旅の思い出「渡り温泉」

                             2009.11.10
                  旅の思い出「渡り温泉」

東北新幹線新花巻駅より途中在来線の花巻駅を経由しバスで約50分の地にある。この時期紅葉真っ盛りでややピークを過ぎたきらいはあるが、それでも充分堪能できる景色である。ここ花巻はなんといっても宮澤賢治新渡戸稲造の街でこの二人を避けては通れない街のようだが、生憎の天気と勉強不足からの興味不足も相俟って結局記念館には足を運ばなかった。安上がり温泉旅行シリーズの主たる目的は主婦の家事からの解放と温泉療法による体力回復、さらにトランプゲームのセブンブリッジによるボケ防止である。観光はどちらかと言えば付け足しで、いい湯と旨いものがあればそれでOKといった具合である。当社Sランクとランキングされたこのホテルは部屋は広く悪くはないが、トイレがやや狭いという印象であった。最上階の5階の部屋からの眺めは特にこれといった特徴のある景色ではないが日本の秋そのものである。早速一風呂浴びようと温泉に入ったが今までは洗い場が全て埋まるというような光景にはあまり出くわさなかったものだが、ここは結構広い風呂場だが偶々かどうかかなりの混雑振りであった。温泉は無色透明で湯加減は良かったが、洗い場から出てくる湯はお湯というより水に近く、なんとも意識的に冷たくしているのか妙な具合であった。夕食は6時から指定された場所でのテーブルでの会食で料理は手が込んではいるがもう一つ特色が薄いといった感じであった。翌日の朝食はバイキングで、早めに朝風呂を済ませ7時丁度に会場に出向いたが案の定狙い通り先客は数人と少なかった。ここのバイキングは品数も多く和が主体だが洋もそれなりにあり、ヨーグルト、牛乳、コーヒー、アイスクリーム、果物等食後のデザートを含め食べ過ぎに注意しましょうと注意書きが必要なぐらいでむしろ夕食より時間がかかった位であった。我々が一通りのおかずを取り揃え食べだしたらさすが会場もにぎやかになり、広い会場も満席状態になった。1時間もかけた朝食で明らかに食べ過ぎ状態で部屋に帰り連ドラを見てから早速ゲーム開始し、午前中延々と続けた。昼食は食堂のタンメンで、食後少しは運動が必要と降ったりやんだりの雨模様の天気の中を宿の傘を借りて散歩に出た。これといった景色ではないが山が紅葉真っ盛りで雨にぬれたしっとりとした田舎道をブラブラ散歩し温泉付売家の看板があるまだ新しそうな家を横目で見ながら宿に戻った。散歩後はお決まりのコースで真昼間のほとんど貸しきり状態の温泉で日ごろの垢を徹底的に落とそうとじっくり温泉に浸かることであった。風呂から上がった後は又ゲーム再開、夕食まで延々と飽きずに続けた。夕食後もまた翌日の出発直前の空き時間もであるが結局当方の一人負けで終わったのは何だったのか。全体的にはほとんどTOP賞だが一発上がりを狙い大負けしたのが1~2回あったのが原因で結果は一人負けと言うお粗末な落ちであった。
以上


<参考データ>
今回旅行のコスト試算
どれだけ安かったか?答えは約9000円お徳だったようです。
即ち、¥9120=¥38920(個人で行った場合)-¥29800(今回ツアー参加費用)
 
 往復交通費(但し3割引適用)=¥17920=12800x2x0.7
 旅館代(二泊)=21000=10500x2
 個人での旅行費用合計¥38920
---------------内訳--------------------------------
1.交通費(例)
 11:56発 出発 東京
 7,670円 指定席5,130円  
 [ 1時間41分 ]
 * こまち17号 [秋田行き]特急
 13:37着
 13:42発 乗り換え 仙台
 ↓ [ 58分 ]
 * やまびこ51号 [盛岡行き]
 ↓
 14:40着 到着 新花巻
 経路1 11:56→14:40所要時間2時間44分料金12,800円
2.「渡り温泉―ホテルさつき」旅館代
 3名1室¥10500/人・一泊

                           以上