箱根忘年会報告

箱根忘年会報告
2011年12月21~22日に1泊2日の忘年会が行われました。参加メンバーはW大アーチェーリー部OB「酒をこよなく愛す」シニア・メンバーでY・I・K・S・H・T・K(以下敬称略)の7人で直前に体調不良でIがキャンセルになってしまいました。
どういうメンバーかちょっと説明が必要ですが、ある日次のようなメールが来ました。『ところで、7月にIから電話あり、しさしぶりに何人かのOB(I、K、T、Yさん)が集まり暑気払いをしました。大いに飲み、全員酔っ払い次回8月25日にも会おうという事になったのですが、小生、酔っ払いの会話と信用しないでいたら全員出席で(Mも参加していました)、危うくペナルティーを食らうところでした。そして、9月は29日(木)6:00PMです。場所は日本橋で小生の馴染みの店です。会費¥5,000円飲み放題。貴君もお閑なら顔を出してみては如何。』ということでこの延長線上の会であります。

今回の幹事は46年卒のT・47年卒のK両君が勤めてくれました。上記メンバー以外にも何人かに声をかけたようでしたが仕事だったり、先約があったり、嫌われたり?で結局このメンバーに落ち着いたとのことです。東海道線各駅の発車時刻とグリーン車の5号車に乗り合わせるということで始発の東京11:12、横浜11:38、戸塚11:48、大船11:54、藤沢11:58と到着は小田原12:37と指定の電車で無事そろって小田原に着きました。グリーン車の指定ということですっかり出来上がるのではと心配しましたが300円の弁当とビールであっという間に小田原に着いてしまいました。Iは翌日の予定もあり車で来るということでした。小田原から箱根登山鉄道に乗り、強羅からケーブルカー(健脚の方は強羅から旅館まで徒歩)で公園上までの工程ですが徒歩組とケーブルカー組に別れましたが到着は皆一緒と降りる駅を間違えての方向音痴の幹事の案内の珍道中でした。

宿は「蔵のや」という宿で元東京電力の保養所だったそうでしっかりした豪勢な建物の感じがしました。部屋割は206酒盛部屋でI・Y  、205 K ・S、203幹事部屋でH・T・K ですが、206号室はソファーのある広い部屋で2次会を行います。1日目の予定は大涌谷散策でしたが、7年寿命が延びるといわれる真っ黒なゆで卵(正確には蒸し卵)が有名です。結局行ったのはH・T・Kの少し若い3名で残りY・K・Sはゆっくりと温泉に浸かり、後から来たIも加わり飲み会をスタートさせました。お土産のゆで卵で少し寿命を延ばし百薬の長でさらに寿命を延ばしたという具合です。大体こんな感じで夜の宴会に突入し何を食べたか、また何を話したかほとんど記憶にありませんが和気あいあいと飲み、食い、且つしゃべりと2次会を含め23:30まで延々約5時間に2合瓶のお酒24本、ウィスキー1本、いいちこ1本?、ビール多数といくら酒をこよなく愛すといっても底なしがいるのか飲むわ飲むわの一晩でした。

翌日の朝食は8時ということで7時起床、朝風呂にゆっくり浸かり、全員元気に二日酔いもなく、うまい朝食を食べ、Iは仲間が待っているという川へそそくさと出発、残りは近くの強羅公園散策と宿を後にしました。強羅公園の割引券を入手したとのことで季節がら寒々しい花のない公園の散策を始めたのですが途中抹茶を飲ませる庵に立ち寄り全員で古い茶室を鑑賞し、それなりの冬景色を愛でたひと時を持ちました。また園内には温室がありポインセチアで巨大なクリマスツリーが作られ、われわれぱっとしない初老の一行を華やかに歓迎してくれたものでした。その後、昼食にはまだ早いと公園前のレストランでコーヒだけでもOKという看板につられコーヒータイムとなりましたがわざわざ時間調整していった予定のレストランは「お休み」との落ちでなんともいわく言い難くの行動となりました。

結局昼食は小田原にしようと小田原まで出ましたがYはロマンスカーでそのまま帰ると湯本から帰宅しました。その前の週、別の仲間と箱根で忘年会をやった関係からその時知った魚屋がやっているレストランに皆を連れて行ったのが大正解で¥1500なりの昼定食は評判がよく、また下の魚屋ではお土産にアジ・カマスの干物を買い(後でうまかったとの評)皆ニコニコ顔で帰宅の途に就きました。ちなみにその魚やの名前は「魚国(うおくに)」です。小田原にはたくさんのお土産用の干物屋がありますが迷ったら是非どうぞ。別にその店から宣伝費をもらっている訳ではありませんが失敗はありませんのでご安心ください。幹事からの会計報告によると収入¥119000(¥17000X7人)、支出¥119000(交通費以外全部込み込み)で足も出ず残金ゼロの目出度し、めでたしということでした。来年は新年会を1月第4週木曜日(2012年1月26日18:00~)に日本橋「三位屋」で定例会をやるそうですが別途どなたからか正式な通知が行くと思います。ということでどうにか今年も後わずかとなりましたが風邪などひかぬよう良いお年をお迎えください。
2011年12月28日記