2010年卯月便り
こんにちは。
ここ数日冬に逆戻りで一転して5月中旬の陽気と春特有のお天気ですが皆様相変わらずな様で何よりです。「な様で」というのはそうでない方も中には居られるかもしれないという事ですのでお許しを。逗子の射場の桜は3~4分咲きといったところで満開までにはまだ数日を要しそうですがこの陽気で一挙に開花が進む事でしょう。現在運動公園として整備されているこの地も小中学校のころは米軍キャンプがあり、かまぼこ型の兵舎が立っていたのを思い出します。多分其の頃からあった木でしょうが桜の木としては結構大きな木が射場横にあります。桜吹雪の中での弓の練習は一寸風情があり何とも言えない趣があります。一陣の風に吹雪かれた桜と共に金的に矢が吸い込まれてゆく様をイメージしてみてください。そんな季節がまたやってきましたが練習は相変わらず精力的にこなしていますが腕も変わらずで何をやっているのやらと溜息が出てきます。それでもこのところ幾分中りが戻ってきており継続は力なりと自己満足に浸る事も偶に見られます。
農作業を本格的に始めるこの時期、トマトを主体とした夏野菜の種を3月中旬に播きましたが、やや寒かった事もありやっと発芽したといった状況です。夜間はまだ室内に入れ、昼間は日光に当ててやるといった作業の繰り返しをしています。畑を見渡せば昨年秋に播いた豆類が今は花盛りでサヤエンドウが収穫期に入りましたがまだまだ添え物程度しかとれません。冬越しさせたタマネギ、イチゴが元気よく葉を伸ばして来ています。暮れに収穫したワケギもまた勢い良く芽を吹き出し2度目の収穫期に入っています。このネギは結構重宝で友人にも秋に球根をあげたのですが評価は上々でした。3月10日に植えつけたジャガイモは結局4品種(キタアカリ、トヨシロ、ワセシロ、メイクイーン)各1kgでしたが、発芽はもう少し先のようです。農作業もここ暫くは夏野菜の育苗期といったところです。
景気はもう一つぱっとしませんが、少しづつは改善の兆しが見えてきたのかなといったようなことなのでしょうか。リタイアーするとこのあたりの感覚が明らかに鈍くなります。新聞を読んだり、ニュース番組なども昔と変わらず見てはいますが、環境が変わり、肌で感じることが少なくなったのは否めませんし、なによりも切実感が乏しくなっています。所詮ボケ防止と小遣い稼ぎ程度の株式投資では切実感など出るとは思えませんがそれにしてもぱっとしない年度初めです。日経平均は前年同期比で36%の値上がりはみせていますが、日本の回復がもっとも遅く、リーマンショック前の株価には届いていません。政治もなにやら迷走しかねないような危なっかしい舵取りで、そんなこともぱっとしない原因の一つなのかもしれません。
2010年4月1日