2021年神無月便り

皆様

 緊急事態が解除されましたが、お変わりありませんか。解除はされてもマスク等原始的対策は続けなくてはいけません。くれぐれも油断なきよう注意しましょう。台風16号が接近中ですが何事も起きないことを願っています。神無月便りお届けします。

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2021年神無月便り
 こんにちは。1か月ほどで世の中様変わりしてしまいました。連日の危機的状況が一変したのです。新型コロナ感染者の累計が150万人になり、1日の重傷者数が連日2千人を超え、更に「制御不能。災害レベルの非常事態」、入院先が見つからず自宅で亡くなると言う事案も珍しくない事態になっておりこれは医療崩壊の何物でもありませんといった緊急事態が1か月前でした。ところが最近ではここにきて感染者数が激減していますが原因が良くわかりません。ワクチン接種率が6割なのは事実ですがそれだけでは説明がつきません。一説にはコロナの変異過程で何らかの内部崩壊が起きているのではと言った説がまことしやかに出てきましたが根拠なしです。この先どうなるのか3~4か月先に第6波が到来するのかが読めませんが次の波が必ず来るとは思っています。「感染リスク零」は無いと思っていますがそうあって欲しいのは言うまでもありません。飲み薬の開発も進んでいるようでゲームチェンジの特効薬になると言われています。19都道府県の緊急事態宣言と8つの県へのまん延防止等重点措置について、政府は期限となる昨日ですべて解除されました。

 ところで近況はと言えば高齢者と呼ばれ10数年になりましたが大台乗り1年前でめっきり歳を感じるようになりました。高齢者と呼ばれてもピンとこないのは60歳代でしょうか。人によるのでしょうが自分は60歳定年でリタイアーし食べるための仕事は一切せずに10年間は徹底的に自由な遊び人をしてきました。健康で、経済的にもそれなりであったとは思っています。それが70歳の時に脊柱管狭窄症を発症し、以来「上半身ぴんぴん下半身よれよれ」状態ですが罰が当たるような悪いことをした覚えがないのに全く厄介な話です。一番不自由なのが長く歩くことが出来なくなったことです。庭を含めて家の中でこまごましたことでちょろちょろ歩く分には何の不自由さや痛みはありませんがいわゆるウォーキングが全く出来なくなってしまいました。買い物などでスーパーマーケットに行くときはもっぱら自転車を使いますが、自転車なら1時間ぐらい走り続けても問題はないと思っています。一言で言えば「膝から下の痺れ」なのですが、これが不思議で周りには理解出来ないようでうるさく歩け歩けと言われ続けています。要するに両足で大地を掴むと言った感じが無くなり、何となく雲の上をふわふわ歩いていると言った感じですが、人に説明するのも難しくいい加減うんざりです。

 さて、自民党総裁選挙ですが、決選投票の結果、岸田前政務調査会長が、河野規制改革担当大臣を抑えて新しい総裁に選出されました。岸田氏は4日に国会で行われる総理大臣指名選挙を経て、第100代の総理大臣に就任する見通しです。結果は最悪の予想通りになりましたがもう少し河野票が伸びて接戦になると思っていました。決選投票では1,3位連合で岸田:河野=257:170と大差になってしまいました。極めて個人的ですが優柔不断と言われる岸田新総裁はある意味無難ですが、今までの自民党と何ら代り映えがしないし、益々派閥の領袖政治が強まるだろうと言った感じです。ではご機嫌様さようなら。         2021年10月1日

 

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