大谷翔平 29号ツーラン 月間14本目は松井さん抜き日本選手最多

 連日の快挙です。NHKニュースよりの転載です

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大谷翔平 29号ツーラン 月間14本目は松井さん抜き日本選手最多

2023年6月30日 9時39分

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がホワイトソックス戦で29号ホームランを打って、6月のホームラン数を14本として月間最多記録を更新しました。
ここまで6試合連続ヒットと好調の大谷選手は、29日、本拠地アナハイムで行われたホワイトソックス戦に3番・指名打者で先発出場しました。
1回の第1打席と2回の第2打席は、いずれも変化球に空振り三振。
2点を追う4回は、2アウト二塁の場面で申告敬遠のフォアボールで歩かされ、7回の第4打席もノーアウト二塁とチャンスが広がったところでフォアボールとなりました。
第5打席は4点を追う9回、2アウト一塁の場面で変化球を鋭く振り抜き、センターへ2試合ぶりとなる29号ツーランホームランを打ちました。
これで6月のホームランの数を14本とし、おととし6月にマークした13本を超えて自身の月間最多記録を更新しました。
また、月間13本で並んでいた松井秀喜さんを抜いて大リーグの日本選手の月間最多を更新するとともに、球団の月間最多ホームラン記録も更新しました。
大谷選手は3打数1安打2打点、フォアボールが2つで連続試合ヒットを「7」に伸ばし、打率は3割9厘となりました。
エンジェルスは大谷選手のホームランで追い上げましたが反撃は届かず、7対9で敗れました。
打球速度は179.1キロ 飛距離は133.5メートル
大谷選手が打った29号ツーランは、ホワイトソックスのグレイブマン投手の低めのスライダーを捉えて、左中間のスタンドに運びました。
打球速度は179.1キロ、飛距離は133.5メートルでした。
月間14本目 松井秀喜さん抜き日本選手最多に
大谷選手の6月のホームラン数は自身最多の14本目となり、松井秀喜さんがヤンキース時代の2007年7月にマークした日本選手の月間最多を更新するとともに、球団の月間最多ホームラン記録も更新しました。
ネビン監督「研究して適応している」
エンジェルスのネビン監督は、大谷選手の活躍について「彼は数週間前は変化球の対応に苦しんでいるようだったが、研究して適応している。相手も当然、違う方法で攻めてくるが、彼もまたそれに対応している。毎日のように私たちを驚かせる彼の才能を見ることは、とても楽しいことだ」とたたえていました。