2012年皐月便り

2012年皐月便り
こんにちは。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、「1年中日曜日または平日」の当方にとってはとくに何の感慨も湧かないのには困ったものです。
曜日という区切りも土・日から月曜日に変わりました。
というのも月曜日は射場がお休みで何の予定もない日だからなのです。
生活パターンをサラリーマンから「半農半弓」に変え今年で10年目に入りましたが、天気予報をしっかり見るようにもなりました。
晴れ日中心の生活パターンなので雨の日は何をするかを考えなければならず、これも困りものです。といったような馬鹿なことを言うようにもなったのです。
ところで今年の農は今までと少し様相が変わってこの先少し不安材料が出てきました。
3月初旬に種を蒔き、一番熱を入れていて期待も大きいトマトの発芽は遅れに遅れ、それなりに芽は出たものの未だに生育不良で何時畑に定植できるかわかりません。例年ゴールデンウィーク明けが適期なのですが今年はもっと先になりそうです。
現在の畑を見渡すとそれなりに畑らしくはあります。
まずは100均の種から育てた玉ねぎ約400本が冬を無事越して青々と葉を茂らしています。根(鱗茎)の部分が肥大するのはこれからですが、ご当地での収穫は概ね5月下旬から6月初旬といったところです。半年以上は自給自足です。
3月初旬に植え付けたジャガイモは例年4月初旬には芽が出そろうのですが、今年は約20日遅れといった感じです。数日前に第一回の土寄せを行いましたがまあ順調に葉を茂らせています。是もまた自給自足できています。
冬越しさせた豆類も現在は花盛りで、ソラマメ・グリンピース・キヌサヤ・ツタンカーメンの豆(エジプトエンドウ)が競って花を咲かせていますが、豆ごはんはもう少し先になりそうです。ただソラマメ数本に葉の縮れという異変があり、何か病気にやられているのか、連作障害か気になっています。
種取り用に残した、のらぼう菜・聖護院大根・春菊・ブロッコリー等が白や薄黄色の花をつけ咲き誇っています。夏野菜の植え付けが遅くなりそうなので種取りまでなんとか場所を占領させておいても大丈夫のようです。
秋に植えた葉ネギと分葱が今年は良く出来、あちこち配ったものの食べきれずにまだ畑を占領していますが、さすが少し硬くなり時期を過ぎて商品価値ガタ落ちです。
4月中旬ポットに蒔いておいたカボチャ3種、ほっこりえびす・ロロン・夢味(ゆめみ)が一斉に発芽し、もう一週間したら畑に定植せねばならなくなり、狭い畑の場所探しが一苦労です。
今年のカボチャはネットで「ちゃんとした種」をタキイから購入したのですが、それぞれうたい文句があります。
「甘くてほくほく作り易い早生種」というのがほっこりえびす、「形がユニークでとにかくおいしい良食味カボチャ」というのがロロン、「栗のような食感で甘い白皮カボチャ」というのが夢味のうたい文句です。
写真とうたい文句につられ3品種購入、それぞれ四粒づつ蒔き、発芽率100%良い芽が出ています。晩夏には収穫できると思いますがどんなものが出来るか楽しみです。
ゴーヤ・キュウリ・マクワウリの種蒔きもしましたがまだ芽が出てきません。キュウリ、マクワウリはケチって昨年の残り種なので発芽しない恐れが十分考えられます。
ダメなら蒔き直せばいいやといった調子です。といったところが農の点描ですがイメージできたでしょうか。
一方弓の方ですが冬場の練習は4R(150射)/日を日課にしてきましたが、春本番になり身体も動き安くなったので5R(186射)/日をノルマ的日課に切り替えております。
調子が良い (肩の位置の収まりがしっくりいっている) 時は50・30mで600点台、もう一つという時は570~580点と学生のレベルでいえばレギュラーにはもう一歩届かないといった感じで周りをヒヤヒヤさせそうな選手といったところです。
学生時代は自分で言うのもおこがましいのですが、「安定して安心してみていられるレギュラー」だった、と今でも思い込んでいる幸せな男ですが、50年前のことなので異論はおそらく出無いでしょうし、出ても免責ですね。
まあ昔の話はどうでも良いのですが、今年の大学リーグ戦は男女とも5戦全勝で女子は王座戦へ、男子は入れ替え戦へと、春合宿での「今年はイケそう」という当方の予想通りの展開で何よりですが、気を抜かず頑張って欲しいものです。
遠征のための寄付のお願いが来ていますが、厳しい年金生活者ではありますがホビー農業で出費が抑えられているジャガイモや玉ネギ代の分程度は支援できるかなと思っています。
                         2012年5月1日