2021年霜月便り

皆様

総選挙も終わり又静かな街に戻りました。季節の変わり目が顕著に感じられます。霜月便りお届けします。

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2021年霜月便り。
   こんにちは。急に寒くなりました。これから寒さが応える季節に向かいます。風邪など引かぬようご注意有れ。衆議院総選挙は如何でしたでしょうか。今回の総選挙の結果ですが、中道の目覚ましい躍進でしたが歴史の転換点になるような劇的な変化はありませんでした。西暦2021年は、令和3年、平成33年、昭和96年、大正110年、明治154年に当たります。元号は西暦と違ってどういった時代だったかがイメージし易い感じがあります。そこでこの元号表記で自分の年齢を換算して時代背景などをイメージしてみます。例えば自分は明治何年に生まれたかを 出してみると154-79=75ですので明治75年生まれとなります。同様に大正何年生まれかを出すと大正31年生まれとなります。親父が明治42年生まれなので75-42=33で親父が33歳の時の子供です。お袋は大正元年生まれなので大正31年生まれの当方は30歳の時の子供でした。とまあ暇なのでこんな計算をしてみましたが、明治75年生まれとしては明治の印象からすると3/4世紀も経っているので全く明治生まれの印象など想像できません。では大正31年生まれではどうかと言うと何となく分らんでもないがやはりピンと来ません。現在は昭和96年に当たると言われるとこれも100年近くも経っているので昭和など大昔と思うのも無理ないことなのでしょう。小学生の子供らが自分達の世代をどう見ているか、かなり生々しく想像できてしまいます。我々の世代は明治・大正生まれの親から戦時中に生まれたことから「明治・大正と昭和をつなぐ世代」と意識した時期がありましたが、平成・令和の時代になると全くそういった意識がすっ飛んでしまったことに気づかされます。元号は歴史と結びつきその時代を鮮明に思い起こさせる表記と思いますが結構いい加減でもあります。1973年と言われ時代背景をすぐ頭に思い浮かぶ方は少ないと思いますが、昭和48年と言われるとまず頭に浮かぶのが第一次オイルショックでしょうか。トイレットペーパー購入のため行列が出来ると言った騒ぎです。全国的な水不足・金大中事件江崎玲於奈ノーベル物理学賞受賞・振り替え休日始まる・シルバーシート誕生などが主な出来事だったのですがほとんど頭の中にはありません。2020・2021年はそういったことからするとコロナウイルス感染症でこれから長く人々の頭の中に残ることでしょう。令和のパンデミックで大きな力を持ったのは、実は政府だった。財源を見いだせない中、政治が担うべき仕事が増えて結果的に政治の権力が強くなっている。パンデミック対策はもちろん、格差の解消、気候変動や大地震、人口減少、それに外交や財政と、あらゆる角度からの問題を背負わなければいけない。奇しくも100年前の1918年から1920年にかけ全世界的に大流行したのがスペイン風邪で死亡者数は5,000万-1億人以上、おそらくは1億人を超えていたと推定されており、人類史上最も死者を出したパンデミックのひとつでした。コロナ禍の現在このパンデミックの真っただ中にいるわけですが何時脱出できるのかが読めません。過去の事例から類推すると3年間位はマスク社会が続くのを覚悟する必要がありそうです。100年前と明らかに違っているのが予防薬や治療薬の発達ですが、ウイルスも馬鹿ではないので生き延びるため変異を繰り返して、いたちごっこの状態はあまり変わっていないと思います。
    全く話変わって趣味の園芸ですが、この時期は来春のための球根の植え時です。フリージアはここ10数年再生産が定着しています。ずっと地植えでしたが、ここ数年はプランター3ケで育てています。地植えだと花の咲き時に根元から倒れてしまってだらしなくなるのが防げなかったのですが、100均の柵利用が出来るプランター植えにしました。すべてネット購入ですが、ヒヤシンスは買い増しで「特選ヒヤシンスセット6種12球で¥3060」、チューリップは分球してしまうので毎年購入で今年は「定番8色セット80球¥2590」、「赤色チューリップ50球¥1530」、「白色チューリップ50球¥1530」とチューリップだけで180球¥4270を投資しました。アイリスとユリは掘り起こして保存したものを各30球・20球を植え付けました。培養土や肥料代が約¥5000で〆て1万円弱程度の趣味費用がかかりましたが来年の春が楽しみです。アーチェリーやゴルフから完全に足を洗わざるを得ない現在それに比べれば何と安上がりのことかと思っています。それではご機嫌様さようなら。      2021年11月1日