2016年卯月便り

皆様
今日から新年度の始まりです。
お花見真っ盛りの季節に突入です。
今回は豚汁レシピをお届けします。

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2016年卯月便り
こんにちは。
 ここ逗子の桜の開花は例年に比べやや遅れて一昨日ではなかったかと言う感じです。東京・横浜は開花が進んで満開の情報も聞こえて来ますがご当地は先週後半の寒さで遅れてしまったようです。昨日吹き矢・アーチェリー仲間が13人集まり1~2分咲きではありますが、お花見を実施しました。車で練習に通っている方が多いのでアルコール抜きの花見ですが、そんなの花見じゃないと言われそうです。当方のお花見の定義は基本的には「食事をしながら花を愛でる」と言ういたって単純明快なものです。食事中は皆心穏やかです。その穏やかな心で花を愛でるというこの精神性を重んじているのです。弁当は駅前のスーパーで人数分仕入れてそれぞれが負担、お茶はまとめて会費で負担という非常に細やかな食事会です。このような形で毎年のようにやっているのですが今年は少しだけ変化を付けてみました。自作の自慢の豚汁を提供することにしたのです。今年の参加者は一寸多く、通常の3倍の豚汁作りです。普通豚汁に使う豚肉は薄切りのバラ肉が定番ですがここだけが他と違うのが我がレシピです。バラ肉の塊を購入し1cm角の棒状にカットしたものを使います。如何にも豚汁と言うようにあくまで豚肉が主役だよと主張させます。他の食材は一般的なものと同じですがなるべく具沢山にしています。人参・牛蒡・里いも・じゃがいも・さつま芋・玉ねぎ・大根・ブナシメジ・生姜・コンニャク・長ネギ・分葱と言った処です。さつま芋・玉ねぎが野菜の持つ甘味をだしてそれなりのバランスを作り出します。きのこ類と長ネギそれに味噌は煮過ぎが禁物なので食べる直前に入れます。出汁を加える前に野菜をよく炒めますがごま油はくどくなるのでサラダオイルを使います。薬味は刻み葱を別に用意します。青のりや七味唐辛子はお好みでどうぞといったところです。アルコールは車以外でどうしてもという方は自前でどうぞと言う感じです。場所を事前に陣取りした会社時代のお花見とは全く違う爺婆仲間の健全そのものと言ったお花見でした。花見の定義などまともに聞いてくれる方は少なく、主流は花より団子派なのは予想通りと言うべきか悲しむべきといったところですが、豚汁は好評で、皆ワイワイガヤガヤ楽しいひと時でした。
 今日から新年度ですが、リタイアー後は年度替わりなど眼中になくなるのは致し方無いのでしょうか。国家予算は何とか年度内成立を果たしたもののこれで終わりではありません。早く予算執行に着手し景気浮上をはからねば元の木阿弥になりかねない黄色信号が灯り出した景況観であることは間違いないようです。一般会計総額が過去最大の96兆7218億円に上る平成28年度予算ですが、大台に乗るのは時間の問題となってきました。ではご機嫌様さようなら。
2016年4月1日