2010年葉月便り

2010年葉月便り
こんにちは。
今年のこの時期はトマトの収穫真っ盛りといった状況です。神奈川県三浦半島の付根に位置するわが町は天気予報では「関東南部」という表現ですが梅雨明けは「関東地方」ということで7月20日でした。わが独自の梅雨明け宣言はそれより3日早い17日に出したのですが、その梅雨明け宣言だと例年より約1週間早い梅雨明けで以降猛暑が続きトマトの生育には絶好条件になりました。尻腐れや青枯れ病が少し出ていたので、梅雨が長引いていたらかなりの被害が出たと思われますが、この天気で一挙に解決に向かい、近来にない大豊作となりました。素人のトマト作りは全て天候次第のところがあり特に雨対策は農家のビニールハウスのようなことが全く出来ません。5月の天候不順から畑への定植が10日~2週間遅れたのが結果的に良かった事と梅雨明けが早かった事がこの豊作をもたらしてくれました。友人・知人には1度ならず2弾、人によっては3弾とおすそ分けに預かった人が出てきました。味はすこぶる好評ですが、毎度の事ながら自画自賛でもあります。トマトの後はトウモロコシが順調に育っていますが収穫はもう暫く先になりそうです。マクワウリも黄色になり、ためし切をしてみましたが若干あせりすぎてやや早かったようで大根をかじっているようでしたがまあこれも時間の問題でしょう。遅植えのナスがやっと実を付け、これから暫くはナスの購入は不要になりそうです。その他ズッキーニやゴーヤ等も収穫期に入り夏野菜オンパレードといった感じです。

 今年もOB会のアーチェリー夏合宿を724日~26日に二泊三日と秘湯「甲子温泉大黒屋」で行いました。参加者は若干寂しかったのですが、恒例の細井杯は自称「天才」を退け、スコアーは中レベルでまあまあといった感じですが、OB最年長の当方が初優勝させていただきました。「天才」vs「努力」は「天才」の完敗ということで少しばかりホッとしたものでした。これで天才が勝つと何を言われるか判らないばかりでなく、妙な風潮が蔓延しかねないところでした。ある方がこう述べています『才能」とは何でしょうか?「才能」とは知性・感性などいろいろな複合的要素から構成されているようですが、その中でのモチベーションの領域、つまりその分野に関しての「大好き」という能力が、きわめて重要な役割を果たしているような気がします。どんな人でもいろいろな「大好き」を持っているのですが、その中にまだまだ「才能の芽」が眠っているような気がします。あなたも例外ではありません』と。 競技はFITA900という試合形式が恒例になっていますが、鬼の居ぬ間にということで有力な選手がゴルフに回ったことも一因ですが、82歳の先生とOB最年長者の当方(68歳)以外は90射をまともに弓が引けない有様で、練習不足を嘆く事しきりでした。2週間前からそれまでより2lbsアップの表示40lbsのリムに変えてみたのですが、特にお手上げという事もなく、難なく200射/日近く引けています。このOB会合宿も4回になりましたが、宿の大国屋さんからトップ賞としてお酒をいただきました。家に持って返っても料理酒になるのが落ちなので先生に差し上げました。幹事に継続的に「大黒屋賞」を出すように交渉せいといったらそんな厚かましい事は出来ませんというので、それでは当方がと大旦那さんに話しをしたらあっさり「いいですよ、地方紙の『民友』という新聞の囲み記事程度にも載せましょう、さらにブービー賞も併せて出しましょう」という事になりこれも年の功といったような按配でした。現在は今後の目標を「マスターズ」に定め、たゆまぬ『努力』を続けてゆこうと酷暑のなか練習に励んでいる次第です。

201081日