2007葉月便り

こんにちは。 

『葉月の語源は、新暦では九月上旬から十月上旬の秋にあたるため、葉の落ち月「葉落ち月」が転じて「葉月」になったとする説。 稲の穂が張る月「穂張り月」「張り月」から、「葉月」になったとする説。北方から初めて雁が来る月なので、「初来月」「初月」から「葉月」になったとする説などがある。「葉落ち月」の説が有力にも思えるが、必ずしも漢字がそのまま残るとは限らず、当て字の可能性もあるため、正確な語源は未詳。』とのことです。どうも出だしがワンパターンになりそうですが、どうせ調べたので知らない方へのサービスということにしておきます。梅雨明け宣言を出しそこねたようですが本格的な夏空が続くようになりました。関西の梅雨明けとほぼ同時に関東も明けたのではと判断していました。

 一部収穫を期待されている方にはお知らせしましたが、失敗を知らない百姓がついに惨憺たる有様になってしまいました。今まで挫折感無く非常に順調だったのですが今年ばかりはどうしようもありません。トマト畑がほとんど全滅状態となってしまいました。原因としては
  
1)少し欲張りすぎたこと。昨年は60株でしたがことしは80株に増やしたため混み込み状態で通気が  悪かった。
2)連作障害と思われる症状が出た。天候も熟しかけたとき梅雨が本格化した。 
3)追い討ちをかけるように大量のカラスに襲われた。ついに畑の近所のおばさんから苦情が出た。夜明  け前にすさまじい大群のカラスが群がり安眠妨害だと。

というわけで今年のトマトは断念せざるを得ませんでした。諦めきれませんがどうしようもありません。百姓が大変だということがまたまた実感できましたが来年以降この教訓をどう生かすか大きな課題を背負い込んでしまいました。それでも自家使用分は何とか確保しましたが、友人知人、隣近所に配りまくるということが一つの楽しみでもあったので残念でなりません。しかし一番頭が痛いのはカラス対策です。むかし沖縄のある島で毒物をまいたらその島だけ未だにカラスが寄り付かないという事実がある。ことほど左様に頭の良い鳥なのでどうしたものか、手っ取り早いのはネットで覆うことですがネットは結構取り扱いが面倒で何か良い方法があったら教えて欲しいものです。ナスやトウモロコシも狙われたという情報もありますが、上空全面ネット張りというわけにもいかず、いずれイモ類のような根菜か葉物のようなカラスがあまり見向きもしないような野菜に限定することになるかもしれません。幸い借地はJR逗子駅より徒歩5分、坪100万円以上する一等地の住宅街のど真ん中なので狐、狸、猿、アライグマのような動物の被害は今のところありませんが台湾リスは電線を伝わって自宅の胡桃の木に時々出没します。

 先日大学のアーチェリー部のOB会を泊りがけでは初めてということで、新甲子温泉で実施しました。射場は白河高原フィールドアーチェリーレンジというところですがもちろん90mまで射てるターゲットの射場もあります。競射会・宴会・ゴルフコンペ・練習会という企画でフルコースに参加しました。宴会11名、競射会7名、ゴルフコンペ7名、練習会5名(二泊組み)という参加者でした。そのうちゴルフと弓の二刀流は3名でした。値段の割には食い物がもう一つという評価でしたがそれ以外は非常に好評でOB会の恒例行事にしたいねと話し合っています。アーチェリ-部にもかかわらずゴルフコンペで人集めと見え見えですが、そうでもしないと11名の参加は難しかったかもしれません。3年後に創部50周年を迎えることになりますが、たとえばラグビー部のように人力・財力その他なにをとっても伝統ある部と異なり、まだまだ体育局のなかでは新参者でなにかにつけお粗末な組織を自覚し、色々努力が必要なこと改めて痛感しました。アーチェリーそのものがマイナーなのは昔も今もあまり変わっていませが、久しぶりに会った先生・先輩・後輩もみな変わりなく和気藹々の集まりでした。競射会はFITA900という競技、即ち122cmの大的を使い、60・50・40m各30射TOTAL900点満点を争うという競技です。結果は7人中4位でしたが、50m、40mはトップ賞で距離別表彰は無いのですが表彰式のとき距離別明細を強要して発表してもらいました。練習の成果がある程度出たなとほくそ笑んでいました。因みに優勝は60・50・40mで各251点・254点・271点TOTAL776点ですが当方は198点・260点・274点TOTAL732点でした。おまけに40mでは3射うちで満射(30点)が3人でましたが、その一人になり記念撮影をして証拠を残してあります。30射なので36射換算すると50mは312点、40mは329点になります。大的なので単純に換算しても真の姿は出てきませんが傾向としてはそんなに間違いではありません。またこの競技の的中率をあえて計算すると優勝者は8割6分にたいし当方は8割1分ですが、40mはなんと9割1分になります。普通、アーチェリーでは的中率など計算しませんがなにせマイナーなスポーツですので少しでも理解しやすいようにと試みた次第です。一方、ゴルフは参加することに意義ありということにして詳細はご想像にお任せしますがグロスで大たたきの7人中これまた4位と前回のブービーからは脱出できたことのみご報告しておきます。弓のようにグリーンに出る回数を増やせば少しはましになりそうかと、優勝者であり年間50回以上回る同伴者に尋ねたら、半分以上お世辞ですがまだまだ大丈夫と励ましをもらいました。逗子の協会の7月の月例会も残念ながらずっこけてしまいました。今月はアーチェリー部の学生の合宿がお盆に昨年同様白馬で行われますが2泊3日で参加するつもりです。

今年の逗子海岸の花火大会は特筆すべきものがありました。逗子湾に花火打ち上げ用台船3台を並べ、コンピューターで打ち上げと音楽を同期化し、全体で7500発の花火を最後の10~15分で5500発を打ち上げるという試みです。まさに身の毛がよだつような感じがしました。今回は記念すべき第50回大会ということもあり逗子発祥の飲み屋&レストランチェーンから一説によると2000万円の寄付があったとのこと。花火大会は色々見てきましたが、今回ばかりは驚きの連続でわざわざ浜まで見に行った甲斐がありました。来年以降は又元に戻り数年前までの貧弱な花火大会になるとのうわさです。というのも今回寄付した企業は一昨年は500万円、昨年は1000万円の実績がありますが来年は0円とのこと。とはいうものの一度ど派手にやってしまうとそんなお粗末なことは出来ないと思いますが如何なものでしょうか。全国的に有名になればスポンサーも1社だけでなく多数集まる好循環が生まれること必須です。主催者側のアナウンスでは10万人以上の人出ですし、この賑わいは昭和30年代の土日の海水浴場の再現だからです。

最後はやはり参議院選自民大敗ということを記しておく必要があるかと思います。お灸をすえるということなのか大きなターニングポイントになるのか、どちらかというと政界再編への第一歩とか政局とか難しい舵取りになるとかの報道が多いように思いますが今後の推移じっくりを見てゆく必要がありそうです。相変わらず以上の長文いい加減にせよの声が聞こえます
     
    2007年8月2日