも出来、かなり変化しています。半世紀近く前の学生時代には海岸中央にある「国鉄海の家」で日給500円のアルバイトをしましたが、其の建物も今年既に壊されてありません。昭和30年代後半は日に10万人~15万人も海水浴客が押し寄せ、まるで芋を洗うようといわれた遠浅の逗子海岸も今は昔となりました。

  さて7月の声を聞くといよいよトマトの収穫が楽しみになります。今年は4品種70本を植えつけましたが、初収穫は6月24日の黄色のミニトマトでした。その後中玉のレッドオーレという品種が採れ出しましたが桃太郎とイタリアントマトはもう少し時間がかかりそうです。2間X3間の畑に2mの竹の支柱を立てロープを張りネットを架けたのでカラス対策は万全です。今年はカボチャがやけに順調で狭いところに少し植えすぎかなという感じでしたがゴロゴロ成っています。「宿儺(すくな)かぼちゃ」というひょうたん型のかぼちゃもちゃんと実をつけましたが一部カラスに突かれ、あわててネットを張りました。ナスも順調に生育していますがやっと小さな実が付いた段階で収穫はもう少し先になりそうです。

  アーチェリーも相変わらず練習に余念がありませんが中りはいまひとつパットしませんのでどうしてもトーンダウンになりがちです。今月は大学のOB会の合宿を甲子温泉で予定していますが、なんとか若手(と言っても皆還暦を越えたジジイですが)に一泡吹かせるべく特訓をせねばと思っています。ベイン(矢羽根)がレストにあたって破損する状態を手直ししたら20~30点ほどスコアーアップしたと喜んだのも束の間、雨中での6月の月例会では元の木阿弥と結果が付いてきませんでした。現在はイタリア製の軽量ハンドルのファイバーボウをなんとかものにしたいと使っていますが又気分で変えるかもしれません。何れにしても最近は「歳はとりたくないね~」という台詞が多くなっているのは困りものですが逗子の協会には3~4歳年上の先輩が弓を射っていますので当方も頑張らねばと尻に鞭をいれています。

  解散総選挙の話題がニュース性を帯びてきましたが、政権末期的症状も出ており、景況不振が続くなか、暫くは梅雨時特有のすっきりしない天気と同様な状況が続きそうです。カミサンはといえば10日間ものアイルランドへの旅行を無事成し遂げ、ガスが完全に抜けたのか平穏な日々に戻りました。梅雨明けには今しばらくかかりそうですが、もう若くない皆さんに於かれましては格段の御自愛下されんことを、又そうでない方も油断なきよう一言申し添えます。
                
                2009年7月1日