2009年卯月便り

      2009年卯月便り
こんにちは
 いよいよ新年度入りですがリタイアー組みにとっては大した意味をもちません。其れよりどんどん時が過ぎてゆくのが問題です。「日々是好日」とはよくいったものの、ボケッとしていてはいけないよという意味が良く理解できる今日この頃です。皆さんは如何お過ごしでしょうか?別にボケッとしているわけではありませんがそんな感じで時が過ぎてゆくのも事実だとは思いませんか。

 初夏を思わせる陽気がきたと思ったら又冬に逆戻りで桜の開花がマダラ模様になったような3月下旬でしたがここにきてやっと順調に開花が進みだしました。以前「お花見」の定義を書いたことがありました。花の下で弁当を広げるというものですが、その際アルコールは絶対条件ではありません。あってもいいのですが無くてもいいのです。食事をする時というのは人が心豊かで穏やかになれる一つの環境ですが、そういった心境で花を見ることに意味があるとの思い込みです。アーチェリー仲間でお花見が計画されていますがこれはどちらかというとアルコール中心で邪道ですがこれはこれでまた別の楽しみがあります。普段はただ黙々と弓を射っている仲間ですが、皆楽しむことにかけてはすぐ合意成立です。幹事さんはお花見弁当なるものを用意するとのことですが有名料亭ではなく、コンビニ弁当なので期待しすぎるのも問題ですが、コンビ二業界も競争厳しく手を抜けば消費者からすぐ反応が出るようで馬鹿にしてはいけません。恒例の鉄鋼業界OBの観桜会は2階事務所ビルからすぐ脇の桜を愛でるお花見ですが、折角の御招待にもかかわらず、東京まで出てゆくのが億劫になり今年も迷った末に欠席してしまいました。

 さて、これから春本番で農作業も種蒔きの段階から育苗の段階に入ります。3月9日に播いたトマト3品種(大玉・中玉・ミニトマト)、キュウリ、及びカボチャはほぼ100%発芽しましたが、ナスは発芽温度の関係からかまだやっと一株の発芽しかありません。播種専用の紙ポットからやや大きめのビニールポットに植え替えて苗を育てるのがこの時期ですが、5月上旬の連休明け位に畑に定植するまで約1月ほど液肥やら水遣りやら小まめに世話する必要があります。畑のほうは定植10日前位までに良く耕し石灰で中和し、堆肥やら元肥やらを漉き込みマルチ用のビニールを張り定植の準備をします。この段階で野菜の出来の6~7割の勝負が決まるので手抜きは禁物です。

 株価は一時の低迷からやや持ち直した感がありますが、もう一段の下げがあるのではとの観測がまことしやかにささやかれており、全く先が読めないのも困った問題です。政治は景気対策に重点をおきあの手この手を繰り出していますが決め手を見つけあぐねているように思えてなりません。暫くはジタバタ動かず晴耕雨読に徹せよとのお告げなのかもしれません。
                        2009年4月1日