2008年文月便り

2008年文月便り

こんにちは。
いよいよ夏本番という月に入りますが、今年は梅雨入りが例年に比べ1週間ほど早かったのと、途中、中休みも結構長く、なんとなくダラダラ梅雨の季節が続いている感じで、梅雨明けにはまだ20日程度はかかると思うとぞっとします。どちらかというと百姓にしろ、アーチェリーにしろ好天の屋外中心生活なので長雨は歓迎しません。

 梅雨の合間、合間に農作業はそれなりにこなしています。半年間の自給を支えるタマネギ、ジャガイモの収穫を6月初旬に終え、急いでサツマイモを100株ほど植えつけました。トウモロコシも2袋/100円という100円ショップの種(たね)3種(しゅ)、すなわち「極甘コーン」、「あまーいコーン」、「カラーコーン」それぞれ2袋計80粒を種まきし、無事発芽した70株を畑に定植しました。ネイミングが面白いのですが、通常15粒ほど入っているのが、「極甘コーン」は何故か10粒程度しか入っていませんでした。数が少ないので本当に極甘かどうか、価値ありといえるかどうか、検証する必要が出てきました。トマトは昨年カラスの大群にメチャメチャにされたので、今年は早々と約6坪(2間X3間)66株のトマト畑全面すっぽりのネット掛けを施工しました。6本の竹の高さ2mの支柱にビニールロープをはり、防鳥ネットを覆いかぶせました。100円ショップの防鳥ネットで充分使えると判断しましたが、結局材料費1000円かかりました。御蔭さまで、中玉品種のシンデイースウィートというトマトの一つが赤くなり始め、初収穫がありました。カラス対策に結構手間取りましたが今年は万全のはずです。蔓ありインゲンとキュウリが数日前から収穫できるようになりました。現在畑を見回すとイチゴ(来年用のランナーを生育中)、ウコン、カボチャ、ヤーコン、キュウリ、ナス、オクラ、サツマイモ、トマト(3種)、ニガウリ、シロウリ、ナタマメ、インゲン、トウモロコシ(3種)が見られます。そうそう、今年は枇杷も良かったのですが、庭の梅の木から10kgの梅が収穫できました。今年も昨年に続き減塩(5%未満)梅干を作るつもりですが、昨年うまくいったからといって今年も成功するかどうかは、なにせまだまだ経験が足りず、やって見なければ判りません。減塩ですのでとにかく黴に注意です。減塩といえばラッキョウの自作の塩漬けは好物の一品です。この時期ラッキョウは買い求めますが、甘酢漬けではなく、若干特有の生臭さが残っている塩漬けは親父の好物でしたが、当方も大好物でおまけに息子もむしゃむしゃ食べるところを見ると大好きなようです。

 アーチェリーは絶不調が続いており、いよいよシングルの試合も諦めかという段階でしたが、弓のセットが悪いのではとアドバイスをもらい急遽スタビライザーのセンターロッドを物干し竿から26インチのものに切り替えました。弓が軽くなっただけでなく、全体バランスが良くなったのか極端に下に落ちる矢が無くなり、また#40の新リムもそれほど重く感じなくなり復調の兆しが見えてほっとしています。しかし、これもぬか喜びに終わりかねないので、もう暫く様子を見る必要がありそうです。絶不調ではありましたが、6月に入って定期的に長距離練習をはじめました。仲間3人と富岡射場でシングルの練習試合を毎週水曜日午前中3時間かけて戦うのであります。6月はすでに4回やりましたが、不思議と好天に恵まれ、平日の広々とした射場を借り切った状態で楽しんでいます。試合形式はハンデイ戦で直前の試合成績、弓の種類を加味したものを考えペナルテイがつきますので結構真剣になります。終われば近場のファミレスでゆっくりと昼食をとり反省会と称しグダグダおしゃべりがつづきます。これぞリタイアー冥利に尽きるといった生活ですがほんとにこんなのでいいのかしらと思うこともないわけではありません。会話の内容は弓の話が多いのですが、政治・経済・芸術・趣味・健康一般と手当たり次第に思いつくまま弾みます。特に他人に害を与えていることもないので、良いことにしておきましょう。
          2008年7月1日