早春の磐梯横向温泉

<安宿温泉シリーズ>                     2011.3.9
早春の磐梯横向温泉
 
3月1日~3日まで2泊三日で恒例の安宿温泉シリーズの一環で磐梯横向温泉に旅行しました。早春とはいえここはまだ冬真っ盛りです。ホテルの真ん前がスキー場ですが平日のためか、もともとスキー客が少ないのか、人っ子一人見えませんでした。磐梯横向温泉の場所ですが郡山駅からホテルの無料送迎バスで80分と案内には書いてありましたが実際は70分程度でした。おおよそ磐梯山の東の麓に位置するといった方が判り易いと思います。そもそも温泉旅行はカミさんのガス抜き、本人の筋肉疲労の癒し、義姉のボケ防止が主たる目的で観光などほとんど期待していません。朝昼夕晩と1日3回以上温泉に入り、晴れていれば近くを散歩しますがせいぜい1時間ぐらいでしょう。今回初日は雪がチラつく程度でしたが、二日目は朝から吹雪く様相で景色などまるで見えず、ホテル内の「磐梯山が見える舞台」という場所から晴れていればここから絶景が拝めるのだろうと想像するばかりでした。
温泉宿と言えば温泉と上げ膳据え膳の食事がどうか、宿代に見合っているかと誰しも一応品定めをしますが、温泉は◎食事は普通と言ったところでしょうか。昼食はツアー料金とは別にソバかうどんですがこれは少々いただけないといった内容でした。一応山菜ソバを注文しましたが、汁がぬるすぎて又麺が伸びきっていたような感じで650円は駅の立ち食いソバの方がよっぽどましといった感じでした。さて、我々の旅行は温泉に入っていないとき、また食べていない時はいったい何をしているのかということですがこれぞボケ防止対策の極みともいうトランプゲームです。それもセブンブリッジというゲームですが繰り返し同じゲームを1回10ゲーム構成で10回戦~20回戦と続けます。疲れたら温泉に浸かり食事が終わればまた再開といった具合です。今回も20回戦ほど戦い最後に締めてみれば当方の負けでしたがトップ賞は多かったものの大負けが足を引っ張ったのが原因でした。

 三日目いよいよ帰宅の日ですが起床後の朝風呂では外は猛吹雪でとても露天風呂などには入れる状況ではありませんでした。案の定いざ帰宅の時は猛吹雪でこれで車は走れるのだろうかと一瞬嫌なことが頭をよぎりましたが、案ずるより産むが易すしと宿の運転手は慣れた手つきで視界50m以下の横殴りの吹雪の中を一路郡山駅へ突っ走りました。途中一時停止後の再スタートで車輪がスリップするなど雪道に慣れていない乗客から見れば冷や冷やものでした。まるでシベリアから沖縄に一挙に帰ってきたようだとの妙なコメントが話好きの乗客のおばさんからありましたが、無事帰宅の新幹線に充分余裕をもって間に合いました。

今回の温泉旅行費用を例によって分析してみました。あくまで暇つぶしの参考値です。個人で行った場合の費用は大よそ交通費(指定席往復)¥7970X2=\15940.-
ホテル代(2泊) \14700.-  合計¥30640.-となります。今回はフリープランツアーで全て込々の¥20000なので10640円お得となります。交通費を3割引き(大人の休日適用)で計算すると15940X0.07=¥11160なので総費用¥25860となりそれでも約¥5860程度はお得という計算になりました。
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根拠>

★交通費(経路例)

11:4012:57所要時間1時間17分料金7,970
11:40
    出発     東京
    3,890   
[ 1
時間17 ]        
    * やまびこ59 [盛岡行き]
    特急料金  [4080]  
12:57
    到着     郡山(福島)

★当該ホテルのHPによる通常の宿泊料金

平日限定・湯治プラン”
2名様以上で宿泊の場合の大人1名様の2泊4食料金 14,700