<安宿温泉シリーズ>
紅葉の蔵王温泉
10月17日~19日まで2泊三日で恒例の安宿温泉シリーズの一環で蔵王温泉に旅行しました。蔵王には過去2回旅行した記憶があります。最初は高校2年生でのスキー学校参加ですが、初日スキーのイロハを教わりその後山に登り、下までスキーで勝手に降りて来いというようなことだったのではないかとかすかに覚えております。2度目はリタイアー後の温泉旅行でこのシリーズの始まる前ではなかったかと思いますが、宮城側でロープウエイで山に登り眼下にお釜を眺めた記憶があります。今回は新幹線で山形まで行き、ホテルの送迎バスで約40分ほどの蔵王プラザホテルでの連泊という内容です。新聞情報では紅葉が見頃ということでしたが麓はまだ少し早く、木々はまだ緑の方が多いような感じです。今回のツアー参加者30名と事前に電話連絡がありましたが、シーズンなのでしょう最低催行人数の2倍という盛況でした。マイクロバスに21名と9名は別の車での迎車でした。観光案内によると『開湯は1900年前、日本武尊の東征の際、従軍した吉備多賀由により発見されました。蔵王温泉は強酸性の硫黄泉です。 硫黄泉には、体内のムコ多糖タンパクを活性化させる働きがあり、体内水分量を増加させ、肌と血管を若返らせるとされております。血流促進効果は、心臓、便秘、糖尿などさまざまな効果が期待されますが、特に皮膚病に効き、美肌効果もあり『美肌の湯』としても親しまれております。』毎回の如くですが、到着後は風呂が混まないうちにとすぐ入浴です。 カミさんたちは4Fの内湯と2号館1Fの露天風呂をはしごしたといって帰ってきました。どちらも同じような作りだったようです。白濁の硫黄泉はいかにも温泉といった感じで温泉好きにはこたえられないでしょう。温泉旅行は食事が楽しみの一つではあるのですが当たり外れが多いのも事実です。今回はそれなりで特別当たりという訳ではありませんが外れでもなくまあまあといったところでしょうか。2日目にロープウェイで山麓駅~樹氷高原駅~地蔵山頂駅と乗り継いで1703mまで登りました。紅葉は麓はやや早く中腹が見頃、頂上は既に終わりといった感じでした。昼食は新そばを「もってのほか」という食用菊からとったネーミングの蕎麦屋で取りました。案内書によると大露天風呂は蔵王連峰の西斜面にある高地(標高900m)の温泉である。湯量が豊富で、温泉街のあちこちからお湯が出る。蔵王温泉大露天風呂は、それまで蔵王になかった立ち寄り露天風呂で、1987年に作られた。温泉街の一番高い所にあって、スキーゲレンデのすぐ近くである。狭い渓流にそって露天風呂を作っている。渓流にかかる橋から露天風呂を眺めることができる。露天風呂は4段あって、上流2段が女性用、下流2段が男性用である。中央に脱衣と休憩用の小屋がある。といったような自然の地形を利用した露天風呂でした。
2013.10.20記