2010年長月便り
こんにちは
昨年の今頃は丁度トルコ旅行に行っていましたが、今年は昨日まで二泊三日で夏油(げとう)温泉に例によって安宿シリーズの湯治に行きました。この温泉は岩手県の北上が最寄り駅ですが、途中から車線無しの山道を約1時間ほど走ってみちのくの秘湯といわれる焼石岳北側約700メートルの高地に位置します。湯の沢の渓流に幾つもの源泉が湧き六つの露天風呂をゆっくりはしごすることができるとの触れ込みでしたが結局旅館の温泉で済ませてしまいました。宿も観光ホテルと銘打っていますが明らかに名前負けしています。部屋はバス・トイレ・空調無し、さらに鍵が不調で結局鍵を掛けずに外出しましたが、問題も起こりませんでした。テレビは電波が届かず雨降り状態でこれぞ秘湯の名にふさわしい環境で、ともかく山奥の各種登山ルートの入り口に当たる場所で、何も無いという印象ですが、温泉は源泉掛け流しでとても気持ち良い温泉でした。食事は年寄り向きでまあまあといったところで、総合してみると本来の湯治には相応しかったのではとの評価です。
ところで、今年の夏は猛暑、猛暑の連続で、熱中症で死んだり、入院したりという事態が例年に無く多く見られました。当方も熱中症では様にならないので、適度な水分やら栄養やら睡眠やらいい加減疲れました。8月初旬には夏風邪をひき、抜けるまで2週間もゴホゴホと咳が止まらず往生しました。19日から白馬での学生の合宿に二泊三日で付き合って一緒に弓三昧をさせてもらいましたが、走っての矢取りにはとてもついて行けません。しかし矢数はそれなりに稼ぐことが出来たので、猛暑の中での日常練習と併せ、秋にこの成果を試合でなんとかお見せできればと考えています。我が母校は今年1部陥落の憂き目に会い、来年は何が何でも一部復帰が命題となっていますが、学生の合宿練習を見ているとそれなりにやってくれるのではと思える感じでした。また今年から、創部50周年にして初めてOGの女子が新監督として指揮を執りますが、きっと頑張ってくれるだろうと楽しみでもあります。
さて猛暑の結果、農の方は良い悪いがハッキリしたようです。良い方ではトマトが大豊作で7月中旬から8月25日過ぎまで毎日トマト付けで、知人友人への配給を含めトマト、トマトで明け暮れました。またトウモロコシも毎日食し、恒例の七輪の炭火での焼きトウモロコシも数回に及びました。ここ数日前からはブドウが収穫期に入り、「種ありデラウエア」ですが甘みが強く、毎日の朝の果物として有効に利用できています。マクワウリも昔は結構甘かったような記憶がありましたが、昔の記憶ほどではありませんでしたがなんとかそれなりに収穫できました。カボチャもゴロゴロと草ぼうぼうの中からの収穫です。不作はキュウリで水不足が原因なのでこれはまあしょうがないとあきらめています。この時期本来なら盆明けに秋ジャガの植え付けですが、雨も降らず、この猛暑の中での農作業はその気にならず一向に手がつけられていません。暫くは猛暑が続くようなので秋の作物が旨くいくかどうか一寸心配です。
2010年9月1日