2012年葉月便り

2012年葉月便り
こんにちは。
暑中お見舞い申し上げます。
梅雨明けと同時に猛烈な暑さが日本列島を覆い、毎日熱中症による入院やら死亡のニュースで賑わっておりますが難儀なことであります。
オリンピックが始まり、NHKテレビはオリンピック一色といった感じです。朝からテレビばかりを見て過ごしている訳にもいきませんが、ここ数日はどうもテレビの前の時間が多くなったのも事実です。それにしてもなでしこの引き分け狙いの試合にはがっかりで、見て損をしました。こんなことをやっていてはいけません。
リタイアーして半農半弓を標榜して10年になりましたが、アーチェリー団体女子が銅メダルを獲得したというニュースが飛び込んできました。
アーチェリーの競技会などほとんど見たことはないと思いますが、テレビで繰り返し放映されるのを見れば、なんとなく一射の重みが理解できるのではないかと思います。これは日本のアーチェリー界にとっての快挙です。先のアテネ山本博が銀を取ったこともそうですが、マイナーなスポーツであるが故社会的認知がまた少し進み、これを見てやってみようという人も増えるでしょう。
そこでここぞとばかりのPRです。7月の逗ア協の月例会で目標に2点足りなかったのですが、ショートハーフ(50m・30m)598点で優勝させていただきました。
70歳大台に乗った月なので2点は目をつぶることにして、と勝手な言い訳ですが
33℃を超える炎天下、時折風を気にしながらの悪コンデイションのなか、敢えて日頃の練習成果が出たと申し上げておきましょう。
目の上のたんこぶのKさんが不調だったこと、又参加者が少なかった等条件がそろったのも事実ですが、そこそこのスコアーなので大満足です。
アーチェリーと言えば先月のOB会合宿に引き続き、今月は長野県の白馬で行われる学生の合宿には、2泊3日で「一緒に練習」というスタンスで参加の予定です。
学生の合宿参加を10年近く続けてその時々の学生を見てきましたが、残念ながら卒業すると皆止めてしまいます。マイナーである所以の一つでもあるのでしょう。生涯スポーツとしてアーチェリーの普及を願っている一人ですが、このスポーツの特殊性は否めません。射場(練習場)・用具・コーチ何一つとっても一般に普及するような環境が不足しています。せめて4年間それこそ学業以上に打ち込んできたアーチェリー部卒業の後輩だけでも続けて欲しいと願っている次第です。
これから夏最盛期に入ります。うだるような暑さがまだまだ続きます。節電も大事ですが熱中症で死ぬのは馬鹿馬鹿しいので程々にしましょう。
とは言うものの当家にはクーラーが息子の部屋にしかありません。せいぜい天然の風でこの暑さ乗り切ってゆくしかありませんが皆さまもご自愛ください。
2012年8月1日