2018年水無月便り

皆様
いよいよ今年も梅雨の季節です。どうか体調管理に御留意ください。
今月は付録つきです。同年代以上の方には切実な問題かもしれません。

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2018年水無月便り
こんにちは。いよいよ梅雨の季節です。例年の梅雨入りはここ関東甲信地方では6月8日ごろですが今年は少し早まりそうです。先月中旬以降真夏日が続いておりそのまま梅雨に突入となりそうです。我が家では未だに母親が子供に弁当を作っていますが、夜作ってそのままにしておくと傷みが来るようで、すでに必ず冷蔵庫に格納するようにしているようです。弁当が傷む話より未だに弁当を作っている方が不思議ですが、父親がとやかく言うようなことでもないので口出ししませんが、違和感はぬぐえません。違和感と言えばアメフトの日大の対応はお粗末そのものですが翻って巨大化した組織である我が母校は大丈夫かと心配になりスポーツの位置づけについて調べてみました。この事件ある意味日本の権力構造の縮図のような事件です。我が母校では、組織としてあくまでも課外活動といった位置づけで、スポーツセンター長は『スポーツ、特に教育機関である大学で行われるスポーツは、競技会での勝利の追求のみにその存在意義があるのではないということです。スポーツが人間形成に果たす役割について巷間大きな期待が寄せられていることは、申し上げるまでもありません。学生アスリートには、高度なスポーツ技能の追求の過程において、豊かな人間性を涵養することが求められているのです。』以下のような宣言もなされています。
『  ○○〇アスリート宣言
○○〇大学は125年の歴史を経て建学の新たな世紀に入った。この間、○○〇スポーツは、学生スポーツ界をリードするとともに、わが国の競技スポーツの発展ひいてはスポーツ文化の創造に大きく貢献してきた。今、○○〇スポーツを担う私たち体育各部部員は、これまで培かわれてきた○○〇スポーツの精神を継承するとともに、そのさらなる発展を目指して、ここに○○〇アスリート宣言をする。
1私たちは、スポーツの本質を理解し、競技力の向上を図るとともに、人格の陶 冶に努めます。

2私たちは、○○〇大学の学生および体育各部の部員としての誇りと自覚を持 ち、学生の範となるよう努めます。

3私たちは、対戦相手に敬意を表すとともに、競技を支え応援してくださる方々  への感謝の気持ちをもち、競技活動に努めます。
4私たちは、○○〇スポーツを通して地域との交流をはじめ、社会との連携に  努めます。

5私たちは、○○〇スポーツを介した国際交流を通じて、グローバルな視野を  養うよう努めます。

6私たちは、○○〇スポーツの経験を通じ、社会に貢献するような有為な人材 となるよう努めます。                          2008年5月』


との記載がありちょっと安心しました。学生のころOBの在り方として、金は出すが口は出さないことと公言していたことを思い出しました。後輩がだらしないとつい口も出したくなりますが、ここのところ男女共王座戦進出の報、好調のようでなによりです
                           2018年6月1日 
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2018年水無月便り付録
 まだ早いかなとは思っていますが現実は現実、終活について考えてみます。どちらかと言えば、死んでしまえばあとは野となれ山となれというのが本音ですが、それではあんまりだ、今時無責任だと言われかねないので、取り敢えず己の終活を考え問題の所在を明らかにしてみようかと思った次第です。この言葉はそんなに古い話ではなく10年前に『週刊朝日』に連載された記事から生み出された言葉で、同誌元副編集長の佐々木広人が生みの親だそうです。社会的背景として、日本の社会は急速に少子高齢化が進み、近い将来、団塊の世代が大挙して介護を受け、いずれ鬼籍に入る。そのため現代では高齢者の間で、周囲に迷惑をかけずに人生を終わるための準備する必要性が増している。一般論としてはこのような話です。本人はPPK(ピンピンコロリ)を望んでいてもこればかりは思うようにはいきません。認知症や寝たきりでの長生きは周囲に迷惑をかけるのは必然で、何といっても家族に介護してもらうことが最大の問題なのです。そうなった時自宅介護を止め、費用は全額自己負担、並ではなく高級介護施設で面倒を見てもらうことにしますが延命治療は全く不要です。となるとまだまだ稼ぎが足りないかなとは思っています。そうなる前の準備が終活の主題ですが、具体的にはエンディングノートや遺言、どのように葬儀などを執り行うか、また財産分与の方法を事前に親族に伝えておくことです。意思表示ができないような障害を負うと手遅れになってしまうので、認知症の症状が出る前に意思表示をしておく必要があります。考えるとだんだん面倒になり、やはり後は野となれ・・・となってしまいそうですが、気を取り直して簡単な話からやっつけることにします。葬儀は親から受け継いだ寺もお墓もあるのでランクは「並」仕様で執り行ってもらえばよろしいので簡単です。生命保険金も相続人が受け取る場合に限り、「500万円 X 法定相続人の人数」が非課税金額となるので、大した金額ではありませんが葬儀費用一切合切位牌を含めても保険金で賄いお釣りもくるはずなので戒名もケチらず院号にして欲しいものです。後は仏壇に位牌が残るだけ、それで一巻の終わりとなります。本人はそれでお終いですが、残された家族はまだまだ後始末が残っています。遺産相続の考え方ですが、法定相続分ではなく、現役の子供たちは自分の働きの範囲で生活できているので、現預金・有価証券等の流動資産が残っていれば配偶者控除を最大限に使って全額配偶者の生活費・遊興費・介護費に、固定資産は西宮のマンションは既に処分済みなので、現在相続人全員が居住している土地・建物だけですが子供達の共有持ち分にして相続すれば、二度手間にならず一番経済的かつ合理的で、大喧嘩さえしなければ今後問題は起きないでしょう。考え方の骨格の叩き台で肉付けはボチボチということにして置きましょう。
                                  2018年6月1日