2007師走便り

こんにちは。
2007年もいよいよ師走入りです。忘年会シーズンですがリタイアーして5年になりますが何だかんだ言いながら忘年会の誘いがあるもので御蔭さまで当方も人並みに予定が埋まり寂しい思いは今年もしないでいいようです。11月下旬からカウントすると今日現在で6回の忘年会に参加することになっています。酒は昔から外ではかなりの大酒を飲んだ時期もありましたが家ではほとんど飲んでいませんでした。現在も家ではほとんど飲みませんのでこの12月は気をつけないと急性アルコール中毒になりかねません。お酒は嫌いではありませんが当方にとっては所詮潤滑剤でしかありません。酔っ払って気持ちよくなりそこで眠りにつくという酒なら良いのですが、どうしても飲みすぎて翌日1日二日酔いに悩まされるという酒なので飲みすぎないよう注意が必要ということになっています。そんな酒なので若干腰が引けているのがいけません。

 急性アルコール中毒といえば先日の早慶戦のレセプションで学生達が一気飲みをやっていましたが後輩の一人が激しく泣き出しどうも急性アル中になってしまったようでした。世の中には泣き上戸がいるとは話には聞いていましたが身近で見たのはこの歳になり初めてだったのでちょっと面白かったです。肝心の戦績は現役の学生は男女とも大敗、ベスト6で争うOB戦は辛うじて37点の僅差ではありましたが我が母校の早稲田が勝たせてもらいました。明らかに練習不足の相手にも拘らず、納得いかないのは僅差だったことでした。個人的にも何時もの練習点より2~30点は悪く、足はひっぱってはいなかったものの大差をつけられなかったことと、長老対決で10点ほど負けていたことです。相手の長老は5歳後輩ですが、年寄りには負けたくないと頑張っていました。負けは負けですが、年齢ハンデイのせいと勝手に決め付け、まあこんなもんかなと無理やり納得し、70歳までは早慶OB戦のベスト6のレギュラー選手でありたいと改めて思った次第です。賞賛すべきは参加者全員の中で、相手校のOBの一人が50M・318点30M・341点ショートハーフ659点と高得点を出したことです。一般的には社会人のほうが学生より成績がいいのですがアーチェリーはどちらかというと学生優位が残っている数少ないスポーツでしたが今回は現役トップを上回る高得点でした。更に一年ぶりに大声を張り上げ校歌を歌いましたが、このエールの交換は何度やっても、青春の一駒を思い出しての気分になり、いいひとときを過ごさせてもらいました。

 肝心の農事ですが今年は玉ネギを種から播き苗を作ったことです。赤玉ネギ150本とあわせ約400本植えつけましたが最終的に何個収穫できるか楽しみです。赤玉ネギの苗が余ったので体操仲間の友人にあげたら買った苗より良かったと喜ばれました。一念発起して2坪ほど畑を広げようと開墾をまた再開しましたが、2年かけて開墾し始めた5年前に較べると何が変わったかというと体力の衰えはそれほどではないが気力が全く萎えてしまったことでした。あらためて畑を見回し当時はよくやったなあと感慨を新たにしました。開墾とはどういう作業かを一寸説明しておきますがもともとは宅地で大きな石がごろごろしている土地を約40センチほど掘り下げ、出てきた石を取り除き、残りの土をふるいにかけ小石を取り出します。それらをすべて手作業でやりますが体積にして約1/3が石ころで減った土の分だけ堆肥を入れてやります。今の畑はそうして約40坪ほどを開墾しましたが、うんざりするほど根気が要る単純作業で、高々2坪程度ですが冬中かけてボチボチやるつもりです。2時間もやると汗びっしょりという重労働でもありますが健康的には腰さえ痛めなければ一汗かけるいい作業です。

今年も残るはあと一月となり、援農ボランテイアはタクアン用大根の残り半分の収穫、サトイモ堀、最後は餅つきと残り行事も少なくなりました。今年は試合で夏みかんの収穫をサボりましたが、ワイン用夏みかんが6トンも採れ大豊作だったようです。葉山ロイヤル夏みかんワインとして酒屋で予約受け付けており、結構人気があるそうです。葉山に来たときには一度酒屋に聞いてみてください。何故ロイヤルかは、そうなんです天皇陛下ご成婚記念に植えた夏みかんだからです。
       2007年12月3日