大谷翔平 自身の関与否定 水原氏の賭博問題

ショッキングなニュースでしたが憶測が憶測を呼ぶので本件決着がつくまでは大谷自身の発言のみ記録に留めることにしたいと思っています。

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大谷翔平 自身の関与否定 水原氏の賭博問題  2024年3月26日 8時29分

大谷翔平 発言全文》
「悲しくショック」
僕自身も信頼していた方の過ちというのを悲しいというか、ショックですし、いまはそういうふうに感じています。現在進行中の調査もありますので、きょう話せることに限りがあるということをご理解いただきたいということと、詳細をわかりやすく皆さんにお伝えするためにまとめたメモがありますので、こちらに従って、何があったのか、説明させて頂きたいなと思います。

「僕自身は賭けたり送金依頼をしたりはない」
まず始めに、僕自身は、何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことなどはまったくありません。本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたということも全く知りませんでした。彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りにもみんなにうそをついていたというのが、結論からいうとそういうことになります。

「水原氏の話まったくのうそ」
先週末、韓国ですね、僕の代理人に対して、メディアの方からスポーツ賭博について関与しているのではないかという連絡がありました。水原氏は、僕にこういった取材の依頼があるということは、僕には話していなかったし、僕の方にそういう連絡はきていなかったので、水原氏は僕と話して分かったのは「某友人の借金の肩代わりとして支払った」というふうに、僕の代理人を含めて、みんなに話していました。

その翌日にさらに尋問で水原氏は代理人に対して、借金は自分のもの、つまり、水原氏自身がつくったものだということを説明しました。それを僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話したそうです。そしてこれらはまったくすべてがうそでした。

そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは韓国での第1戦が終わったあとのチームミーティングです。そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕に通訳はもちろんついていなくて完全には理解できていなくて、何となくこういう内容だろうなというのは理解できていましたけど、その時、何となく違和感を感じていました。

“送金してくれと頼んだことも許可したこともない”
彼は僕に対してホテルに帰ったあとで2人でより詳しいことを話したいのでいまは待ってくれということで、まずホテルまで待つことにしました。ミーティングの時に水原氏がギャンブル依存症だということは僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることはミーティングの時は知りませんでした。

僕は彼の借金返済にもちろん同意していませんし、ブックメーカーに対して送金をしてくれと頼んだことも許可したことももちろんないです。そのあと、試合後ホテルに戻って初めて水原氏と話して、彼に巨額の借金があることを知りました。彼はその時私に僕の口座を勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを伝えてきました。

「きょうお話しできてよかった」
僕はやっぱりおかしいなと思って代理人に話したいということで、代理人たちを呼んでそこで話し合いました。話し終わって、代理人も彼にうそをつかれていたと初めて知って、すぐにドジャースの皆さんと弁護士の人たちに連絡しました。ドジャースの皆さんも代理人の人たちもその時初めて自分たちがうそをつかれていたと知りました。そして、弁護士の人たちがこれは窃盗と詐欺なので警察の当局に引き渡すという報告をしました。

これがそこまでの流れなので、僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、ブックメーカーに送金したという事実はまったくありません。正直ショックということばが正しいとは思わないですし、それ以上のことばでは表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきたので、いまはそれをことばにするのは難しいなと思っています。ただ、今シーズンも本格的にスタートするのでここからは弁護士の方にお任せしますし、僕自身も警察当局の捜査に全面的に協力したいなと思います。

気持ちを切り替えるのは難しいですけど、今シーズンに向けて精いっぱい、きょうお話しできてよかったなと思っているので、きょうはこれがお話しできるすべてなので質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います。以上です。ありがとうございました。

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大谷翔平 水原氏の違法賭博問題の影響など 声明後初めて言及
                       2024年4月9日 7時40分

大リーグ、ドジャース大谷翔平選手が8日、専属通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博をめぐる問題の影響について先月、声明を発表して以来、初めて報道陣の質問に答えました。

大谷選手は8日、ミネソタ州ミネアポリスでツインズとの試合前に報道陣の取材に応じました。

このなかで、大谷選手は元通訳の水原氏が違法賭博に関与したことなどについて先月25日に声明を発表して以来、初めて言及し、これまで常に行動をともにしていた水原氏がいない中でシーズンをスタートしたことについては「基本的な生活のリズムは変わってない。きょうもそうだったが、ぎりぎりまで寝て球場に来る感じだ。ただ、ここ数週間いろいろあったので、隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思うし、そういう意味ではすごいいてくれてよかったと思ったことはあった」と話し妻の真美子さんや愛犬の「デコピン」の存在が支えとなっていることを明らかにしました。

一方で、プレーへの影響については「野球をやるときにそのことを特に考えていない。やってきた技術だったりは基本的には変わらないと思うので、まずはそれを信じてグラウンドの中で100%表現するというのが僕の仕事だ。そこはグラウンドの外でなにがあっても変わらない」と述べて野球への姿勢が変わっていないことを強調していました。

そして「今のところは自分で球場に来てなにかやったり練習したりというところだ。もちろんチームのみなさんのサポートも感じているのでありがたいと思っている」と周囲への感謝を述べていました。

最後に松井秀喜さんが持つ大リーグの日本選手のホームラン最多記録175本にあと2本にまで迫っていることについて問われると「そこまでというよりは、次の1本、次の1本ということだと思う。きょうもし打ったら、またあすもという感じだ。もちろん特別な数字ではあると思うので、早く打ちたいという気持ちはある」と意気込みを語りました