2011年神無月便り

                                                  2011年神無月便り
こんにちは。
はや10月ですが、ちょっと前まで猛暑が続いていたと思ったら一転して秋の気配が色濃くなってきました。台風15号では散々な目に合いましたが皆様のお宅は如何でしたでしょうか。門の脇の欅の古木が上2/3程度のところからバッサリ折れ枝が門の屋根にかかりあやうく押しつぶされるところでした。辛うじて屋根本体から少しずれたところに倒れたため被害少なく助かりました。枝の始末やら欅本体の切り出し等後始末に半日ほどかかりました。さらに台風が去って2~3日してからが大変で南から吹いた潮風で庭の木の葉がボロボロと落ち始め毎日掃除しても未だに落ちて来て際限がありません。特に三宝柑の樹は丸坊主となり青い実だけが落ちずに残ってはいますがこんな状態で熟してくれるものか気がかりではあります。

我が農園の木の塀も10間ほどの長さがありますが、掘立の丸太で支えてあったものが全長にわたり横倒しの被害にあいました。台風直後の逗子海岸は流木等が多く流れ着くのは過去の実績からわかっていましたので、塀を支える流木の丸太を探し出し、運べる長さに切りそろえ、結局、海岸と畑を自転車で5往復ほどして材料集めに奔走させられました。丸太も購入すれば結構な金額になりますので海岸の清掃と丸太の再利用で一石二鳥ということですが肉体労働はピークに達し夜はぐっすり寝られたというオマケ付きの台風の後始末でありました。さらに初旬に蒔いた大根もようやく本葉が出てこれから間引きし、一本立ちにしようかという時でしたが、無残にも強風に当たり根こそぎ風に持っていかれたり、引きちぎられたりで全てパーということになってしまいました。

今回ほどの強風を伴った台風の直撃は援農の稲架が倒された数年前に一度出会ったような記憶がありますが、紀伊半島の長期間の豪雨や土砂崩れ、それによる土砂ダムの出現、さらに都市部では川の氾濫による大水害は改めて台風の脅威を認識させられたというものでした。野菜は日本縦断でどこもほぼ全滅となると、暮れの野菜の高騰が予想されます。これから種を蒔いてもまだ間に合いそうな作物を探し、せっせと野菜作りに精を出した方が年金生活者の身にとっては良いのは判ってはいますが、非生産的なアーチェリーもそう簡単に放棄できません。というのも今月は15・16日とつま恋でマスターズの試合があるからです。60歳台最後の試合なので65歳~69歳対象のクラス4という区分で昨年に続き連続優勝を狙っております。来年は今年から新設された70歳以上というクラス5で出場となるので今年勝てば3連勝は取りやすいと思っているのですが、肝心の今年に新たに上がってきた65歳の選手で強い人がいないことをただただ祈るばかりです。
                                                      2011年10月1日