台風4号の被害

6月の本土上陸は8年振りだそうですが、我が家の被害状況は惨憺たるもので眼を覆うばかりでした。
トマト56本ほぼ全滅。前日まだ小雨の中しっかりとそれなりに支柱に括り付けたまでは良かったのですが、深夜の南西からの潮風で葉はしおれ、ところどころ無残に折れてしまいました。多分少しは自然の力で再生されるでしょうががっかりです。
トウモロコシ70本もこれは再生不可能なまでにメタメタにやられていました。
これから蒔き直しをするかどうか悩ましい限りです。
ホビー農業とは言え生活に季節の旬をもたらす作物が全滅とは百姓は踏んだり蹴ったりです。
サツマイモもせっかく根付いたかなという感じでしたが半分ぐらいおかしな状態です。
いずれにしても壊滅状態でこの10年の百姓生活の中では初めての経験です。

---------------参考・・関連新聞記事------------------------------

台風4号:季節外れの上陸 過去7番目の早さ<毎日新聞 2012年06月19日 20時44分>

19日夕、和歌山県南部に上陸した台風4号。6月に台風が本土へ上陸したのは気象庁が統計を取り始めた1951年以降、11回目だ。過去には56年の台風3号が4月25日に上陸した例があり、今回は過去7番目の早さ。季節外れの上陸の原因は、強く張り出した太平洋高気圧に台風が押し上げられた上、普段より南下した偏西風に乗ったことにある。

気象庁によると、日本の南東海上には14日ごろから強い太平洋高気圧が張り出し、18日は全国の60地点で最高気温30度以上の真夏日となった。台風は高気圧の縁を弧を描くように進む特性がある。通常、6月の高気圧は強くないため台風は日本の南海上を東進するが、今回の高気圧が大きく日本列島方面へ張り出したことに伴い、台風が日本付近まで北上した。ただ、これだけでは上陸コースはたどらない。当初の予報でも台風は本州の南岸をかすめて東進し、上陸しないはずだった。