2018年卯月便り


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皆様
平成30年度の年度変わりです。

街に出れば春の陽光が眩しい季節です。

長い間満開状態の今年の桜ですが、
もうお花見は済ませたか、真っ最中かいずれかかと思います。
卯月便りお届けします。
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2018年卯月便り
 こんにちは。このところ好天が続き桜は盛りを過ぎ、散り始めたところでしょうか。開花が例年に比べて1週間以上早まったと思ったら、雪もちらつく真冬に逆戻りと何とも忙し春分の日前後の天候でした。気分も変って、世界政治に目を向けようかと格好のテーマを見つけました。独裁についてです。北朝鮮金正恩というような闇の独裁者の話ではありません。独裁者はいくらでもおりますが世界を動かすとなるとそう簡単ではありません。まずはアメリカですが、独裁というテーマから一番遠いと思えた国ですが、トランプ大統領が出現後言いたい放題、やりたい放題という感じですが、それだけ大統領権限が如何に強いか思い知らされたものでした。勉強不足でアメリカの国内法をよく知らないこともありますが、もう少し内部牽制が働く国かと勝手に思い込んでいたようです。更に、これはある意味当然かなと思う一党独裁の隣国、中国の国会に相当する全人代憲法の修正案が採択されました。結果、「国家主席、副主席の任期は連続して2期を超えてはならない」とする従来の規定が削除され、習近平国家主席の任期の縛りが事実上消えることになりました。又時を同じくしてロシアの大統領選挙でのプーチンの大差の4選圧勝劇、通算4期目で任期満了の2024年まで四半世紀近くにわたって長期支配することになります。民主主義を標榜し、世界
を実質リードしている3国のリーダーが独裁政権そのものの様相を呈しているのは興味深い現象で、良きにつけ悪しきにつけ世界政治のターニングポイントではないかと思った次第です。事が起こった時、または事を起こそうとするとき、鶴の一声が世界を動かすということが現実になっているのかも知れません。国連が実質機能不全に陥っている現在、こういった人物の力が世界を動かしてゆくのでしょう。翻って、日本の国内政治特に国会の様相はと言えば、無様としか言いようがありません。安倍一強の政治体制への牽制が機能しているとも言えるのでしょうが、延々と同じ様な議論の繰り返しで一向に前に進みませんが、ここにきて内部のざわつきも聞こえ始めました。政治リスクによる経済への影響が荒っぽく株価に出ています。挑発するつもりは全くないと言いながらの挑発ですが、小金持ちで賢明な貴方にとってはチャンス到来なのです。安い時に買い、高くなったら売る、このサイクルが政治がらみのため荒く短いのです。別な言い方をすれば株価の乱高下が2月以降続いており一向に収まる気配がないのです。で、肝心の儲け話ですが、何が対象銘柄か、答えは「指数銘柄」です。では御機嫌様さようなら。            2018年4月1日