2014年迎春

2014年迎春         

新年明けましておめでとうございます。
ご家族の皆様には幸多き新春を迎えられたことと
お慶びを申し上げます。   
さて、本年の付録つき第一報です。
今年もよろしくお付き合い下さいますよう
お願い申し上げます。     

2014年 元旦   (^・|・^)
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2014年迎春
明けましておめでとうございます。
本年も旧年に変わらずご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。日本経済も長いデフレから脱し、いよいよインフレ経済となると今までの常識は非常識となり、受け売りですが、今年はそのため学び準備する年との位置付けてす。この駄文書きも12年目に入り筆も冴えてきたと言いたいところですがただ年を重ねているだけのようです。今年は午年の年男ですが、年の初めに1年の計を記しておきたいと思います。
「半農半弓」生活も体調から後退を余儀なくされていますが、それに代わるものがなかなか見つかりません。日常活動を列挙すれば、自家菜園農作業、援農山里会農作業、庭の落ち葉の掃き掃除、花壇の手入れ、植木の剪定、庭の果樹(柑橘類・ブドウ・枇杷・ヤマモモ等)の収穫、アーチェリー、吹き矢、ネットによる株式投資、温泉旅行、年に一度の木版作成、月の便りの作文、暇つぶしテレビ鑑賞、趣味的料理(肉饅頭・ジャム作り・果実酒・漬物・干物作り)、飲み会参加、家事では布団干し、生活的料理(昼のうどん・スパゲテイ・サンドイッチ作り)、おせち料理の亭主分担分(栗きんとん・ごまめ・伊達巻・焼豚)、アイロンかけ(ズボン・Yシャツ)、大掃除の窓ふき、等々ですが、家事で全く手を出さないのが洗濯です。集約すれば農作業、スポーツ、株式投資、料理、駄作文、言い訳的家事手伝いといったところです。全く止めてしまったのはゴルフ、絵画(油・水彩)、散歩、競馬、パチンコ等ですがその気が起きなくなってしまっています。こういった日常生活の中から、目標を定めてそれなりのレベルに高めてゆきたい、それなりに時間を費やしたいと思うかどうかが行動パターンを決めるのでしょうが、新しく何かを試みようという発想がまるで出てこないという己に気付かされています。加齢には気力の維持が課題だという認識は強いのですがやはり静かに着実に低下傾向にあるようです。今年の「計」は「気力向上」かもわかりません。いずれにしても何か新しいことにトライせねばならぬようですが、さてさてどうなりますか。人生の第二ステージに入った当初も同様に思い悩んだようだったと思いますが、その時は比較的すんなり「半農半弓」が見えてきたように思います。肉体的な衰えなどないとの思い込みがそうさせたのでしょう。「ワクワク」「ドキドキ」、といった感情や「熱意」と「努力」というような状態に持って行ける「気力充実」は心身の健康がそうさせるのでしょう。まだ隠れた才能(持って生まれたものという意味で使っていますが)を見つけ出し、耕し、育て、開花させ、結実させたいなあと思うのも年の初めのなせる技なのかもわかりません。82歳で亡くなった明治生まれの親父に逆立ちしてもかなわないものがあります。書道・和歌・謡・鎌倉彫・釣り・エッセイ・囲碁・麻雀などですが、当時は57歳定年の日本電信電話公社をリタイアーし、悠々自適で好きなように生きた親父の生き方を追っているような感じは否めません。
2014年元旦 
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付録
2013年我が家の年の瀬事情

