2011年文月便り

2011年文月便り
こんにちは。
半年があっという間に過ぎ去り、早くも年後半入りです。夏本番直前の梅雨明け前ですが、この時期は結構忙しい時期でもありました。

6月は9年目になるボランテイアの田植えの手伝いも半日ですが顔を出すことが出来ました。我が宅地開墾農園では収穫時期が一挙にやってくるのとその後始末、次の作物の植え付けと追いまくられます。玉ねぎは6月中旬に収穫し、少し天日干しをしてネットにつめ軒下につるします。今年は200個ほどが軒下にぶら下がりました。収穫後は直ぐ耕し、サツマイモ用の畝(うね)を作ります。一畝10株程度なので100株植え付けるので10畝になるように畝間を調整します。苗はここ数年戸塚の農家から分けてもらっていますが今年も電話で事前に頼んでおき、農家の方が野菜販売に来る日に取りに行きます。そら豆の後始末をしながらここも耕さねば5月にポットに蒔いておいたトウモロコシが待っています。苗にせっつかれ、お天気と相談しながら、また現在は第一優先になっているアーチェリー練習の合間を縫っての作業です。トウモロコシは約60株植え付けましたが作った植え床に少し足りないので100均の種を2~30粒ほど直播しました。すべて直播でも良いのですが発芽率の関係で畑の美観としては苗を作って植えた方が畑見学者には評判が良いようです。ジャガイモの収穫が結局最後になりましたがお天気と相談しながらのボチボチ作業です。今年は3品種4㎏の種イモでしたが段ボール6箱と大豊作で年内いっぱいは自給自足できそうです。最近物価高でジャガイモすら1ヶ売り(¥30)と引き合いに出されていましたが、まるで他人事のように聞いておりました。「トヨシロ」という品種は男爵系ですが放射能の影響でもないでしょうが巨大なイモが取れました。玉ねぎと同様保存には小振りな方がよく、大きいと内部から腐ってきてしまいます。これらの収穫物は保存が効くもの、そうでないもの出来た順に地主には「いの一番」に物納し、友人・知人にはそれなりにおすそ分けしています。現在は丁度一段落したところで大した農作業はありませんが、カボチャ、マクワウリ、キュウリ、インゲン豆、ゴーヤ等はツルをどんどん伸ばしております。

庭にある琵琶も今年はなり年で味は店に並んでいるよりコクがあり暫く朝の果物として重宝しました。梅も一本の木から15kgも収穫出来、5kgは梅酒に、10kgは梅干にと大仕事がやっと終わりましたが、まだヤマモモの収穫が残っております。ヤマモモは果実酒にすると真紅の食前酒が出来ますし、ジャムにすると種取りが面倒ですが甘酸っぱい良いジャムが作れます。琵琶にしろ、梅にしろ、ヤマモモにしても高い木の上の摘み取りなので足ガクガクのしんどい作業ですが、要するにこの時期リタイアーして毎日が日曜日の人間にしてはとても忙しい時期だったということで、ボケている暇もなく喜ばしいのひとことです。

一方、アーチェリーは4月以降練習量が増えており、1日50m5ラウンド(180射+付け矢6射)の186射以上の射ち込みになっています。どうも点数が安定せず良い時と悪い時の落差が大きいのが悩みの種ですが「アラ古稀(60歳台最後)」の悪あがきというか、燃え尽きそうなちびったろうそくと言った方が例えとして適切かそんな感じで半農半弓(最近は4割農6割弓)の日々が過ぎてゆきます。

3月に雪景色の磐梯横向温泉、4月は伊豆高原のお花見、6月は尾瀬が原の水芭蕉との2泊三日の安宿温泉シリーズ、並びに昨日は一泊二日ですが谷川温泉で雲に隠れた谷川岳を見上げながらの温泉湯治と「原則月一温泉旅行」も続けて来ましたが、今月はOB会の夏合宿が甲子(かし)温泉大黒屋でありますし、8月は学生の白馬で行われるであろう夏合宿に参加の予定なのでシリーズとしては暫くお休みします。

坐骨神経から来る足の張りと痺(しび)れは、健気な1ヶ月間の整骨院通いの電気と超音波とマッサージ療法が功を奏したのか何とかおさまっておりますが、いつ再発するやら気になるところです。市の定期健康診断ではメタボの烙印を再度押され、電話で看護師に毒づきながらもまたまた「甘いもの断ち」を実施中であります。前回5kg5cmを4か月で達成した実績からか、この程度なら何とかなるだろうと多寡をくくっております。血圧がやや高めと心配しましたが毎日計測し出したら特に異状なく計測時の誤差だろうと勝手に安心しております。

今月も全く変わり映えのしない便りになってしまいましたが、政治でイライラが募る中、一陣の涼風になれば幸いです。さて今年も昨年同様の酷暑が心配ですが、皆様方に於かれましては、熱中症には充分ご注意の上、益々健やかで楽しい暮らしでありますよう祈念しております。
2011年7月1日