2018年弥生便り

皆様
オリンピックの興奮も終わりを告げ、
また何時もの日常が戻ってきました。

いよいよ3月入りです。
ことのほか寒かった今年の冬でしたが
これから着実に暖かくなってほしいものです。

弥生便りお届けします。

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2018年弥生便り。
こんにちは。平昌オリンピックには冬の大会史上過去最多の92の国と地域などが参加・日本の獲得メダル数は長野大会の10個を上回り冬季五輪で過去最多の13個、更に個々の選手の活躍には感動をいただきました。しかし全体総括としてこの大会ほど政治色が色濃く出たという後味の悪さに若干引っ掛かるのは否めません。
2月に入り株価の乱高下に悩まされております。結論としてはかなりの評価額の下落に見舞われましたが、今のところ何とか持ちこたえて踏ん張っております。ボケ防止目的にと始めたとは言え、年金だけではカミさんの要求生活水準には応えられない世の中になってきました。小遣いだけでなく、植木屋への支払い、住民税・固定資産税等の税金、健康保険料など生活費の一部を稼げとのカミのお告げには逆らえません。数年前から譲渡差益による投資目的から配当収入の投資目的に切り替えてきており、評価額はかなりの下落に見舞われましたが幸いにも実損には至っておりません。肝心の配当利回りですが2017年の実績で税引き後全平均は2.42%ですが、うちREITが3.54%、一般企業の株式が1.94%となっております。リスクはありますが銀行預金などとは比べようもなく有利なことは歴然です。株式投資ではこういった株価の乱高下には必ず見舞われますが、信用取引でもしていたら大金持ちか、ホームレスかいずれかの可能性大でした。現物取引で基本的に分散投資なので数銘柄のコスト割れは常時出現しますが、トータル的には何とかコスト割れを免れております。乱高下に一喜一憂するようではボケ防止などと暢気なことは言っていられませんが、下落するときはあっという間で、あれよあれよという間の出来事です。かつて評価額が投資額の6割になったのが最悪記録ですが、例のリーマンショックの時でした。数年下を向いて歩こう状態でしたが、その後は色々あり、やや小太り気味に、ほどほどの回復をさせてもらっております。今回の世界的な株価の乱高下がなぜ起こったのか少し調べてみました。震源は米国発ですが今回の米国株の急落は、企業業績の悪化や景気の失速懸念が理由ではなく、米国経済は引き続き好調であること、米国での減税と財政刺激が実行に移されることで、物価がこれまでの想定を超えてきたことで、長期金利が上昇に転じた事が引き金でした。米雇用統計を受け、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数が急上昇、更に足元の相場の上下にはコンピューターによる自動取引の影響なども指摘されています。ビックニュースと言えば、米国で大型減税法案が成立したことですが、その中でも最も株価に影響がある法人税率は35%から21%になることで決定しました。2018年の米企業の業績は、減税効果から上方修正が相次ぐと予想しており、今後の決算発表が注目されます。風が吹けば桶屋が儲かると言う諺通りの日本株の行方が気になります。それでは御機嫌様さようなら。
2018年3月1日