2018年迎春


迎春
旧年中は大変お世話になり ありがとうございました
本年がより一層よいお年であります様 お祈り申し上げます
本年もよろしくご愛読ください。
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2018年迎春
新年あけましておめでとうございます。本年も相変わりませず、宜しくお願い致します。旧年中はお世話になりましたが後期高齢者2年目となる本年はさらに心しないと、と、新年を迎えるにあたり改めて思うことしきりです。今年の年賀状ですがぎりぎりセーフで期限までに作成し投函しました。背景のイラストは歌舞伎の「隈取」を使い黒・赤・青の木版版で彫り上げました。従来版は黒一色の版で後は肉筆で色付けをしていましたが今回は少し手間をかけ三色刷りをしてみましたがやはり彫りに時間がかかり、いい加減うんざりといった辛抱無しの老化現象がしっかり進んでいるようです。とはいえ年一回60年の歴史ある作業なので続けられるうちは続けようかと思っています。文言を入れた最終結果は生憎プリンターが故障でスキャナーが使えず、ここには掲載できませんが悪しからずお許しください。カミさんのも含めて160枚ほど印刷中にプリンターが故障になりさて困ったなあと思って対策を考えた末息子のプリンターを借りるのが一番手っ取り早いことに気が付いて期限までの投函何とかセーフといったような年末風景でした。年末はそれなりに役割分担が決まっており、年賀状作成は旦那の仕事です。
新年にあたり抱負のようなものを毎年考えていたのですが残念ながら湧いてきません。無理やり書くのもいただけないので今年は正直ベース無しで行きますが、心配事はと言えば日本の政治でしょうか。対抗軸となる民進党が瓦解し大政党体制が遠のいてしまったことです。自民党一強ではやはり問題です。政策に似通っている部分があっても、候補者や政党の根底にある違いをはっきり認識していることが重要です。多くの場合、マスコミは現実の政策に大差はないという言説を垂れ流し、マイクを向けられた市民の多くが「どっちも同じ」と答えるのが通例です。政治の構図は、かつての保守・革新とか、右・左といった単純な軸では捉えきれなくなっています。右・左の軸に、市場原理主義か規制派かの軸を加えると右の規制派はいわゆる自民党守旧派、左の規制派はオーソドックスな社会主義となる。規制緩和を進める一方で国家主義を強化しようとしている現政権はどこに入るの?左の市場原理主義は有り得るの?そんなことを年頭にあたり考えてみましたがよくわからない、そこで議論が必要で自民党一強ではだめ、やや無理筋ですが、論理飛躍があるかもわかりません。飛躍の年本年もよろしくお願い申し上げます。                               
     2018年元旦