2020年(令和2年)迎春

皆様
新年あけましておめでとうございます。
ご家族お揃いで新しい年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
令和と年号が変わって初めての新年ですが心豊かな年にしたいものです。
2020東京五輪の年でもあります。
本年も駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
どうかよろしくお願いいたします。
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2020年(令和2年)迎春
 新年あけましておめでとうございます。今年は何かと人騒がせな2020東京オリンピックの年です。今から半世紀56年前1964年の東京オリンピックの時は大学3年生でしたが、まるで興味がなく休みを利用して友人と旅行に行ったような記憶があります。時代を積み重ねながら今の形になったのでしょうが隔世の感があります。競技場にわざわざ出かけて観戦しようなどとは昔も今も思いませんが、昔は自宅にまだテレビがなく、なおさら興味が湧かなかったのではというのが実態だったような気がします。その当時アーチェリーは東京五輪の競技種目には入っていなかったのですが、入っていればあれだけ練習に打ち込んでいたのですから一流選手の競技を必ず観たいと思ったはずです。入場券の入手方法からして1年以上前から予約して抽選で購入するなど全く気が遠くなるような方法でそれだけで嫌気がさします。ふらりと行って気軽に見られると思うのが当たり前ではないかと思っていますが時代錯誤も甚だしいと言われるのが落ちですね。アスリートといわれる選手は何よりもオリンピックを最終の目標にしていますがそれだけの舞台と競争相手が揃うからでしょう。そういった競技なので生(なま)で観られればそれに越したことはありませんが、むしろ生よりもテレビ観戦の方が向いている競技の方が多いような気がします。生に勝てないのは肉弾戦が起こる競技でしょう。例えばボクシング・ラグビーなどですがその迫力はやはり生にはかなわないでしょう。競技観戦と言う事では今やほとんどの競技はむしろテレビを通しての方が優れています。何よりも全体がみられ、部分もいろいろな角度から更に選手の表情までしっかり観ることができます。まして4K・8Kならなおさらです。この夏どのような夏になるのか全く予想できませんが暑い盛りクーラーが効いた部屋でのテレビ観戦が高齢者でなくともいいに決まっていると負け惜しみだけはしっかり言っておきます。
 ところで毎年新年の便りは1年の計を書いていたような気がしますが、今年は賀状にも書いたように心豊かになるような年にしたいものです。気力をいかに保つかが重要な課題になりつつあるのが実態ですが、いましばらくは頑張って心豊かさを追い求めることにしようかと思います。心豊かさとはいったい何なのか、懐が豊かであるのも条件の一つであることは間違いありませんが、健康であることや、良き友人がいること、人それぞれで厄介ではあります。
 

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この絵は今年の年賀状の木版で作ったイラストですが、凝った割には残念ながら少し出来が悪かったように思っています。全く往生したのはプリンターの調子が悪く1回/年の大量印刷ではトラブルが起きるのも当たり前といった感じでした。年賀状から撤退する方が増えていますが、少し大げさではありますが、日本文化の一つだと思っていますので出来る限り長く続けたいと改めて思います。最後になりましたが本年もどうかよろしくお付き合いいただきたくお願い申し上げます。
2020年元旦