今年もあと1日となりました。年末は何かと心せわしくなりますが、毎日の日課であった半農半弓生活から射場もお休みで、家事手伝いが主たる行動パターンとなります。23日の天皇誕生日には援農ボランテイア団体である葉山山里会の年末行事である餅つき大会が行われました。農家からの1年間農作業の感謝ということで始まった行事ですが、今年は自前の田んぼから採れた三斗強のもち米を使って餅をつきました。一人2升ののし餅1枚とさらに1/4枚のおまけ、お供え餅1組、農家からの提供のうるち米2升、さらに農家で採れたレモン5ケがおみやげでした。餅つきですが当方、餅は一回もつきませんでした。では何をしたか力仕事としては蒸しあがったもち米を杵でつく前に4~5人が棒でこねますがこれには加わりました。ある程度こねた後「つき」に入りますがこの時の拍子をとる役の一手引き受けが主たる仕事です。腹から声を出し、数を数えながら餅つきを仕切ります。一臼60~70回のつきが目途です。過去に、弓の試合と重なって休んだ年が何回かありましたがどうも活気が無くお葬式とは言いませんがお通夜並のようだったとのことです。今年は足の調子がもう一つなのと、ほとんど会を欠席していたため顔を出しにくく、半ば不参加と思っていたのですが、直前になって仲間の女性から是非「豚汁を食べに来て」とラブコールがあり、渡りに船と参加した次第ですが10年以上農作業を一緒にしてきた仲間は文句も言わず受け入れてくれました。本格的手つきの餅で正月が迎えられます。
正月の飾りつけですが、農家自作の飾りものを安く譲ってもらっています。棚田のオーナーでわら細工の名人に正月飾りの玉飾り・しめ縄のごぼう締め・輪飾り等の作り方を教えてもらいましたが、1年に一回では翌年はまるっきり忘れており、それが2~3年続いたので自作は完全にあきらめ、結局できたものを譲ってもらうことになってしまっています。名人は85歳を超えていますが暮れになるとわら細工の先生を頼まれ、一回30人ぐらい生徒が集まるとのことでした。
おせち料理では亭主担当が決まっています。焼き豚・栗きんとん・ごまめ・伊達巻ですがちょっと変わったところで我が家では肉饅頭(中華饅頭)が加わります。結婚以来続けていますのでもう慣れたものでカミさんも亭主担当料理には手を出しません。栗きんとんは秋に収穫したベニアズマを使います。裏ごし、クチナシでの着色、栗は市販の瓶詰ですが、時間をかけて炭火で練り上げるという手間暇かけた本格的な栗きんとんです。ごまめ(田作り)は焙烙(ほうろく)を炭火にかけしっかり炒るのがコツです。今年はミックスナッツを刻んでナッツ入りのごまめを作りました。肉饅頭は1日掛りになってしまいますが、どうしても外せない料理です。餅を食べ飽きたときにはもってこいの主食になります。強力粉と薄力粉半々・ドライイースト・卵・牛乳・砂糖・塩が饅頭の皮でコツは少し甘くすることです。中の肉餡との絶妙なコラボが生じます。生地の醗酵がポイントですが、練った生地をボールに入れ、ラップで覆い、熱めのお湯を張った蒸し器に入れ、毛布でくるんで約3時間で醗酵させます。この醗酵方法は確実で失敗がありません。当初は炬燵に入れたり、湯たんぽを使ったりいろいろ苦労しましたが、この方法を見つけてから醗酵には何のトラブルも起きていません。肉餡はお好みで何を入れてもよいのですが、今年は筍・支那竹・干しシイタケ・タマネギ・長ネギ・人参・レンコン・豚引き肉・豚バラ(塊)・干し貝柱等で調味料は醤油・オイスターソース・ごま油・みりん・酒・八角等すべて適当に勘だけを頼りに味付けします。計量するのは粉だけで薄力500g、強力500gのみです。生肉なのでそのままでは味見が出来ませんので、少しラップにくるんで電子レンジで加熱したものを試食、一発でOKでした。コツは豚ひき肉だけでなく、豚バラ肉の塊を1cm角に切ったものを混ぜることです。要するに触感を変えることと、肉の味がしっかり出るようにしています。たとえて言えば粗挽きソーセージの原理です。粉1kgで饅頭が24個出来ます。15分蒸し、冷ましてラップで包んで、長期保存の場合は冷凍します。焼き豚は炭火でじっくり焼き上げますが、12~3年前に東急ハンズで購入した燻製用のロースター(¥15,000)が年一回稼働する本格焼き豚です。1kgの豚を半割にし、タコ糸で縛り、醤油・みりん・酒・砂糖・しょうが・長ネギのぶつ切りなどを入れたたれに3時間漬け込み炭火で焼きあげます。焼き頃は串で刺して肉汁が透明になっているかどうかでチェックします。伊達巻は通常は白身魚のすり身を使いますが無いときははんぺんで代用します。弱火の炭火で厚焼き玉子を作る要領で焼き上げ、伊達巻なので、すだれにアルミホイールを敷き、巻き上げてそのままさまし冷蔵庫で保存します。特にコツはありませんが焦がさぬよう焼くのが大変です。いずれにしろ手間暇がかかる料理を亭主が趣味と実益を兼ねた料理として受け持っているわけです。以前肉饅頭の作り方を詳しくお教えすると約束しましたがやっと今回付録ですが記すことが出来ました。その他誰もがやりますが、煩わしいのが大掃除です。その中でも一番乱雑なのが自分の身の回りですが、手の届くところに矢の修理用の道具類、パソコン、事務用品等本人だけしかわからないガラクタが積み上がっています。見るだけでうんざりと思われていますが、整理整頓のチャンスなので、しょうがなく片付けています。どうせすぐ元に戻るのに。全くの個人情報の羅列でしたが、こんなところが我が家の年の瀬事情といったところでしょうか。
2013年12月31日