2016年如月便り

皆様
 寒暖の差が多い日が続いています。冬真っ盛りのこの時期をどのようにお過ごしでしょうか。サッカーで夜更かししましたが、これはダメだと諦めかけたら立て続けに点を入れての逆転勝ち、見てて良かったです。逆も有りえます。だから面白いのでしょう。

2016年如月便り
こんにちは。
猛烈な寒波襲来と思えば、3月上旬並みの暖かさと何とも忙しい今年の冬であります。暇を持て余している毎日なので考えることも貧弱になりがちと言うか全くこれはというものが浮かんできません。昨年末19000円で終わった株式相場も年明けから続落の一途をたどり20日過ぎには乱高下の始末で何とも恐ろしい世界であります。恐怖指数というのがありますが通常は20前後で推移していたものがなんと40を超えると言う異常さであります。しっかりした理論に基づく指数だそうですがその難しい数式など全く理解できませんが、数値が高いという事は先行きの経済に対する不透明感が大きいという事なので世界中がそんな思いをしているのでしょう。恐怖指数とはよく言ったものです。大金持ちは恐怖を覚えるのでしょうが貧乏人はもう恐れることは無いとの思いかそんなことなどどこ吹く風。恐らく小金持ちは毎日泣いたり笑ったりで相変わらず右往左往しているのかもしれません。当方はと言えば静観を決め込みました。証券会社のお兄さんも心配して時々電話をよこしますが、この水準を下回ると顔が引きつって来るだろうと自嘲気味に話すしかなく、口数も少なくなります。原因は中国経済の減速と原油安と言われていますが何か根本的な疑問符があるような気もします。中東の動乱をはじめ政治的な不安定が世界を覆っているとそんなような問題です。貧富の格差が以前より顕著になったこともあるでしょう。地球規模の気候変動による自然災害の発生もかなり頻繁に起こっているような感じもします。アメリカや日本はかなりましだと思っていますが、情報革新以降世界が狭くなっており、誰かが風邪をひくと直ぐうつってしまうのが現在の世界なのでしょう。株式投資の世界はしばらく静観を決め込みますが日常はそうはいきません。手慰みという言葉があります。『1 手先で物をもてあそぶこと。てすさび。「―に書を習う」、2 ばくち。』とありましたが博打というのは知りませんでした。言われてみればなるほどと思わないでもありません。若かりし頃、競馬・パチンコにかなり首を突っ込んだこともありましたがその時の動機は暇だからではなくストレス解消ではなかったかに後付けで思ったりします。他に夢中になれるものを見いだせず手っ取り早くそちらの方向に向かったのかもわかりません。高齢になってからの博打は無いと思いますが有りえないとまでは言いきれません。健康年齢というのがありますが、厚生労働省の発表によると、2013年のわが国の健康寿命は、男性が71.19歳、女性が74.21歳に伸びたそうです。平均寿命との差が10年もあります。いつの間にか超えていたようですが、気持ちの上で若い時は太く短く、歳をとったら細く長くと、これならバランスがとれそうです。歳をとったら、身の丈に合った、分相応というのがよろしいようです。では御機嫌様さようなら。
2016年2月1日