2010年皐月便り
こんにちは
連休に入ってやっといつもの春らしくなりました。天候不順で野菜が高騰していますが我が農園も若干影響が出ています。キヌサヤやツタンカーメンの豆、グリンピースなどエンドウマメ系の豆類は比較的順調ですが、ソラマメの花はよく咲いていたのですがどうも実が付いていないような感じです。全国的にミツバチが少なくなっているのが影響しているかもしれません。ミツバチがいないと騒がれれば栃木のイチゴ農家ではミツバチの盗難が流行ったりしてなんとも情けない風潮です。ジャガイモは3月初旬に植え付け普通なら4月初旬には芽が生え揃うのですが最近やっとジャガイモらしく青々と葉が茂ってきました。イチゴも、路地ものはもうそろそろ赤く熟れた状態が出現してもいいのですが10日程度は遅れている感じです。トマトは例年5月の連休には畑に定植出来る位に苗が生長するのですが、今年はまだまだ畑に定植するまでには育っていませんのでやはり10日~2週間程度遅れている感じです。定年後からのまだ短い百姓生活ではありますが初めての経験です。それでも専業農家ではないので気は楽ですがこれが専業だと戸別補償に頼りたくなるのも頷けると言うものです。
半農半弓生活でこの異常気象ともいえる天候をしのいでいますが、弓の方は着るもので調整すればことが済むので別段の変化はありません。練習は相変わらず1日150射をノルマに淡々とこなしていますが、ここのところ少し昔の感じが戻ってきたように感じています。中々コンスタントに中りが出るというわけには行きませんがそれでも懲りずに続けているのが功を奏して、いずれまた夢よもう一度という事も有り得ると密かに期待をしない訳ではありません。4月の逗子の月例射会は「打倒○○」とかなり公然と宣言し臨んだものでしたがあえなく撃沈、今月に再挑戦ということになってしまいました。ショートハーフ(50・30m)の試合での14点差は大差であると同時にひっくり返せない差ではないのも事実です。いずれにしてもまだまだ何とか頑張ろうという気持ちが消えてしまっているわけではなさそうです。
ところで先月末は例によっての「安宿シリーズ4月版」ということで近場の箱根強羅温泉に二泊三日の温泉湯治に出かけました。カミサンのガス抜きと当人の使いすぎ筋肉の疲労回復とさらに両者のボケ防止と目的は何時もと一緒です。結果的に二日間雨で一歩も宿から出ませんでしたが朝昼晩と温泉に浸かり合間はトランプゲーム(セブンブリッジオンリー)でボケ防止にこれ努めるという旅行を懲りずに続けていますが今回もそれなりに充分目的を達したようです。最後の日は快晴との天気予報を信じて折角だからとロープウエイで富士山でも拝もうかと思ったのですが、乗る直前に雷雲が発生し運行中止になるかも判りませんというアナウンスがありましたがここまで来たのだからと乗ってしまいました。案の定大涌谷では風雨が強くなりさっさと引き上げざるを得ず、それでもお土産に名物の黒卵を買い、箱根は何度も来ているのでもう二度と来る事もなかろうと悪態をついたものでした。
2010年5月1日