2011年謹賀新年

2011年謹賀新年
 
『謹賀新年
お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。おかげさまで家族揃って元気で正月を迎えております。後期高齢者までにはまだ数年ありますが光陰矢のごとしとはよく言ったものでリタイアー後、既に8年経過し「半農半弓」生活に勤しんでおります。平素の御無沙汰をおわびするとともに、みなさまの御健康とご多幸をお祈り申し上げます。     平成23年元旦            』
というのが今年の当方の年賀状であります。以前にも書きましたが年賀状は生存証明書という位置づけをしております。お世話になった方、遠くにいて日頃会いたいと思っても中々会うことが出来ない方、また一時お付き合いしてなんとなく年賀状を返したのが続いている方、義理だけの方、止めると先方から送られてくるので止められぬ方、色々ありますが生存証明書と位置付けてからはパソコンに登録されている住所録をあえて変える理由も無いので相手が亡くなれば別ですが、毎年同じ宛先を打出しております。住所録は小まめにメンテしていますが親戚等共通の宛先、カミサンだけの宛先、当方だけの宛先と3分類されております。何だかんだで170枚ほどになりますが昔は本文の木版画は当方が、宛名書きはカミサンがと分業が成り立っておりました。リタイアー後はパソコン故に全て当方の仕事になってしまいましたが、かろうじて葉書の購入と投函だけはカミサンの仕事が残っております。木版画は中学か、高校生の頃からなのでもう50年以上続けております。最大の悩みはデザインでそれが決まればあとは慣れた作業で特に問題はありませんが一番時間がかかるのはやはり「刷り」であります。今年は「般若の面」に「笑門来福、2011」という文字を彫りました。美人画、相撲絵、写楽仏画七福神、十二支、漫画等あらゆるものを題材にしてきましたが、毎年何にしようかが悩みの種の一つです。
さて今年も日々是好日を目指し、健康この上ない「半農半弓」をベースに「楽しむ」を心掛け確実に後期高齢者への道を歩んでゆきたいと思っております。ある人のブログに次のように書かれていました。なるほどと思い一部を再掲させていただきます。
『私は第2の人生のキーワードは「楽しむことだと確信しています。第1の人生は、子供のため・家庭のため・会社のためと働き詰めの毎日でした。それには重い責任が付きまとい、苦しさや辛さに耐え忍ぶ人生だったかもしれません。しかし第2の人生は、自分自身のための人生です。その自分自身が最も喜ぶ生き方は、それは「楽しむ」世界に尽きるのです。「楽しむ」とは趣味や娯楽だけでなく、自己啓発自己実現のための能力の向上をも意味し、ひいては家族や地域・社会に笑顔の輪を広げていくことでもあるのです。つまり第1の人生は「責任」が一番だとすれば、第2の人生の一番は「楽しむ」なのです。』
2011年1月1日