地震後の状況・・・・大学時代の浦安に住む後輩より

お見舞いメール有難うございます。家族全員無事です。米国から帰国したばかりの長男家族(5人)と三男家族(2人)は近くの浦安市内のマンションに住居を構え、我が家(2人)共々断水の難を受けていますが、東北の被災者を思うと胸が詰まります。次男家族(4人)は船橋で被害は無く、浦安の家族全員で洗濯やお風呂に入れてもらい助かっています。
昨日3/17(木)は三男の家が断水から開放されお風呂に呼ばれてきました。しかし次男の嫁の実家がいわき在住で原発事故の影響で6人疎開して来ました。助け合う光景を見ると家族の絆を痛切に感じ良い経験をしていると思います。たまたま山崎豊子の「不毛地帯」を読んでいた時なので戦時中のことを思えば畳の上で布団に寝られるだけで幸せだなあと改めて感じています。浦安の中でも新町の状況は眼を覆うばかりです。道路は波のように畝っており、液状化の埃でマスクをかける状態です。私のマンションは排水管が泥で埋まり、かつ断水ですのでトイレはすべて外の仮設トイレです。これが最大のネックです。
皆、楽観していますがあと何週間も同じ状態だとストレスがたまってくると思います。
あらためて敗戦直後、親たちがこれ以上の苦難を乗り越えて我々子供たちを育ててくれた有難さを痛切に感じざるを得ません。私のことはそれぐらいにして、同期の渡会のことが心配ですが卒業以来没交渉です。何も無いことを祈るだけです。皆様にはよろしくお伝えください。まずは御礼まで。