エンジェルス 大谷翔平 満票で2回目のMVP受賞 大リーグ史上初

全く予想通りでしたが快挙です。今回は2紙からの転載です

次のニュースは移転先が決まった時でしょう。

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エンジェルス 大谷翔平 満票で2回目のMVP受賞 大リーグ史上初

2023年11月17日 8時29分

エンジェルスの大谷翔平選手が、今シーズン、最も活躍した選手に贈られるMVP=最優秀選手に選ばれました。大谷選手は2021年に続いての受賞で、今回も投票した記者30人全員が1位票を入れる満票での受賞となりました。満票で2回目のMVP受賞は大リーグ史上初の快挙です。(出典:NHKニュース)

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米大リーグの記者投票によるMVPが16日(日本時間17日)、発表され、ア・リーグ大谷翔平選手(エンゼルス)が2年ぶり2度目の受賞。1931年に創設され、93年の歴史を持つ同賞では史上初となる2度目の満票選出となった。日本選手では01年にイチローマリナーズ)が受賞しているが、2度は初めての偉業だ。

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 メジャー6年目の大谷は投打同時出場23試合を含む135試合に出場。打者としてはア・リーグ最多の44本塁打を放ち、初の打撃タイトルを獲得し、リーグ1位の出塁率(・412)、両リーグ最高の長打率(・654)&OPS(1・066)をマークした。他の打撃部門はリーグ4位の打率・304&102得点、95打点、20盗塁だった。

 日本人初のタイトルとなった本塁打は、開幕3戦目のアスレチックス戦で1号を放つと、その後も順調に本塁打を積み重ね、6月には球団記録を塗り替える月間15本塁打の量産態勢に入る。7月も9本をスタンドにたたき込み、2カ月連続で月間MVPに選ばれた。中でも7月27日のタイガースとのダブルヘッダーでは第1戦で投打同時出場し、111球の力投で自身初となる完封勝利を挙げると、第2戦ではDHで2本塁打を放つ超人的パフォーマンスで人々の度肝を抜いた。

 しかし、8月23日のレッズ戦の登板で右肘じん帯損傷が判明する。その後は打者に専念したが、9月4日の試合前打撃練習で右脇腹を痛めてその後の試合を欠場。同16日に負傷者リスト入りしてシーズン中の復帰を断念した。21年の46本を上回ることはできなかったが、27試合を欠場しながらキングに輝き、また、強打者の証しでもある申告敬遠はメジャーで2番目に多い21個を記録するなど、その打撃力の高さを証明する結果となった。

 投手としては2年連続2桁勝利となる10勝を挙げて防御率3・14。規定投球回には届かなかったが、132イニングを投げて167三振を奪い、被打率・184をマーク。右肘じん帯損傷と右脇腹痛のため、シーズンを完走できなかったが、ベーブ・ルースがなしえなかった前人未踏の2年連続2桁勝利&2桁本塁打を達成し、今季も二刀流で活躍した。

 チームの勝利への貢献度を示す指標で、評価基準の一つになっているWAR(Baseball Reference)は打者として6・0、投手として4・0、計10・0を記録。最終候補に残ったセミエンの7・4、シーガーの6・9を大きく上回り、米メディアの間では満票で受賞するかどうかが注目されていた。

 大谷は開幕前の3月に行われたWBCでも投打で侍ジャパンを3大会ぶりの世界一に導き、自身はMVPを獲得。MVPに始まり、MVPで締める個人としては最高のシーズンとなった。  (出典:デイリースポーツ)