皆様
さあ春が来ました。例年であれば心ウキウキのはずでした。
ところが新型コロナウイルス感染症一色では身動きが取れません
暫くは頭を低くして通り過ぎるのを待つことしかできないようです。
面白くない便りのお届けになってしまいました。
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2020年弥生便り
こんにちは。世情は新型コロナウイルス感染症一色になっています。皆様におかれましてはお元気なことと察していますが用心に越したこと言うまでもありません。直接間接影響が出だしております。逗子でもマスクの購入が困難になっています。今年度最終回の歴史講座も中止の連絡が入りました。主催している同好会の集まりも当分の間開催を見合わせるという判断をさせていただきました。その他、もともと参加する気はありませんが投資主説明会の中止の報が来ました。最近は出て来いと言われても家での引きこもり状態になっているのであまり影響はないと思っていましたが、買い物や散歩も自粛となるとこれはかなり厄介な話です。クルーズ船での集団感染が問題視されていますが、こういった事態を踏まえて危機管理の在り方等組織論を含めて再構築が必要と痛感しています。台風・水害・地震・火山噴火等の自然災害並びに放射能災害についてはそれなりの長い歴史と犠牲の対価として対応ノウハウは他国より持っているかもしれませんが、感染症についてお粗末そのものと思い知らされたのが正直なところです。男女が抱き合う姿などを妄想してはいけません。濃厚接触者の定義とは医学用語ではなく明確な定義はないが疾患毎に記述と言う事のようです。今回のものは、『「濃厚接触者」とは、「患者（確定例）」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当する者である。・新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触（車内、航空機内等を含む）があった者・適切な感染防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護若しくは介護していた者・新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者・その他：手で触れること又は対面で会話することが可能な距離（目安として２メートル）で、必要な感染予防策なしで、「患者（確定例）」と接触があった者（患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する）』こういった知識は残念ながらまだまだ一般的ではありませんが、今回のことからは早く鎮静化することと今後の対応策を確立するよう願うばかりです。影響がどの程度出てくるか全く不透明ですが政治・経済・外交などなど、身近なイベントとしてはオリンピックですが影響なしとはいかないでしょうが極めて軽微であってほしいものです。人の移動に制限が加わると言う事は世界的に経済活動の停滞を意味します。マクロ経済に深刻な影響を及ぼしうるリスクであることが改めて浮き彫りになったと思います。2/24のNYダウ平均株価は1031ドル余り急落、更に2/27には市場最高値幅の1190ドル超下落し2６000ドルを割り込みました。東京株式市場もここ数日で２000円超の値下がりを見せるなど恐慌を思わせるような混乱が始まっています。暴落の歴史に懲りもせずまたもや巻き込まれてしまいました。政府は学校一斉休校などかつてない思い切った対応策を打ち出しましたがいろいろ考えるとすべてのことで先が見えないため深刻度は極めて高い緊急事態と思っています。では御機嫌様さようなら。
2020年3月1日
