2014年如月便り

皆様お寒御座います。年が明けたと思ったらもう2月です。農閑期であり、シーズンオフなので今月はテーマ枯渇現象のお便りになりました。
2014年如月便り
こんにちは。
年が明けたと思ったらもう2月です。極寒が続いていますが皆さんお元気でお過ごしとお察し申し上げます。冬は寒く、夏暑い、日本の自然の生業は良く出来たものですが、寒いのもそろそろいい加減にして欲しいといったところです。月に一度温泉旅行に行くという安宿温泉シリーズですが、12月は御嶽山を望む雪の濁河(にごりご)温泉へ、先月は南房総のお花畑を見に2泊3日で千倉の白浜海岸に行きました。お花畑では昭和14年生まれという元船乗りのおじさんと世間話をし、その流れで娘さんかお嫁さんかがやっている花屋で花を買ってきました。おじさんによるとお花畑専業で成り立っている農家はほとんどなく、この地域でおそらく1軒ではないかとのこと。この方も小学生のころから繁忙期は一家総出で花摘みや出荷の仕事をしていた、所帯を持ってからは船に乗ってほとんど家にいなかったので奥さんと子供で何とかやってきたが、車が入れないところは雑草が生い茂り荒れ地になってしまっているとのことでした。傍から見るときれいなお花畑も内情は結構大変のようです。
忘年会で忙しいので箱根で1月に新年会をというのを温泉旅行とカウントすれば1月は2回/月ということになります。今月は福島近郊の高湯温泉の玉子湯という旅館の予約が取れています。『温泉好きなら一度は訪れたい「玉子湯」でのんびり連泊、7種の湯めぐり!』との宣伝文句に乗ることにしました。 例によっての「フリープラン」のツアーですが超閑散期で15名以上催行という割にはあっという間に人集めが出来たようで何とか予約が取れました。この「旅館玉子湯」ですがホームページによると『百四十年間そのままで・・・慶長の頃、山麓の二子塚に住む宍戸五右ェ門という狩人が山に入り、もうもうと立ちこめる湯けむりをみてさらに登り、沢辺に真っ白に湯の花のついているのを発見、それが高湯温泉の始まりといわれています。その後、文吾という炭焼きが大やけど負い、試みにこの湯を浴びたところ跡形もなく全治しました。この霊泉はその後長い間放流されていましたが、明治元年庭坂村名主後藤興次兵衛が難病に悩む人々のために、仮小屋を造って浴用に供しました。 これが玉子湯開業の第一歩であり、以来温度・泉質共変わることなく現在に至っています。』と伝統ある旅館のようです。今年は温泉旅行の出足好調ですが、これからの旅行シーズンは計画実行が難しくなるのが実情です。旅行もこの歳になると観光は散歩程度でほとんどしません。朝昼夕晩の風呂とボケ防止のセブンブリッジ、三度の食事の支度や掃除洗濯等家事からの解放、道の駅でその土地々の名物探しが主たる行動です。2泊三日で交通費込2万円~3万円のフリープランをネットで予約、決まれば銀行振り込みをし、旅行社から切符が送られて来るという仕組みなので、このシリーズも5年目に入りますが、毎月でもなんとか続いているのでしょう。
2014年2月1日